Category: 時事ニュース

梅棹忠夫氏が死去

最近では、このBlogであまりニュース系のネタは触れていませんでしたが、さすがにスルーできない話題でしたので、ご紹介しておきます。

梅棹忠夫氏が死去、90歳 文化人類学を開拓「知的生産の技術」(産経新聞)

 日本の文化人類学の開拓者で文化勲章受章者、国立民族学博物館(民博)初代館長で顧問、民族学者、京都大名誉教授の梅棹忠夫(うめさお・ただお)氏が3日に、自宅で老衰のため死去した。90歳だった。自宅は公表していない。葬儀・告別式は近親者のみで執り行われた。喪主は妻、淳子(じゅんこ)さん。連絡先は大阪府吹田市千里万博公園10の1、民博気付。

梅棹忠夫氏といえば、二つの著作が思い浮かびます。一つは、おなじみ「知的生産の技術」。新書で一番読み返した本ではないでしょうか。私は別に学者でもなんでもありません。しかし、情報を発信する者として、「情報といかに付き合うか」を紹介してあるこの本は有用という言葉では表現しきれないほどです。

知的生産の技術 (岩波新書)
知的生産の技術 (岩波新書) 梅棹 忠夫

岩波書店 1969-07
売り上げランキング : 31

おすすめ平均 star
starこれぞ現代人必読の知的生産術!
star今でも通用する部分があります
star今も「そのまま」使えると考えるのも見識

Amazonで詳しく見る by G-Tools

もう一冊が、「情報の文明学」。
情報化産業社会の本質をこれほど早い時期から指摘し、またそれが含む可能性について描いた本はそうそうありません。
5感の産業化、「かっこいい」にお金を支払う、博物館も情報産業、世界そのものが情報である・・・

情報の文明学 (中公文庫)
情報の文明学 (中公文庫) 梅棹 忠夫

中央公論新社 1999-04
売り上げランキング : 290

おすすめ平均 star
star情報のあふれた今こそ価値を見直すべきでは
star「考えること」の最良のサンプル
star日本の情報社会論の古典

Amazonで詳しく見る by G-Tools

どちらの著作も、内容が面白く、文章の表現はわかりやすく、何かしら考えさせられる要素が含まれています。

梅棹忠夫氏から得たモノは大きすぎて簡単に還元できるものではありませんが、氏のご冥福を祈りながら、「新しい時代の知的生産の技術」について思いをはせることにします。

Send to Kindle

ゲーマーは内向的?

ゲームマニアは「内向的なオタク」ではない(ITMEDIA)

 ビデオゲームを何時間も続けてプレイするのは健康に悪いかもしれないが、だからといって孤独なオタクということにはならないし、ソーシャルスキルを損なうものでもない――オーストラリアでこのような調査結果が公表された。

何かタイムリーな感じがしないではないですが、ちょっとチェック。

オーストラリアの心理学専攻の大学院生ダニエル・ロトン氏の調査では、オンライン調査に参加した621人の成人のうち、15%が週に50時間以上ゲームをプレイしている「問題ゲーマー」だと自己申告した。

週50時間ということは7で割るとおおよそ一日7時間。まあ休日などにまとめてやっているのでしょうがさすがにやりすぎですね。

だが問題ゲーマーのうち、ソーシャルスキルに乏しい、具体的に言えば内向的な人はわずか1%で、ビデオゲームファンは孤独なオタクで、人付き合いができないのでゲームにはまるというステレオタイプが否定されたとロトン氏は言う。

まあ、確かにこういったステレオタイプはステレオタイプでしかないでしょう。
ただ、問題はそこではないのと思います。

「調査結果は、ゲームが社会生活上の問題を引き起こすのではなく、またそうした問題が人々をゲームに走らせるのではないと強く示唆している」と豪ビクトリア大学のロトン氏はReutersに語った。

 「特筆すべきは、問題ゲーマーでもソーシャルスキルの乏しさや自尊心の低さを示す大きな兆候は見られなかったということだ」


すべての問題ゲーマーがそういったソーシャルスキルが乏しかったり自尊心が低かったりするわけではないでしょうが、しかし社会的に少ない割合のソーシャル不足な人、自尊心が乏しい人がゲームの世界に意識を逃避させている可能性は否定できません。
そもそもの数が少なければ、こういった調査でも誤差としてはじかれてしまうでしょう。

問題ゲーマーは、「ウルティマオンライン」や全世界で約1000万人が登録している「World of Warcraft」などの大規模多人数参加型オンラインロールプレイングゲーム(MMORPG)に参加している傾向が高かったと調査報告書にはある。

これもまた当然のことで、MMORPGは基本的にゲームの中に社会が形成されている場合がほとんどで、その中で発揮されるソーシャルスキルというものもあります。
社会の中で役割があるおかげで没頭する時間が増えてくるのも当然でしょう。
結局のところ当たり前の結果が出たというだけに過ぎません。

昨年には米国医師会(AMA)が、MMORPGプレイヤーを「社会的に取り残されており、おそらく強い孤独感を持ち、実社会の人間付き合いに困難を覚えている」とする報告書を発表したことが広く報じられた。

こういうのはプロファイリング的過ぎな方向に過ぎなかった、ということでしょう。あるいはアメリカ国内ではこういった事例が多く出ているかもしれません。

ちなみに自尊心うんぬんに関してはも、この調査がオーストラリアで行われたということなので、日本国内に同様の結果を当てはめて考えるのはちょっと難しいとも思います。

結局のところ、確かにゲームマニアは「内向的なオタク」ではないという表題は納得できるのですが、長時間ゲームをすることが問題ないとはいえないと思います。使われる時間はおそらく何かを削ったものでしょうし、現実世界の人間との交流の時間が減れば目に見えない可能性の減少といったことも起こってくるでしょう。そういったものは数字で図れないのでなかなか問題として認識されない場合が多いと思います。

浪費されている時間、能力、才能というのは決して無視できないと思うのですが、いかがでしょう?

Send to Kindle

秋葉原無差別殺傷事件について

6月8日の昼下がり、東京・秋葉原で通り魔による無差別殺傷事件が起きた。

秋葉原で無差別殺傷 死亡7人、けが10人に(朝日新聞)

8日午後0時30分ごろ、東京都千代田区外神田3丁目の路上で、車が通行人らをはねた後、車から降りてきた男1人が通行人らに刃物で次々に切りつけた。被害者のうち19歳、74歳、47歳、29歳、20歳、33歳の男性6人と21歳の女性1人の計7人の死亡が確認された。東京消防庁によるとけが人が男女10人おり、警視庁によるとけが人には警察官(53)も含まれる。

朝日のこの記事があがっているのが、9日の午前1時30分ということで、被害にあってなくなられた方はおおよその確認が取れたのだろう。

まずは、被害にあわれた方々に哀悼の意を表したい。

何とも悲惨な事件だ。

男は現場で身柄を確保され、万世橋署が殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。

 調べによると、男は加藤智大(ともひろ)容疑者(25)。住所は静岡県裾野市富沢とみられ、職業は不詳という。


犯人はすでに逮捕されている。

調べによると、男が乗っていたのは2トントラックで、静岡ナンバーのレンタカー。目撃者などによると、トラックはジグザグに走行してきて、中央通りと神田明神通りとの交差点付近で次々人をはねた。男はトラックから降り、周囲にいた人たちを次々にサバイバルナイフのようなもので刺したという。男に薬物などの影響は見られないという。

まさに狂気の犯行としか言いようのない事件だ。

秋葉原通り魔:死亡7人、負傷10人に…25歳男を逮捕(毎日新聞)

 男は、静岡県裾野市に住む加藤智大(ともひろ)容疑者(25)で、刺したことを認め、「人を殺すため今日、静岡から秋葉原に来た。(襲うのは)誰でもよかった」「世の中が嫌になった。生活に疲れた」などと供述しているという。警視庁は、通り魔事件として万世橋署に捜査本部を設置した。

身勝手この上ない理由である。そしてそうであるが故にぬぐいきれない不気味さを持ち続けてしまう。

土日の繁華街、凶行の舞台に 注目されたい意識の表れか (日本経済新聞)

中央大の藤本哲也教授(犯罪学)は容疑者がトラックで人をはねてからナイフで刺した事件の展開を「暴力団同士の抗争でよく見られる手法だ」と指摘、「より大量に人を殺すために何が効果的か学習しているように思える。社会に不満をためた人が起こす最近の『不満爆発型』の犯罪は発作的でなく計画的なので、模倣されエスカレートしやすい」と話す。

このような冷静な分析もある。確かに人を効率よく殺すという点では効率化しているが、トラックではねたり、後ろから刺したりというのは自分自身を安全なポジションにおいておきたいという気持ちの表れかも知れない。

【秋葉原通り魔事件】群衆が津波のように逃げまどった…凶行再現(産経新聞)

 そして加藤容疑者は、「飛行機のように手を広げて、蛇行しながら走って行った」(自営業の男性)という。

・・・。

付近で通行人に地図を配っていた観光案内業の男性(27)は「4月末に自称アイドルが(路上で開脚して都迷惑防止条例違反で)逮捕された一件以降、パフォーマーも減りやっと平穏を取り戻してきていた。歩行者天国はなくなってほしくはないが、廃止されてしまうかもしれない」と悔しがった。

今このあたりがちょうど問題になっていたところなので、影響は避けられないだろう。

【秋葉原通り魔事件】加藤容疑者、派遣先では無口 6日に無断欠勤(産経新聞)

仕事は自動車部品の組み立てや塗装で土曜、日曜日は休み。5日まで普段通り出勤していたが、翌6日を無断欠勤し、連絡が取れなくなっていた。それ以前に無断欠勤したことはなかったといい、日研総業のエリア担当者は「おとなしい性格で、あまりしゃべらなかったが、まじめに働いていた。事件を聞き信じられない」と驚いているという。

彼がこの犯行をこの日付に行うことを決意したのは何か理由があるのだろうか。

【秋葉原通り魔事件】7年前のこの日には池田小事件 多発する通り魔殺人事件(産経新聞)

ちょうど7年前の平成13年6月8日、大阪教育大付属池田小(大阪府池田市)に包丁を持った男が侵入、次々と児童、教師を襲う事件が起きた。小2女児7人と小1男児1人が死亡。児童と教師計15人が重軽傷を負った。事件を起こした宅間守死刑囚=16年に死刑執行=は「大量殺人して死刑になりたい」と自暴自棄な動機を口にしていた。

この事件との関連性がいくつかの新聞でも指摘されている。こういった事件は模倣されやすくかつまたそれを抑止することも難しい。
自らの死を望む人間が、無差別に殺人を犯す。
「もしかしたら誰かに刺されるかも知れませんから注意して歩いてくださいね」などという注意書きではもちろんこの手の犯罪を止めることはできない。
そしてもちろんGTAのようなゲームを禁止しても同じだ。

彼の潜在的な動機というものを追及していくことは出来るかも知れない。しかしおそらくは心の闇といった言葉で簡単にまとめられてしまう可能性の方が高い。
それは何となく判ったつもりになって特に対策も立てずに(あるいは行政の一方的な処置のみで)この手の事件を流してしまうということになる。それは無意味というよりも有害と言えるかも知れない。

ただ、こういう犯行を行う前に何か精神的なストッパーが作動するように社会が動いていく必要はあると思う。おそらく根本にはゆがんだ自殺衝動というものがあるのだろうし、それは日本が先進国の中で自殺者の多い国ということと無関係では無いと思う。
そういった方面でのアプローチというのは必要ではないだろうか。

この犯人が派遣社員だったということで、どこかから格差が引き起こす弊害として語る声が上がってくるかも知れない。そういう一面もあるだろうが、もちろんそれだけではない。

時期・場所・犯罪の形態といろいろなレイヤーで様々な問題を各方面に波及させていきそうな事件である。

Send to Kindle

新卒も楽じゃない?

さて、誠のリポート記事より。

新入社員は“就活疲れ”? バブル期の学生よりも苦労(Business Media 誠)

 2005年ごろから景気回復とともに、新卒採用は「売り市場」といわれているが、実際に就職活動を経験した学生はどのように感じているのだろうか。「かなり大変だった」(22.7%)と回答した新入社員の割合が、バブル期だった1992年(11.1%)の2倍以上に達していることが、産業能率大学の調べで分かった。

就職氷河期という言葉がすでに過去に流れてしまっていますが、今でも新卒の就活は苦労している、ということらしいです。

しかしながら、2000年あたまくらいから就職に関する動きを見ていると、やはり楽になっている気がします。そういう状況と気持ちのギャップというものはどこから起きているのでしょうか。

 また就職氷河期といわれる2002年は、就職活動が「かなり大変だった」と答えた新入社員は24.1%と、今年との差はあまりない。一方で「かなり楽だった」という答えた新入社員はバブル期(1992年)は30.6%も占めていたが、今年は氷河期(2002年)の8.7%を下回る5.8%に落ち込んだ。就職活動の期間が長くなる傾向にあり、大学生の“就活疲れ”の実態がうかがえた。

就職活動が大変だったと答えた学生の割合は2002年とそれほど変わらず、逆にバブルだった1992年と比べるとかなり楽だったと答えた学生の割合は下回るという結果になっています。

記事では大学3年生あたりから始まる永すぎる就職活動が学生の疲れを生み出しているのではないかという感じでまとめられていますが、おそらく原因はそれだけではないでしょう。

ぱっと思いつくのは学生の精神的なタフさというのが落ち込んでいるのではないでしょうか。ゆとり世代とひとくくりにして考えるのは何ですが、競争になれていない学生が社会のスタートラインの前での競争という事態に直面しているという状況が精神的な疲れを生み出しているという風に考えることができるかもしれません。

また「仕事」というものに対する希望、あこがれといったものも強くなっているということも考えられます。
バブル絶世期では、もちろん新卒学生が就職先を選択できるということもありましたが、それに加えてだいたい何処に就職してもある程度の将来性がある、という風に感じられたということはあるでしょう。その分どんな仕事でもとりあえず、という気持ちで就職先を選ぶことができたと思います。
逆に今は、「レールに乗り損ねたら」とか「敗者になりたくない」といったことに加え、「自分が満足できる仕事」、「自分を育ててくれる会社」といったものまで、かなり仕事や会社に対して求める基準というものがあがっていると思います。そのような状況ではとりあえず的に就職先を選ぶのは難しいでしょう。

また二極化として本格的に就職活動を行う学生でありかつ優秀な学生は複数の企業から内定をもらい、ただ本格的に就職活動を行うだけの学生は厳しい結果を見せられるということもあります。本格的に就職活動をしない学生はそういった競争とは無縁ですし、苦労を感じたりすることは少ないでしょうが、今の状況ではそういうちょっと浮世離れした感覚の学生というのは少ないのかもしれません。

結局目的意識を持たず大学に入り、単位取得と遊びを上手くバランスにのせ、とりあえず卒業できればいいか的な学生が、3年生になり、いざ就職活動を始めたものの、一体どのような職種がよいのか、という検討すらつけられないまま、まわりに流されて就職活動を始めてみるものの、当然のように有名・大手企業は優秀な学生がきっちりと内定をもらい、「おぃおぃ売り手市場じゃないのかよ」みたいな愚痴をこぼしている、というのが現状ではないか、とそのように推測します。

だからどうなんだ、と言われるとそれまでですが、まあとりあえず就職できた新入社員さんたちはがんばって仕事をしてくださいとね、としか言えません。

Send to Kindle

レク費はどうする?

「レク費の基準つくる」国家公務員のムダ使いで総務相(産経新聞)

増田寛也総務相は3日午前の閣議後の記者会見で、税金などの一部が国家公務員のレクリエーション費用に使われていることについて、全省庁共通の使用基準づくりに着手したことを明らかにした。

 増田総務相は、「特に問題なのはレクリエーション費用。どういう考え方で整理していったらいいのか、その基準作る。その基準を各省に示して、政府としての基準をつくればいい」と述べた。


やはり批判の目が一番集中するのはレク費でしょう。そもそも無駄遣いが発覚したのもこれが一番最初だったように思います。国民の感情を刺激しやすいという意味ではよい攻撃材料だったのでしょう。

で、この基準をどのように設定するかというのが「なかなか難しい」ようですが、だったらもう一律全て禁止してしまえば簡単でしょう。ここら辺はセーフ、アウトというようなラインを設定できないのであればそもそもそういった費用を無くしてしまえば国民からの不信感はかなり和らげるのではないかと思います。

でももって不正な利用はきちんと給与から弁済してもらう、というように規定しておくとより一層効果的でしょう。

それが現実的かどうかはおいておくとしても、それくらいやらないと国民感情の納得感というはなかなか得られないのではないかと思います。

Send to Kindle

タスポで摘発?

15歳息子にタスポ貸す 母親を書類送検 福岡(産経新聞)

福岡県警南署は2日、たばこ自動販売機用の成人識別カード(タスポ)を塗装工見習いの次男(15)に貸し、喫煙を容認したとして、未成年者喫煙禁止法違反の疑いで福岡市南区の母親(41)を書類送検した。南署によると、タスポを未成年者に使わせ、同法違反で摘発されるのは全国で初めてという。

びっくりです。これで書類送検されてしまうんですね。
まああんまりこの辺はつっこんでも仕方ないのですが・・・。

未成年者喫煙禁止法違反ですか、そうですか。
なんか見せしめって感じがしないではないのですが、どうなんでしょう。

だいたい、タスポを持っていれば自動販売機で普通に買えるわけで、この制度もどうかな、なんて感じてしまうわけですよね。免許証だとちょっと貸そうかな、という気は起きませんが、タスポだと・・・いやまあいいや。

Send to Kindle

ヤンサンが休刊

小学館「ヤングサンデー」休刊へ…部数落ち込みで(読売新聞)

小学館は30日、人気漫画「Dr.コトー診療所」や「クロサギ」などの掲載で知られる「週刊ヤングサンデー」を7月31日発売号で休刊すると発表した。

 同誌は1987年3月に月2回刊で創刊。95年11月に週刊化されて以降、ピーク時は68万部を誇ったが、現在は20万部に落ち込んでいる。同社は女性向けコミック月刊誌「Judy」も8月23日発売の10月号で休刊する。同社広報室は「コミック誌全体の発行部数の減少傾向に対応した」としている。


けっこうショッキングですね。クロサギはけっこう楽しみに読んでいたのですが・・・。
連載されている漫画はどうなるのでしょうか。どこか別の雑誌に移行ということになるのでしょうか。

まああんまり人気のない雑誌だとは思っていましたが、休刊するまでとは・・・。

けっこう大きな再編の波がやってきているのかも知れません。
そろそろ漫画雑誌も生き残れる数がかなり限られてきている時代ですね。

Send to Kindle

そりゃむり

「飲んだらDカップ」 無許可で医薬品を販売した疑い(朝日新聞)

 「飲んだらDカップになる」などと豊胸効果があるように宣伝し、無許可で医薬品を販売したとして、神奈川県警生活経済課と川崎署は28日、東京都新宿区新宿1丁目の健康食品販売会社「ファイナルジャパン」の実質経営者、韓国籍の郭充良容疑者(52)=東京都杉並区高円寺北3丁目=ら4人を薬事法違反(無許可販売など)の疑いで逮捕した。郭容疑者は「効果をうたって販売したかは知らない」と否認しているという。

なるわけねぇ~。・・・。

Send to Kindle

5月21日 ニュース雑感

マック、店長2千人に8月から残業代…「名ばかり管理職」問題で(読売新聞)

8月から実施する。店長を残業代の支給対象ではない管理職扱いする「名ばかり管理職」が外食産業で問題化する中、他企業に影響を与えそうだ。

 記者会見した原田泳幸会長によると、職務手当をなくして残業代に振り向ける。また、店長の残業が少ない店ほど業績がいいという社内調査結果が出たとして、今後は残業を減らす方向で取り組む考えを示した。残業が増えた場合は「成果給」を減らすなどの調整を行うため、人件費の総額は現在と変わらないという。


これって、基本的に待遇が変わっていないのでは・・・。というかサービス残業をした場合完全に損ですよね。なんか解決の方向性が間違っている気がするんですが。まあマックの店長がいくらもらっているのか、ということにもよるんですけども。

自民、消費税率上げ検討始める 年金財源にらみ前倒し(朝日新聞)

09年度から国庫負担割合を引き上げる基礎年金や膨らむ高齢者医療費の財源を安定的に確保するため、自民党は20日、消費税率引き上げの検討を始めた。党税制調査会(会長・津島雄二元厚相)の幹部が協議し、消費税を含めた税制の抜本改革に向けた論議を前倒しすることを確認した。年末に向け、引き上げの是非も含めて結論を出す方針だ。

昨日の年金税方式移行への試算はこのための前振りですね、えぇわかってます。
あのような試算を出しておけば消費税アップに非難を加えにくいという思惑があるのでしょう。実際実施予定の国庫負担2分の1への財源すら見つかっていないのですから当然そこに充てられる消費税ということになるのでしょう。で、肝心の年金は現状維持とかだったりね・・・。

みんなのニュース:産婦人科で「モンスターハズバンド」急増 付き添いが暴力・暴言(毎日新聞)

妻への診察に「セクハラだ」と抗議、体温測定でエラーが出ただけでどなる--医療関係者を相手に暴力・暴言が増える中、産科医療の現場でも、夫らによる具体的なトラブル例が公表された。学校現場での「モンスターペアレント」が話題になって久しいが、この場合は「モンスターハズバンド」といえそうだ。

記事中の事例を見ても本当にこういう人たちの頭の中は一体どうなっているのか、という気分になってきます。

まずは、医療費支払いに関するトラブルから。夫は「病院は金がなくとも妊婦を診るのが当然。失業中だから入院費は払えない」「この病院で診察しないなら、他病院へのタクシー代を払え」など発言した。この夫は以前にも、暴力的行為で問題になったこともあり、強固な態度を崩さなかったたため、病院側は都立病院に患者の受け入れをお願いし、公用車で送ったという。

日本のサービス業界が消費者を徹底的に甘やかしてきたせい?それともこの夫たちの親が彼らを甘やかしてきたせい?日本の教育行政が道徳を教えるのをやめたから?テレビの見過ぎ?ゲーム脳?
まあ、理由はわかりませんが、正直こういう人間と関わり合いになりたくないと思う産婦人科医師の気持ちは十分理解できます。

【ねっと系】先生に「情報交換の場」 NTTレゾナントが新サイト (産経新聞)

ポータル(玄関)サイト「goo」を手がけるNTTレゾナント(東京都千代田区)が、小学校の先生向けの情報サイトを今夏に新設する。インターネットを活用した授業運営のヒントや、教材として使える画像データを提供するほか、「他の先生と情報交換できる場が欲しい」との声に応えてSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)も開設する。同社は大勢の教師の参加を見込み、学校教材などの広告を掲載して収益をあげていく考えだ。

こういう試みは良いのではないでしょうか。ネットの有効活用ですね。教材の共有、情報交換の場、ということですが、一歩進めて授業動画をアップしてそれを共有してみたりするのもおもしろいかも知れません。あとは学校システムにそれを巻き込んでいけるか、というのがポイントになりそうです。

国民年金納付率、2年連続低下へ・07年度64%前後、記録問題が直撃(日本経済新聞)

2007年度の国民年金保険料の納付率が64%前後に低下して、06年度の実績の66%を下回る見通しとなった。2年連続の低下で、政府が目標とする80%からさらに離れる。社会保険庁は未納者への強制徴収に力を入れるが、年金記録問題を背景に加入者の不信感は強い。国民皆年金をうたう現行の社会保険方式の矛盾が露呈。今後の年金制度改革の議論にも影響しそうだ。

まあなんとも言い難いものがありますが、強制徴収したところで、特に意味はなく制度の根本的な問題点は永続的に残り続けるということだけはまあ知っておいて欲しいところです。

Send to Kindle

こういうときのネット頼み

市民、ネットで助け合い・四川大地震 (日本経済新聞)

1000万人以上が被災した中国・四川大地震で、政府の支援が後手に回る中、インターネットの電子掲示板(BBS)で知り合った市民のつながりが存在感を高めている。被災地の仲間とネットや携帯電話のメールで連絡を取り合い、被災地に本当に必要な物資を仲間の手から手を通じて送り届けている。

今日本で似たような災害が起こってもきっと同様のネットコミュニティーによる助け合いというのは確実に立ち上がってくることでしょう。この例はBBSですが、ブログあるいはmixiなどのSNSはかなり浸透しているわけで、その動きはもっと密なものになるはずです。
もしそうならないとするならば、結局コミュニティーで交わされているコミュニケーションの密度というのが著しく低いということになってしまうでしょう。

「初めまして。君が『527』なのか。薬を持ってきた」。成都市から救援物資を運んできた「欧文」は17日、同市の北に位置する綿竹市で自宅アパートが全壊した「527」に手を差し出し、互いに手を握りしめた。

なんかちょっと感動的なというか扇情的なエピソードですね。
いや、別に作り話とはいってませんよ・・・。

Send to Kindle

WordPress Themes