二つ+αの贈言

「いいか、若造。うまく立ち回りたいなら、この二つだけ覚えていればいい。〈先行者利益〉と〈レッドオーシャン〉だ。あと、〈賭場は胴元が勝つようにできている〉と〈ゴールドラッシュで儲けたければジーンズを売れ〉も大切だな。そうい...

アリとキリギリス

大きなものごを一瞬で成し遂げることはできない。 小さな行為をコツコツと積み重ねていくしかない。 積小為大。万里の道も一歩から。 それはまあ、その通りでしょう。この文章ですら、言葉を一つひとつ重ねることで、キーボードのボタ...

のろいビジネス

特異なスキル、あるいは限定的な境遇に恵まれた人だけが成し遂げられることを、「誰でもできる」成功法として騒ぎ立てること。それは人の心に影を落とす。「誰でもできる」はずのことができない自分に、自尊心を持つ人などいるだろうか。...

「自分らしさ」を巡る断章

自分らしさ 格好をつけるのが、自分の望みだとしよう。だったら、格好をつけることが「自分らしく」あることだろう。 「格好をつけるなんて、本当の自分じゃありませんよ」 本当の自分? ポジティブ教の怖さ ポジティブ教の怖さは、...

バッターボックスのたとえ

バッターボックスに立つことの重要性がよく説かれます。もちろん比喩としてのバッターボックスです。 単に空想しているだけだったり、「明日から俺、本気だしちゃうもんね〜」と飲み会で盛り上がっているだけでは変化など訪れようもあり...

自分のペースで進む

「自分のペースで進もう」というかけ声がある。よく考えると不思議な言葉だ。 だって、人は自分のペースでしか進めないはずではないか。いや、自分が進むそのペースを「自分のペース」と呼ぶのだ。 自分が5のペースで進んでいたとする...

棒を買う

15歳だかの誕生日の朝に起こされて、王様に挨拶に行ったら、魔王を倒せと命じられて雀の涙ほどの軍資金を渡される。なぜ自分が?という疑問も、「そなたは勇者なんだから」という無茶苦茶な理由で押し切られる。でも、不思議と「そうか...

共通する因子

ふむ。何か、何か共通する因子があるずだぞ(ぶつぶつ)。 あそこまで似たような失敗が起きているのを偶然と片付けるわけにはいかない。何かしら体系だった説明ができるはずだ(ぶつぶつ)。 となれば、発言をすべてデータベースに入れ...

「特別な宝くじ売り場」の変転

宝くじ売り場があるとしますよね。全国各地に。 でもって、宝くじの当たりが十分にランダムだったとします。 とすると、当選くじが出る売り場は、均一にはなりません。すべての売り場で1回ずつ当たりが出る、ということはなく当たると...

不都合な話についての断章

たとえば、たとえばですよ。 あなたを騙そうとしている人がいるとします。 ええ、単なる想像というか思考実験なので、「私みたいな善良な市民を騙そうとする人なんていない」と思っておられても、ここは我慢して仮説にお付き合いくださ...