Category: セミナー・オフ会・イベント

裏NovelJamも無事終了しました

まずは、表の「NovelJam」。Twitterのハッシュタグを見る限りでは大きな盛り上がりだったようです。レポート記事も見かけました。盛況であったなら、なによりです。

しかしながら、二日間で本を仕上げ、販売にまで持っていくというハードなセッションにも関わらず、きちんと本ができあがっているのは実に素晴らしいことです。以下のサイトで完成本及び受賞作が発表されております。

NovelJam 2017 – Powered by BCCKS / ブックス

中身もそうですが、表紙作りも大変だったのではないかと推測します。この辺は自分でセルフパブリッシングしているので、しみじみと感じるところです。

ともあれ、皆様お疲れ様でした。次回の開催も心待ちにしております(参加できたら…いいな…)。

で、もって裏です。勢いで発表してしまったので、最悪誰も集まらない、集まっても2〜3人くらいかな〜と悲観的な予想をしておりましたが、結果的に9作品もの投稿が。

タグ「裏NovelJam」がついた小説一覧 – カクヨム

いやはや嬉しい限りです。こちらも二日間で小説を完成させるということで、いろいろハードだったかと思いますが、ご参加ありがとうございます。

ちなみに私は以下の作品を投稿しました。

断片的詩編(倉下忠憲) – カクヨム

ブログなら2000文字程度で1記事としていますが、今回は500文字程度で細かくビートを刻んでいく形で投稿してみました。それでも6000文字程度の作品になったのだからなかなかたいしたものです。さすがにこれを毎日やれと言われると厳しいですが、期間限定なら、ブーストをかけるのはちょうどよいかもしれません。

あと、今回初めてカクヨムを使って小説を投稿したわけですが、とても心地よくエピソードを投下していけました。ルビ振りが楽なのもいいですし、連続投稿を念頭に置いてあるUIなのでサクサク投稿していけました。また利用させていただくかもしれません。

というわけで、「NovelJam」の第二回が行われる際には、裏の方の第二回も行われる可能性が大です。乞うご期待。

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裏NovelJam開催に向けて

さて、日本独立作家同盟主催のNovelJamがいよいよ2月4日~2月5日に開催されます。

NovelJam(ノベルジャム)|NPO法人日本独立作家同盟 on Strikingly

遠方に住んでいるので直接参加するのは難しいわけですが、何かしら別の形でこのイベントを盛り上げられたらなと思い、「そうだ、裏NovelJamをやってやろう」と思いつきました。ようは、イベントには参加しないが、イベントと似たようなことをオンラインでやろう、という試みです。

とはいえ、あまり「イベントです!」と硬い形にしてしまうと、参加する敷居が高くなることは容易に予想できるので、単に「NovelJamを一つのきっかけにして小説を書いて公開しよう」ぐらいのノリに留めておきます。まあ、何かしらのきっかけは大切ですね。

というわけで、だいたいは本家NovelJamのルールを踏襲します。

  • 2月4日〜2月5日で小説を完成させる
  • テーマは「破」
  • ジャンル・形式は自由
  • 文字数も規定なし
  • 単に話を終わらせればOK
  • 公開場所は「カクヨム」とする
  • タグに「裏NovelJam」をつける

以上です。別にコンテンストでもなんでもないので、後は自由に解釈してください。というか、タグに「裏NovelJam」をつけてもらえば、あとはなんでも構わないというのが本当のところです。あっ、テーマの「破」はもちろん絡めてくださいね。

screenshot
※タグの設定

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※ここに表示される

特に賞品が出るわけでも、賞金が出るわけでもありませんが、一つの「祭り」だと思っていただければ幸いです。まあ、誰も参加しなくても、私はとりあえず書くことにします。

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現代の知的生産と未来の知的生産

12月10日、rondokreantoで開催されたシンポジウム「現代の知的生産の技術」に参加してきました。

シンポジウムは二部立てで、暦本純一さんの「知的生産とは」と、堀 E. 正岳さんの「フィールドノートからエバーノートへ」。それぞれのセッションの後には、会場からの質疑応答もあり、こちらも大いに盛り上がっていたのは、さすが「知的生産」に関心を持つ人たちというところ。分野もさまざまな人が参加していたので、なかなか新鮮な体験となりました。

で、今回はちょっと考えたことをつらつらと書いてみます。

静けさとCAI

知的生産の技術 (岩波新書)

『知的生産の技術』で梅棹さんは、整理作業を行うことの意義を「能率」ではなく「秩序としずけさ」を求めるためだ、と書かれています。これを、マーク・ワイザーの「カーム・コンピューティング」(calm computing)とからめて、「意識されない技術」についての研究をいくつかご紹介くださりました。自動的に顔だけを隠す「窓」などは、いろいろ発想を刺激されます。

また、文明を人類と装置からなる一つの系(システム)だと捉えた梅棹文明論を踏まえた上で、人間と機械の新しい関係性についても触れられていました。ウィーナーのサイバネティックス的であり、現代ではもう当たり前になりつつある話でもあります。チェスプレイヤーを打ち負かすコンピュータが存在するならば、そのコンピュータを使って人間同士が対戦すれば「より良い手」を見つけられるのではないか、という発想は、案外『ヒカルの碁』で示されていた藤原佐為と進藤ヒカルの「協力プレイ」をメタファーとして捉えられるかもしれません。

ウィーナー サイバネティックス――動物と機械における制御と通信 (岩波文庫)
ヒカルの碁 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

一方で、AIの進化が行きすぎてしまうシンギュラリティなどの懸念もあるわけですが、この話は10年、20年のスパンで考えても意味がなく、もっと長い文明史全体のパースを得る必要があるでしょう。そのあたりは、2016年の傑作本と言っていい『サピエンス全史』が面白いでしょう。もちろん、ケヴィン・ケリーの著作(『テクニウム』『〈インターネット〉の次に来るもの』)も参考になりそうです。

サピエンス全史(上) 文明の構造と人類の幸福 サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福

ここまでを踏まえた上で少し考えておきたいのが、梅棹さんが「秩序としずけさ」を求めた理由です。なぜ、それが必要だったのか。忘れてはいけないのは、彼は世界中を飛び回り、いろいろな組織に関与し、現実的にも忙しく働いておられたことです。つまり、日常生活は知的な刺激で満ちていたのです。でもだからこそ、そうして頭に(あるいは心に)溜まったものを整理する時間が必要でした。その時間は__脳が寝ている間に情報を整理するように__しずかでなければならないのです。

ここは案外重要なところで、「秩序としずけさ」が必要だというのは、その前提にその他の時間で刺激が(あるいはノイズが)たくさんあるから、という要素があって、つまりこれはハレとケのような関係性になっています。どちらかだけではダメなのです。

騒がしい日常の中に、一種の静謐な時間をいかに設定するかという視点が必要であり、つまりこれは書斎論の話でもあります。「現場」の話ではないのです。家の中の書籍や資料をすべて捨て去れば、圧倒的な「秩序としずけさ」が訪れるでしょうが、そこから何かを生産できるかはなかなか怪しいところです。人間の脳は、インプットに反応してアウトプットを生み出す点を忘れてはいけません。

もう一点、機械化人間のお話ですが、やはり気になるのはCAIの行方です。CAIとは私の造語でCAD(Computer-Aided Design)をもじった言葉です(Computer-Aided Intellectual)。

すでに現在でも私は機械と一体化してこの文章を紡いでいます。神林長平の「ワーカム」を使っているわけではなく、ただパソコンのエディタを使っているだけですが、人馬一体ならぬ人機一体の感覚がそこにはあります。私はエディタに作用して文章を紡いでいるわけですが、間違いないくエディタからも作用が返ってきていて、完成する文章に影響を与えています。ただ、その影響そのものは目には見えませんし、体感としても感じられません。比較する対象がないからです。

言壺

万年筆と原稿用紙からワープロに移行した経験を持つ世代なら、その差異には気がつかれるかもしれません。あるいは、現代でも積極的に口述筆記(Siriに話しかけてメモをとる)を行われている方ならば、タッチタイピングとの感触の違いを自覚されているでしょう。私も、たまに口述筆記は使いますが、面白いことに(あるいは恐ろしいことに)機械の仕様に合わせて口にする言葉が変わるのです。機械に受諾されやすい言葉を意識的に(つまり、いずれは無意識的に)選択するようになっています。最近はGoogle翻訳の精度も上がっていて、いずれは「機械翻訳しやすい言葉遣い」が、世界レベルの発信を見据えた人には当たり前になるかもしれません。

文体という個性が欠損する代わりに、より広範囲に広がる可能性を手にできるというトレードオフは、私たちに「守りたいものは何なのか」という問いを突きつけてきます。

もちろん、以上のような作用・反作用は、別に対機械だけで起こっているわけではなく、毎日つぶやいている人間は140字縛りの文体を手にしていきますし、ブログでも同様です。マクルーハンが予言したとおり、メディアはマッサージなのです。その作用は受信する側だけではなく、発信する側にも確実に影響を与えます。

メディア論―人間の拡張の諸相
メディアはマッサージである: 影響の目録 (河出文庫)

今後、機械を使った知的生産から、AIを使った知的生産に徐々に移行していく流れが生まれてくるでしょう(もう生まれているという意見もありそうです)。そこでまず考えなければならないのは、そのすべてをAIに委譲するのか、それとも新たなチェスプレイのようにコンピュータのアシストを得ながらも最終的には人間の関与を経てアウトプットを行うのか、という選択です。機械が私たちに作用を与え、それが「人間」というものを形作っていくことを考えれば、この選択は軽くありません。でもってそれは「人間とは何か」という形而上的な問いと実際的に向き合うことでもあります。

仮にAIを補佐として位置づけるCAIの道を選択したとしても、どこまでその関与を許容するかの線引きがあります。「ワーカム」は恐ろしく便利な存在ですが、そこで行われる知的生産においては人間はただの従属物でしかありません。これは、昨今のパクリメディア事件が抱える根本的な問題も明示しています。

1. 私「こういう文章が書きたい」→AI「こういう資料がありますよ」

2. AI「こういう文章を書いてください。文章の選択肢はこれとこれとこれです。選んでOKボタンを押してください」

どちらの未来を私たちは選ぶことになるのでしょうか。これは思ったほど簡単な問題ではありません。

創造(クリエイティブ)とは、ほとんど大半は決定に過ぎないのです。OKボタンを押すかどうかなのです。

私はこの文章を書いているとき、もやもやとした言いたいことがあり、それを適切に言い表せる文章を思い浮かべ、それが本当に機能するかどうかを判断し、うまく機能しそうならそれを記述し、そうでなければ破棄して新しい文章候補について検討する、ということを繰り返しています。ある種、アルゴリズム的です。

適当にボタンを押すサルを無限に集めてタイプライターを叩かせれば、そのうち一匹はシェイクスピアの「ハムレット」を書く、といった思考実験がありますが(そしれこれは、若干否定的な文脈で使われますが)、アルゴリズムを使えば同じことはできるでしょう。問題は、幾万集まった「ハムレット」っぽいものの中から、最終稿1つをどのように選択するのか、ということです。

パターンAは、ハムレットがあの台詞をつぶやくかもしれません。パターンBでは、つぶやかないかもしれません。それらを読み比べて、どちらがより人間に訴えかけるかを判断する必要があるのです。

でもってそれは、結局の所シェイクスピアが原稿を書くときにやっていたことと同じではないでしょうか。本質的に創造とは選択なのです。だから、上記で示したパターン2のような「選んであとはOKボタンを押すだけ」も、創造行為と呼べるのかもしれません。

このような言説は、クリエイティビティーに対する冒涜のように感じられるかもしれませんが、あるいは逆に人間の可能性を示しているのかもしれません。ともかく簡単な問題ではないのです。

さいごに

とは言え、まだ現代の技術はそこまでは到達していません。「ワーカム」に怯える必要はないのです。ただ、我々が技術との関係性をどう考えるかによっては、あっという間にそれは登場し、私たちの知的生産を支配下に置くでしょう。もしかしたらそれは一つの楽園の形なのかもしれませんし、何かの終着駅なのかもしれません。

もしそれが終着駅であったのならば、地球最後の哲学者は最後の気力を振り絞ってきっとこう言葉を残すでしょう。

「人間はかつて考える葦であった」

と。

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東京ライフハック研究会vol.16に参加してきました

2016年11月20日に開催された、以下のイベントに参加してきました。

東京ライフハック研究会vol.16 – いろいろなタスク管理 – 2016年11月20日 – こくちーずプロ(告知’sプロ)

細かい話はまるっとおくとして、実に「いろいろなタスク管理」な会になったかと思います。やや普通ではないタスク管理があり、ごく普通のタスク管理があり。アプローチはさまざまであって、それでよいのでしょう。ちなみに、個人的にはLTがたいへん刺激になりました。この分野でも、知らない話はまだまだ眠っていそうです。
※そういう本があったら読みたいですね。

私は、「仕事を楽しくする」タスク管理として、フリーランスにおける「楽しさ」の維持をベースにしたタスク管理手法をお話させていただきました。使用したスライドは以下。

もしかしたら世の中には、「フリーランスになれば、自由に楽しく仕事ができる」と思っておられる方がいらっしゃるかもしれませんが、それは幻想です。自由は、そのままイコール楽しい、とはなりません。

・裁量の幅があることは、悩む余地が大きいことを意味します。
・なんでも自分で決めてよいことは、なんでも自分で決めなければいけないことを意味します。
・自分らしい仕事ができることは、自分がいなければ(たとえば体を壊したら)その仕事が立ちゆかなくなることを意味します。

だから「マネジメント」が必要です。こればかりは避けて通れません。

一日ずっとHuluを眺めていても、誰にも怒られないのです。そういう「重力から解放された状態」で、24時間365日仕事をしていくのがフリーランスです。だから、自らで重力的なものを発生させないと、すぐにふわふわとどこかに流れていってしまいます。

誰からも命令されることのない自由な時間が24時間あれば、自分は成したいことが成し遂げられる、というのは虚構だと思います。人間は(あるいは少なくとも私は)そういう風には出来ていません。朝立てた予定が、午後にはまるっきり機能しなくなっている__なんてことも珍しくありません。そういう(苦々しい)経験を何度も積み重ねてきました。

そして、あるとき気がついたのです。

「タスクリストを見て、そのタスクを自分が実行できるのはなぜなのだろうか」と。

それは当たり前のように思えます。リモコンのボタンを押せば、テレビのチャンネルが変わる、みたいに自然な出来事のように思えます。しかし、どうあがいても、どれほど気力を振り絞っても、そのタスクをやろうと思えないときもあるのです。それを私たちは「異常事態」のように捉える傾向がありますが、むしろそれを「当たり前」に据え付けて、逆になぜタスクを実行する気が起こるのか、つまりリモコンが作動している原理は何なのかを考える方が、合理的なような気がしてきました。

その探求の先に辿り着いたのが、私のタスクリストの運用方法です。「タスクを実行できない駄目な自分」という視点から脱却し、「どういう状況のとき、自分はタスクを実行し、あるいはしないのか」を考えた結果、クローズドの有用性、それを担保するためのコミットメント抑制、自分の能力の平均スペックの把握、バッファーの設定などが生まれてきました。

これらは基本的にうまくいっています。5年以上物書きの仕事をしていますが、「もう今日は文章なんて書きたくない」と思ったことは片手で数えるほどしかありません。しかも、その大半は仕事を始めたばかりの頃に集中しています。つまり、最近ではまったくありません。その辺は、私が実際に文章を毎日書き続けていることからもおわかりいただけるでしょう。

理想を掲げることって、もちろん素晴らしいことなのですが、理想ばかりを見ていると、現実がおろそかになります。いっそ、現実が色あせて、価値のないもののように思えてきます。でも、私たちが存在し、息を吸い、音を聞き、誰かに触れ、何かを語るのはその現実です。理想から見れば、ごくごく些細なこと、くだらないことが一杯詰まった現実が私たちのステージなのです。

現実から始める。

これはたぶん勇気がいることなのでしょう。なんとなくそういう気がしています。なんといっても、理想はエレガントで混じりけがありません。対して現実は、混濁としていて混沌としていて混乱しています。清濁も「これでもか!」というくらいに入り乱れています。乱雑なのです。

でもまあ、仕方がありません。それが私たちのステージなのですから。

そのような状況であっても、押せばチャンネルが切り替えるスイッチを一つでも見つけていくこと。それが大切なのではないかと思います。

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「夏の知的生産とブログ祭り」で使用したスライドをご紹介 #シン・ライフハック祭り

8月28日に開催された、以下のイベント。

Lifehacking.jp:夏の知的生産 & ブログ祭り 2016年8月28日 – こくちーずプロ(告知’sプロ)

無事終了してほっとしております。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

感想ツイートもたくさん頂いているようで、嬉しい限りです。

「夏の知的生産とブログ祭り」まとめ – Togetterまとめ

夏の知的生産&ブログ祭り #シン・ライフハック祭り ツイートまとめ – Togetterまとめ

今回は、『アウトライナー実践入門』の発売記念イベントということで、アウトライナーを中心とした話題が展開されましたが、また別のテーマで似たような会が開催されるかもしれません。それも楽しみではあります。

テーマはそうですね、「ブログの闇」……というのは冗談で、生活の中にある身近な「知的生産」の話になるのではないかと思います。稼ぐためではなく、生活に位置づけられる知的生産。そういう話題を共有できる場が徐々に醸成されることを願っております。

私のスライド

私は三人の登壇者の真ん中で発表させていただきました。

おそらくTak.さんが前をばっちり固めてくださり、堀さんが後ろでいかようにでもあしらってくれると信じて、今回のスライドはかなり言いたいことを言いたいように作らせていただきました。

以下からご覧ください。

「断片からの創造 〜Fragment Management〜」

これまでどこにも出したことのないテーマです。私の中で、「知的生産の技術」というテーマを現代的に上書きするような、そんな一つの考え方(あるいは弱めの思想)となっております。

スライドをご覧頂いただけではわかりにくいかと思いますので、上記のツイートまとめなどを合わせてご覧ください。あるいは、本としてまとめるのを首を長くしてお待ち頂く手もあります。

さいごに

というわけで、お疲れさまでした。

現状、結構放心状態ですので、徐々に充電していきたいと思います。

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奈良で開催したセミナーで話したことなど #rashita_beck

2016年3月26日に奈良でセミナーを開催しました。

物書きとビジネスパーソンの知的生産 in 奈良 2016年3月26日 – こくちーずプロ(告知’sプロ)

すでにいくつか感想記事も上がっております。ありがとうございます。

印税生活はドリームというよりファンタジー!北真也さん(@beck1240)と倉下忠憲さんが主催する「物書きとビジネスパーソンの知的生産 in 奈良」に参加してきた! | いつでも スタオバ!!!

物書きとビジネスパーソンの知的生産in奈良に参加しました! | みやの宝箱


今回は、「物書きとビジネスパーソンの知的生産」というテーマで、私が物書き側、北さんがビジネスパーソン側という役割分担だったのですが、結局最後の最後まで内容のすりあわせは一切なし。つまり、ぶっつけ本番です。

でも、実際やってみると、意外にうまく「コラボ」できていたような気がします。

面白かったのは、なんだかんだ言って、二人が話す内容が根本的には同じだったことです。物書きと会社員という違いはありながらも、ベースとなる考え方は同一で、それをいかに実行するかという点だけに違いがある。つまり、その共通部分こそが本質なのでしょう。そういうことがわかるのも、同一テーマを別の視点から切り取る面白さの一つです。

ちなみに、今回私が作ったスライドは3つポイントがありました。

  • できるだけゆっくり展開
  • 「知的生産」という言葉を入れない
  • 「アウトプット」の前の話を入れる

できるだけゆっくり展開

私は前々から、こうした講演で非常に早口で話してしまうという自覚がありました。でも、意識してもなかなか直せるものではありません。そこで、ふと思いました。スライドをゆっくりにすればいいんじゃないか、と。

一気に要素を表示するのではなく、少しずつ要素を表示していく。つまり、私自身が「間」を作れないのなら、スライドに(やや強制的に)「間」を作ってもらえばいいじゃん、という発想の転換です。

結果、スライド中の文字は常に「タイプライター」で表示させるようにしたり、スライド間の移動も「キューブ」や「マジックムーブ」を多用するなどして、高速で進められないようにしてみました。なかなかうまくいったのではないかと思います。

「知的生産」という言葉を入れない

テーマは「物書きとビジネスパーソンの知的生産」だったのですが、今回の私のスライドには一言も「知的生産」という言葉が入っていません。でも、もちろん内容は知的生産についてです。

やはり、どうしたところで「知的生産」という言葉にはある種の固さ(堅さ)が伴ってしまいます。それはこれまでの私の活動からも感じています。なので今回は、それを意図的に回避してみました。北さんからは「倉下さんなら、絶対この辺詳しく解説してくると思ってたのに」と愚痴られましたが、期待を裏切り続けるのがR-styleの真骨頂です。

当たり前ですが、知的生産という言葉を使わなくても、知的生産行為を紹介することはできます。あとは、じゃあそこにどんな柔らかい言葉を当てられるのか。現代では、そういう知的生産が求められているわけです。

「アウトプット」の前の話を入れる

今回のこのセミナーのテーマ設定を見たとき、どんな内容を話そうかとじっくり考えました。セミナーの告知ページにはこんな見出しがあります。

「物書きとビジネスパーソンのアウトプットはどう違う?」

この疑問について自分なりに考えてみたところ、「文章の書き方、というような話では十分ではないな」と思い至りました。つまり、物書きが行っている「アウトプット」という話ではなく、物書きとしてのアウトプットとはいかなるものかを話さないと足りない気がしたのです。

そこで今回は、アウトプットの「前」の話もしました。簡単に言えば、ワークマネジメント・セルフマネジメントの話を入れたのです。

たとえば、「いかにアウトプットを生み出すか」というテーマがあった場合、直線的には「どうやって本を書くのか」とか「どうやってブログ記事を書くのか」というかみ砕き方があります。

でも、実はそれは最後の最後の話です。物書きの場合、仕事として文章を書くわけで、そこには「価値」と呼べるものがなければなりません。10万の文字を高速に大量生産できても、それが価値を生まないのならそれは仕事にはならないのです。

だからこそ「どんなアウトプットを生み出すのか」「なぜそのアウトプットを生み出すのか」を考える必要があります。生み出せる価値を自分の目でしっかり見つめるのです。非常に残念ながら、その視点を欠いた「実践的」なテクニックは、あまり意味をなしません。技術的には凄いかもしれない、でも……、みたいなことになりがちです。

そして、北さんの講演を聞いていて思ったのですが、そのことは別にフリーランスの仕事に限ったことではないのでしょう。

さいごに

基本的に、私と北さんはまるでキャラクターが違います(私は青、彼は赤のアイコンです)。でも、違っていながらも、同じ地面には立っている気がします。だからこそ、組み合わせると面白いものが出てくるのでしょう。

また似たような機会があればいいですね。

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2016年2月28日の、「やっぱり普通の名古屋オフ」に参加します

表題通りというか、表題以上のものは何もないわけですが、以下のイベントに参加します。

やっぱり普通の名古屋オフ | Peatix

いつも通り、隅っこの方でうだうだしていると思いますのでよろしくお願いします。一応二次会までいる予定です。

そうそう、2月28日といえば、以下の本の発売の二日後ですね。二日後。

ズボラな僕がEvernoteで情報の片付け達人になった理由
倉下 忠憲
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「おいせっかく買ってやったんだから、サインしろゴラぁ」という方がいらっしゃいましたら(もちろん、冗談です)、謹んでというか喜んでさせていただきますのでどうぞよろしく(こちらは冗談ではありません)。

では、では。

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7月26日(日)竹蔵でオフ会を開催します!

久々のイベントです。

イベントというか気楽な飲み会、という方が近いかもしれません。

7月26日 らしたさん( @rashita2 )を囲んでブログを語る会 in 竹蔵(兵庫県)

ことの発端は、こうです。

  • @donpyさんが『ブログを10年続けて、僕が考えたこと』を読んでくださる→
  • 私に「ちょっとお話聞かせてくださいよ」と気楽にリプライ→
  • 私も「ぜひ!」と安請け合い→
  • じゃあ、やりましょう、という流れに→
  • なぜか@uma_blueさんも巻き込まれる→イマココ

Twitterやブログならでは、という感じの流れですね。以下の記事なんかも。

Webは、わりと「言っちゃったもの勝ち」というか「手を挙げた人に順番が回ってくる」というか「関心を示すことがコミットメントの最初の一歩」的なところがあるので、その良き実例かもしれません。

著者だって一人の人間ですから、本を読んで面白かったと言ってもらえればそれは嬉しいですし、話を聞かせてくださいと言われれば頷きたくもなります。しかも、それを言ってくれる相手が私がすごいな〜と思っているブロガーさんなのですから、断る理由を探す方が難しいでしょう。

結局これも『ブログ10年』本のテーマの一つでもある、Webに自分の価値をそっと提出しておく、ということなわけです。

というわけで、イベントは美味しい食事をすすめながら、@donpyさんと@uma_blueさんが私にやいやい質問するのを眺めたり、あるいは参加者さんからの質問に私が答えたり、あるいは参加者さん同士で盛り上がったり、という感じになると思います。もしかしたら「美味しい食事」の方が主役かもしれませんが。

あと、『ブログ10年』本は、わりとぶっちゃけ度合いの高い本なので、このイベントも似た感じになろうかと思います。

ちょっとアクセスが悪いかもしれませんが、ミニ旅行気分でぜひどうぞ。

7月26日 らしたさん( @rashita2 )を囲んでブログを語る会 in 竹蔵(兵庫県)

ブログを10年続けて、僕が考えたこと
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奈良のライフハック系の勉強会に参加してきました

6月7日に開催された、ライフハック系の勉強会に参加してきました。場所は奈良市。

以前、ちょこっと紹介しましたね。

奈良でライフハック系の勉強会が開催されるようです

今回は一回目ということで、いろいろ手探り感があったわけですが、ゆったりとした雰囲気で楽しむことができました。

「レンタル会議室でがっつりセミナー」タイプではなく、「カフェに入ってのんびりトーク」タイプの勉強会だったので、がちがちとした緊張感もなく、たぶん初めての人でも参加しやすいかと思います。

一点、こういう会に出ると私はついついしゃべりすぎてしまうので、会の雰囲気を壊していなかっただけが心配ではあります。

感想の記事なんかも。

奈良で開催された『cotola』読書会をかなりゆるく楽しんできた。(いずれも。)

こういう会なんかは、大げさになってくるとだいたい運営がしんどくなってくるので、ゆるゆるとでも続いてくれればいいなと願っております。まずは、第二回ですね。

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奈良でライフハック系の勉強会が開催されるようです

[n❁h]勉強会を立ち上げました!6/7(日)第1回読書会を奈良で開催します。(NORY*NOTE)

今後はライフハック系(読書、メモ、アイデア、文具などなど)の様々なテーマを扱って行きますが、記念すべき第1回目は「読書」をテーマに読書会を開催したいと思います。

テーマは「読書」のようです。

日時は6/7(日)の10時から。 近鉄奈良駅付近のカフェで行われるようです。会議室でがっつりセミナーというのではなく、気楽なシェアトークという感じでしょうか。詳細は上の記事をご覧ください。

最近、関西でこうした会の話を耳にしなくなって久しいので、なかなか嬉しいところです。

開催場所が家から15分ぐらいなので、私も参加してみたいところですが、すべては締切次第ということで……。

ご興味ある方は、ぜひ。

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