【書評】愛と怒りの行動経済学(エヤル・ヴィンター)

ときとして、私たちは感情を嫌う。「もっと合理的に生きていけたら」と願う。 では、ほんとうにミスター・スポックのようになったら、私たちの人生はより幸福度が増すのだろうか。あるいは、いつまで経っても食べる方を決められなかった...

【書評】勉強の哲学(千葉雅也)

たとえば、書店のビジネス書や自己啓発書の棚で本書を手に取ったら、ちょっとびっくりするんじゃないかと思う。 勉強の哲学 来たるべきバカのために posted with amazlet at 17.04.10 千葉 雅也 文...

【書評】質的社会調査の方法(岸 政彦, 石岡丈昇, 丸山里美)

ビッグデータの普及により、個人の立ち振る舞いがデータ化され、その行動が統計的に処理されるようになりつつあるわけだが、さすがにそれだけでは心許ない。 なにせビッグデータには、心情も物語も出てこない。そこでは人間を人間たらし...

【書評】立て直す力(ブレネー・ブラウン)

後悔しないで生きていくにはどうするか? 一切の内省を排除すればいい。感情をそぎ落とせば、あらゆる苦難から解放される。ばかばかしい答えかもしれないが、ある種のポジティブ教が言っているのはそういうことである。何もかもを肯定す...

【書評】『アイデア大全』(読書猿)

「人類よ、これが発想法だ」 思わずそんなハリウッド映画的キャッチコピーを思いついてしまう本である。古今東西の発想法を俯瞰し、位置づけ、整理した上で、それぞれに解説が加えられている。 アイデア大全――創造力とブレイクスルー...

2016年の<びっくら本> #mybooks2016

2016年に読んだ本で面白かった本を紹介します。 まずは総合部門というか、「とりあえず、これ読んでおけば」大賞。 ……… ……… ……… …… …… …… … … … はい、やっぱりこの本です! サピエンス全史(上) 文...

【書評】消極性デザイン宣言(消極性研究会)

「消極性研究会」とは何やら怪しい響きがするが、研究内容も負けてはいない(褒め言葉)。 消極性デザイン宣言 ―消極的な人よ、声を上げよ。……いや、上げなくてよい。 posted with amazlet at 16.12....