セルフパブリッシングについての雑記

セルフパブリッシングには、コストが安いとか、スピーディーだとか、編集会議を通さなくてよいとか、いろいろな要素があります。

で、その結果として「これまでの(商業)出版には乗らなかったコンテンツ」というものが「本」として出てきます。

なぜ、それらのコンテンツが(商業)出版には乗らなかったのかというと、

  • コストが回収できないと判断された(あまり売れない企画)
  • コンテンツのボリューム不足(あるいはボリューム過多)
  • 面白いと評価する人に出会えていない(発掘されていない)

みたいなことがあろうかと思います。ニッチすぎたり(あるいは最先端すぎたり)、内容に厚みがなかったり(あるいは厚すぎたり)、出版に関わる人が目を付けていない分野だったり、といったことです。

そういうコンテンツが「本」として世に出てくるようになる。

もちろん、多くの人にとっては、玉石混淆の石の率が高まる結果になるのかもしれませんが、ごくたまに信じられないほどの玉と出会える可能性も出てくるでしょう。フィルターというのは、良し悪しなのです。

セルフパブリッシングの使われ方

別の視点からセルフパブリッシングを眺めてみると、いくつかの「使われ方」が想定されます。

  1. 作家・ライター・物書きの別ルート
  2. 商業出版を志す人の登竜門
  3. 広い意味での趣味

1は、本を出すことはできるが出版社がGoサインをくれない企画案を持っている作家(エトセトラ)が、それを世に問うために使う、というもの。

2は、「〜〜新人賞」に応募する代わりにセルフパブリッシングしてみたり、ビジネス作家を目指す人がセルフパブリッシングしてみたり、といったもの。

3は、ブログあるいは同人誌の延長線上で(あるいは同心円内で)電子書籍を作って売る、というもの。

行為、あるいはメディアの形式としてみればどれも「セルフパブリッシング」です。が、その実体はいろいろでしょうし、目的も違います。その違いは、ある程度踏まえておく必要があるのかな、と最近感じます。

ちなみに雑記ついでに書いておきますが、たとえ1でも、商業出版とおなじレベルの「本」が出てくるとは限りません。特に、作家オンリーで作られた「本」に関してはその傾向が強まります。やっぱり(プロの)編集者の存在というのは大きいのです。あと、マーケティングの発想を持っていないと__よほどの知名度がない限りは__なかなか売れないでしょう。

2に関しては、もう頑張ってください、としか言えません。とにかく書くことが始まりですね。

3は気負わず楽しみましょう、という感じ。まあ、私が言わなくても楽しんでおられるでしょうが。

さいごに

とくに結論めいたものはありませんが、金額ベースで影響があるのが1(とやや2)であり、「本」という文化__もっと言えば私たちの情報生活__に広く影響があるのが3(とやや1)なのではないか、と考える今日この頃です。

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【レビュー】最近のお気に入り「Pfeiffer Collection Laptop Platform」(Evernote Original)

Evernote Marketではいろいろなものを販売しています。

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この「Pfeiffer Collection by Evernote」もその一つ。

今回ラップトップ・スタンドをレビュー用に頂いたので、ちょこっとご紹介してみます。

外観

デザインは、こんな感じ。

※上から
20141029094908

※横から
20141029094954

サイズは、

高さ: 15.0 cm
幅: 22.8 cm
奥行き: 28.6 cm

なので、普通のデスクなら問題なく設置できるでしょう。私はかなり広めなデスクを使っているので余裕でした。

裏側には、Evernoteのロゴマーク入り。

20141029095012

使い方は、もうシンプルにこの上にラップトップを置くだけです。ぽんっと。

20141029095405

手間のU字の空間には小物が入れられるようですが、そもそも小物がそんなにないので私はただ空白の空間として使っています。

で、ディスプレイを開くとこうなります。

20141029095709

後ろのサブディスプレイと同じぐらいの高さになっていますね。ここがポイントです。

視線の高さの確保

少し前から、「母艦」というものがなくなりました。つまり、家ではiMac、外ではMacBook Airというのではなくて、どこでもMacBook Airを使っています。当然、家のデスクでもAirです。

私と同じような物書きの方も結構おられて、そういう方がAirを少し高い場所に設置して、外付けキーボードで作業しておられるのをたまに見かけておりました。ふ〜ん、という感じで。まあ、良さそうだけども、そこまでコストかける必要あるのかな〜、という感じです。

今回このラップトップ・スタンドをしばらく使ってみて気がつきましたが、たしかにそのコスト分の価値はありそうです。

首が痛くならないのです。

どうしてもラップトップを使っていると視線が下がります。で、物書きは長時間ディスプレイを見つめ続けます。当然のように、首にも負担がかかるのでしょう。

ここ最近Airしか使っていなかったので気がつきませんでしたが、高い位置にディスプレイがあるとずいぶん楽です。実にいい感じ。いい感じというか、違和感が少ない言った方がよいかもしれません。スムーズに作業を続けていられます。

ただし難点としては、私は結構外で作業をするのですが、さすがにこのスタンドをカフェにまでは持って行けない、ということでしょうか。

Air使用時の若干の不満

もう一つ、MacBook Airだと薄すぎるのか、手前部分の高さが微妙に合いません。MacBook Proであればおそらくぴったりであろう高さです。

20141029095800

もしどうしても気になるという方は、一家に100枚は常備されているであろう京大型カードを8〜9枚ほど下に敷けば、びっくりするほどフィットします。お試しあれ。

※これを下に持って行くと
20141029095902

※ジャストフィット!
20141029095829

さいごに

というわけで、ここ最近家のデスクでは常にこのスタンドを使っています。

あと、傾きがあるので、コタツの上にAir(+スタンド)を置いて、寝転がりながらニコニコ動画を見るのにも使っています。これがまたいい感じの角度になるのです。持ち運べるスタンドならではの使い方と言えるかもしれません。

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ツールとニーズが一つになって

 

Only where love and need are one,
And the work is play for mortal stakes,
Is the deed ever really done
For heaven and the future´s sakes.
- Robert Frost -

「Barrett Idea」の思想

先日「Barrett Idea」というツールを紹介しました。

一人ブレスト時に最適な付箋ツール「Barrett Idea」を作りました

わりと好評頂けているようで、制作者としては嬉しい限りです。

シンプルなツールではありますが、ブレストで使う分には使いやすいツールになっているかと思います。逆に言えば、「ブレスト時にはどんなツールが必要か」という視点からこのツールは設計されています。

一つには速度(及び操作性)。細かい操作を省略して、ただアイデアを書き付けていくことを最大限に尊重してあります。

もう一つは、「保存」で満足しないこと。ブレストはあくまでブレストです。本格的なアウトプットの前のウォーミングアップ。そこから何かを生み出してこそ意味を持ちます。しかし、「保存」してしまうと、なんとなくアウトプットを作った気分になってしまいがち。

そこで、「Barrett Idea」は保存機能を重視していません。あってもなくてもいいかな、という印象です(※)。
※ただし何らかの形での外部出力は想定中。

ツールの役割

ツール(道具)は、使うものです。何かしらの目的を達成するために使用するものです。

考具という考えるためのツールは、当然考えるために使います。

そうすると、考具を設計するには「考えるためには何が必要なのか」という思想が必要です。その思想によって機能を取捨選択していかなければなりません。

「こんな機能が付けられる」

という機能ありきの発想ではダメなのです。できることが多くなり、操作が複雑になり、手順が増える。ツールとニーズが乖離してしまいます。

使う人視点の機能

ツールを中心に置くと、片側にはそれを作る人がいます。開発者です。その反対にはツールを使う人がいます。ユーザーです。

ツールは、ユーザーに使ってもらってナンボです。考具ならば、考えてもらう、アウトプットを生み出してもらう。そのための補助輪として機能すれば、本来の役割を果たせたことになります。

高機能なツールは、優れたツールなのかもしれませんが、ユーザーがそのツールによってアウトプットを生み出せないのならば、片手落ちです。つまり、「高機能である」ということは良いツールであることを保証はしないのです。

常にユーザー視点での「使いやすさ」が考慮されていなければいけません。

その点、開発者がユーザーであれば、その心配は激減するでしょう。だって、実際に使っている人のニーズを掴まえているのですから。

その意味で、開発環境の敷居が低くなり、ユーザーが簡単に開発者側に回れるような環境、言い換えれば両者の境目が曖昧になっていけば、優れた(使いやすい)考具がどんどんと生まれてくるでしょう。

もちろん開発者がユーザーの声に耳を傾けることでも、ニーズを掴まえることができます。でも、ニーズの声が増えてくれば、どこかしらで取捨選択が必要です。その際、開発者にみじんもユーザー視点がなければ、うまい取捨選択はできないでしょう。

そこでは思想(あるいは哲学)、というものが大切になってきます。つまり、「このツールの役割は何なのか?」という問いに対する明確な答えです。

それがなければ、印象のぼやけた__あるいは高機能だが著しく使い勝手の悪い__ツールしか生まれないでしょう。そんなツールが権威の衣を纏ったら大変なことになります。

さいごに

特にまとまった結論はありませんが、

・もっと簡単にアプリが作れると面白くなるだろう
・こういうツールがあったらいい、という声は(選択されるかどうかは別として)どんどん出すのが良い
・特に文系(と呼ばれるような人たち)からの声も出てくると良い

というような気はします。

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New book.Coming Soon…

 

Fount of Word -α-
Fount of Word -α-

 

Fount of Word -α-(ランディングページ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

という感じでディザーサイトっぽく終わろうと思ったんですが、あまりにも寂しいので追記。

今月の新刊は少し早めに校了して、「予約」できるようにしました。というか、この機能を試すために早くあげました。いつ買っても同じですが、予約購入しておくと、発売日(のたぶん0時)にダウンロードが開始されるらしいです。予約で買ったことないので、あくまで「らしい」ですが、とりあえず、自分の本で試してみます。

本についての詳しい話は、また発売日のエントリーにて。

あと、ランディングページは完全に遊んでますので、あしからず。

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10/20 〜 10/25 今週のまとめ

今週のまとめエントリーです。

  1. ブレインケアもお忘れなく
  2. HTML5やらjQueryやらで「Rashita’s DashBoard」を作りました
  3. “明日は今日と違うR-styleになる”、だよ。
  4. 一人ブレスト時に最適な付箋ツール「Barrett Idea」を作りました
  5. デジタルを遠ざける授業とデジタルで近づける授業
  6. 逆キュレ

いくつかHTML5とJavascriptで作ったツールの話題が出てきました。まだあるので、また紹介すると思います。でもって、月末が近づいてきましたね・・・。

今日の一言

今日の一言はこちらでつぶやいております。

10月20日

理念ではなく、行動。

10月22日

だから話が通じないわけです。

10月25日

片方だけでは、やっぱりアンバランスですね。

明日のメルマガ告知

毎週月曜日に配信しているメルマガ。来週号の目次はこんな感じです。

○ブログを10年続けて、僕が考えたことvol.20 「ブログが抱えるリスク」
○BNS #23
○僕らの生存戦略 vol.65 「進捗記録:15」
○知的生産エッセイ 「文章管理について その1」
○今月の数冊

→メルマガの過去分エッセイは「Facebookページ」にて読めます。

頂いた感想など:

Weekly R-style Magazineは、毎週月曜日の朝7時に配信されているメルマガです。

Weeky R-style Magazine
Weekly R-style Magazine ~プロトタイプ・シンキング~(まぐまぐ)

ブログに書けないテーマ、長期的な連載、日々考えていることなどをお送りしています。

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逆キュレ

逆キュレ、という考え方を持っています。逆キュレーション。

ごく簡単に言えば、「この人が言及しているから、読まなくていいな」という判断です。それは記事かもしれませんし、本かもしれません。何かしらの製品ということもあるでしょう。

ともかく、「あの人のオススメだから、逆に遠ざかる」という選択をするわけです。

もちろん、自分とは真逆の価値観を持っている人が逆キュレーションのターゲットになります。人に限らず、何かしらのサービスでもかまいません。そういうとこから流れてくる情報は、そもそも中身を確認しないし、別のソースから流れてきた場合でも見ないわけです。タイトルだけでスルーしてしまう。

「これ、公文式でやったやつだ」

というのと似た感じで、「これ、あの人がツイートしていたやつだ」とスルーするわけです。

それによって有効な情報を見逃していることもあるでしょうが、とにもかくにも情報が多すぎる時代では、「もしかして、ちょっと少ないかも」ぐらいのバランスがちょうど良い、ということも充分ありえます。

ただ、これは単純な作業ではなく、別のキュレーター(正キュレーター)がその情報を流していたら、「やっぱり、読んでみるか」と変わることもあります。公式に当てはめてポンっ、という感じではない、ということです。

もともとキュレーションというのは一つのツールなわけで、読むために使うこともできるでしょうが、読まない力をアップさせるためにも使えるような、そんな気がします。

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デジタルを遠ざける授業とデジタルで近づける授業

以前紹介した『デジタルは人間を奪うのか』に、面白い二つの教室風景が紹介されていた。

デジタルは人間を奪うのか (講談社現代新書)
デジタルは人間を奪うのか (講談社現代新書) 小川 和也

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一つは、アンチ・ネットワークだ。

シカゴ法科大学院では2008年から教室内でのインターネットを禁止しているという。ネットに気が散ってしまう学生を生み出さない配慮のようだ。授業に集中せず、ノートPCやスマートフォンからネットにアクセスし、ウェブサーフィンやSNSやゲームを楽しむ。中にはTwitterで先生や授業を揶揄する生徒もいるらしい。

また、米ジョージ・メイスン大学法科大学院教授のマイケル・クラウス氏も、授業中にノートPCの使用を禁止しているらしい。

その理由は、PCが思考の代用品になっているからだという。法律の概念を理解するには熟考する必要があるが、教授が言ったことをそのままPCに打ち込む学生は、しっかりとその内容を理解し、分析する間がなくなっているとしている。

わからない話ではない。

デジタルを最大限に活用

もう一つは、積極的なデジタル利用である。

学校はシンガポールの南洋女子中学校。教室にはブロードバンドインターネット接続が用意されており、教師や生徒は個々にiPadを持っている(Apple社の協力があるようだ)。

数学、国語、中国語、歴史など、それぞれの授業において、生徒たちは手元のiPadとアプリケーションを駆使している。教室では黒板とともに大きなスクリーンが設置され、生徒がある課題に対する解をiPadに入力すると、そのスクリーンで即座にクラス中に共有される。教室の中は、同級生の考えをリアルタイムに共有し、お互いが学び合う雰囲気に溢れていた。

すばらしい教室ではないだろうか。

また、ニュートンの法則に関する授業では、自分たちで水ロケットをつくって打ち上げ、その過程をiPadで記録するという。アプリケーションで発射角度を推定したり、速度と時間のグラフ作りや、軌道のマッピングもできるらしい。なんとなく映画『真夏の方程式』で湯川先生がなんども水ロケットを打ち上げていたシーンが思い出される。

もちろん、校内でのスマートフォンやタブレット利用、インターネット接続も原則自由。すべて生徒の自主性に委ねられているようだ。

デジタル端末を活用しているのは生徒だけではない。教師は、iBooks Authorのようなテキストブック制作アプリケーションを使って自分で教科書も作っているらしい。生徒がiPadを使っているのだから、いちいち印刷する必要もない。バージョンアップも容易だ。

教師と生徒が『ロミオとジュリエット』についてオンライン上のフォーラムで意見交換することも行われているようだ(国語の授業の一環)。中学生の時代から読書会を体験し、さらに言えばフォーラムで意見交換する練習もしている。Twitterでむやみな炎上を体験する可能性は低くなりそうである。

さいごに

もちろん、二つを並べてどちらが優れているかを論じることに意味はない。だいたい両者は比較するには違いが多すぎる。

国も違うし、年齢も違うし、世代も違う。かたや大学院(しかも法科大学院)で、かたや中学校である。

それでもこの二つの授業風景からは、考えられることが多く得られるような気がする。

少なくとも一つだけ言えることは、これからの子どもたちは、デジタルにどんどん親和的になっていくだろう、ということだ。疎遠になるとは考えにくい。今を生きる大人よりも、はるかにデジタル端末を使いこなすようになり、ネットワークを身近なものに感じるようにもなるだろう。

そして社会も変化し、求められる人材や社会を生きる上で必要なスキルも変わっていく。

そういうときに教育をいかにデザインするのかという問題は、「アナログが良くて、デジタルは悪い」(あるいはその逆)という矮小な視点よりも、はるかに広い視野が必要とされるはずだ。

▼Kindle版:

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一人ブレスト時に最適な付箋ツール「Barrett Idea」を作りました

というか完全に自分用ですし、β版の45歩ぐらい手前のバージョンですが。

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制作はHTML5 + Javascript。つまり単なるウェブページです。ドラッグによる移動はjQueryおよびjQuery UIにて実装しております。

動作説明

操作はビビるほど簡単です。テキストエリアに文字を入力し、

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タンっ!とリターンキーを押すだけ。

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すると付箋が一つできます。あとは、もうこれをただひたすら繰り返していくだけです。

画面上の付箋は、ドラッグで移動可能。本当に、機能はこれだけです。

簡単な使い方

使い方としては、まず付箋を大量に作る。頭の中を出し切る感じで付箋を作る。テキストを入力してリターン、テキストを入力してリターンと、シンジくんのようにぶつぶつ言いながら付箋を生み出していきます。

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で、出し終えたら、それらをドラッグして並び替え、近しいものを集めていったり、階層を作ったりします。

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以上。

とにもかくにも付箋を作るときの操作をシンプルにするように努めました。アイデア出しを行う際は、一手間や二手間が非常に邪魔になってきます。それをシンプルにそぎ落とした付箋ツールです。

あまりにシンプルなので、作った付箋を削除することもできません。邪魔な付箋はページの下に移動させるぐらいしか打つ手無しです。ちなみに、ページをリロードすると、すべての付箋が消え去ります。諸行無常です。

ダウンロード

こんな貧相なものでよろしければ、以下からダウンロードください。

BarrettIdea.zip

zip解凍後のHTMLを開いてもらえばOKです。ウェブブラウザさえあれば動きます。もちろん、ウェブブラウザ上で動きます。

ただし、MacのFirefoxにしか最適化していないので(私の環境です)、それ以外のブラウザとかWindowsでどうなのかはわかりませんのであしからず。

基本的に青色は正義ですが、こんな付箋の色はいやじゃい、という方はhtmlファイルのCSS指定を変えてください。

screenshot

background-colorのカラーコードを変えれば付箋の色が変わります。

さいごに

もう少し機能を増やすとすれば、

・付箋の色を選択できるようにする
・ゴミ箱の設置
・まとめたものをテキストで出力

というところでしょうか。

アルゴリズムは思いつきますが、実装する時間が……。

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“明日は今日と違うR-styleになる”、だよ。

よくよく思い返してみると、このR-styleは「最適化」というものをしてこなかったような気がします。

もちろん、まったく方向性を変えないという話ではありません。「修正」といったことはよくやっています。でも、それが最適化のレベルまでは行かない。そんな感じでしょうか。

『仕事は楽しいかね?』でマックス翁は、自身のこんな目標を告げています。

“明日は今日と違う自分になる”だよ。

若い頃にこの本を読んで感銘を受けた私の価値観には、きっとこの目標が染み込んでいるのでしょう。

「明日は今日と違う自分になる」は、ある種再帰的な目標であり、(死なない限りは)終わりがありません。

最適化とは、ズレをなくすことです。

ある状況に最も適した形に持っていく。ズレを少しずつ小さくしてく。

そこにはたしかな変化があります。

では、最適化できたら、どうなるでしょうか。

十分な成果が得られるようになるでしょう。なにせズレはなくなったのです。求められているニーズを満たせるようになったのです。

そして、変化は止まります。

(狭い意味での)「最適化」とは、つまりはそういうことです。

もちろん、状況を再設定すれば、最適化は再び変化を促し始めます。

つまり、「最適化」というプロセスそのものに変化を弾く要素が含まれているわけではない、ということです。

でも、運用の仕方によっては、致命的に変化を阻害してしまうことも起こりえるわけです。

<!–
そもそも、最適化するたびに新しい状況を設定するのは、”明日は今日と違う自分になる”のと同じなのかもしれません。
–>

ちなみに、常に変化を目指していた方が、ずっと楽しみ続けられる、という点はあります。というか、むしろそれこそが全てなのかもしれません。

▼こんな一冊も:

仕事は楽しいかね?
仕事は楽しいかね? デイル ドーテン Dale Dauten

きこ書房 2001-12
売り上げランキング : 324

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HTML5やらjQueryやらで「Rashita’s DashBoard」を作りました

作業の効率化のため、というお題目でダッシュボードを作りました。

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環境はHTML5 + JavaScript。つまり、単なるWebページです。でも、案外いろいろできちゃうものです。

あと、後方支援として、

jQuery
Bootstrap
Font Awesome
SB Admin 2

を使わせていただきました。大いに助かりました。

ダッシュボードの機能

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Headarには各種クラウドツールへのリンクがあります。まあ、頻繁にクリックするのはTwitterですけれども。ちなみにGoogle+のアイコンが二つあるのは、自分のページと、「21世紀の知的生産の技術」の両方へのアクセスを確保しているからです。

Sidebarはツール系へのリンク。別の自作のツールへのリンクや、WorkFowlyなどへのリンクがまとまっています。

Maincolumnは、「作業」するときに必要なリンク集。各種ブログのダッシュボードや、メルマガ管理画面へのリンクがまとまっています。KDPページとかも頻繁に確認するので必須ですね。

Footnoteは、進行中プロジェクトの概況がまとめられています。

基本的にはブラウザにこのページを常時表示させておき、ここ経由で作業を開始する形になっています。あっちこっち探し回る必要がなく、タスクのワンストップステーションとして機能してくれれば理想です。

connection with Evernote

基本的にはただのリンク集なのですが、多少手の込んだことも実装されています。

一つは、テンプレート。sidebarに「テンプレート」という項目があり、それをクリックすると記事の雛形が表示されるようになっているのですが、このデータをEvernoteから持ってきています。詳しく書くと、Evernoteの「テンプレ」というタグが付いたノートの内容を表示しているのです。

※クリックすると
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※テンプレートが表示される
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つまり、Evernote上でそのテンプレタグが付いたノートを修正すれば、このページで表示されるテンプレの内容も修正される、ということですね。これは手作業ではなく、スクリプトによる自動作業なので、テンプレタグが付いたノートが新しく作成されれば、その内容も取り込まれます。

同様に、Footnoteの内容もEvernoteのノートから持ってきています。具体的には、プロジェクトノートブックにある、▼MITタグが付いたノートの、頭の部分だけを抜粋してノート表示している、という形です、こちらもEvernoteのノートを修正すれば、ダッシュボードのFootnoteも表示変更されます(タイムラグはありますが)。

※この部分は
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※このノートからやってきている
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今のところはFootnoteの形に留まっていますが、将来的にはEvernoteのプロジェクトノートブックにあるノートの内容を良い感じに表示して、一覧できるようにできればベストソリューションかな、というイメージがあります。なかなか実装は大変そうですが。

どうやって作っているのか?

このページの作成は、AppleScriptで行っています。

雛形になるhtmlファイルをあらかじめ作成しておき、そこでスクリプトを起動すると、Evernoteから情報を読み取って、その情報をおおもとのhtmlに追加した形で、新規にhtmlファイルを作成する、という流れになっています。で、そのスクリプトが自動的かつ定期的に実行される形です。

さすがにそれを解説し始めると、エントリーが膨大な量になるので今回は割愛。

MacのEvernoteはAppleScriptに対応しているので、結構いろいろなことができちゃいます。

さいごに

まあ、うたがいなくマニアックですし、そもそも私が使いやすいようにカスタマイズしてあるので汎用性は著しく低いページです。

が、それはそれとしてEvernoteのノートの内容をこうやって利用するというのも、面白いかなと感じる今日この頃です。

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