Scrivenerにテキストファイルを分割してインポートする機能。そしてEvernoteからScrivenerへ。

Scrivenerにはファイルを取り込む機能がいくつかあるのですが、中でも覚えておきたいものがあります。

それが、「Import and Split」。

テキストファイルを取り込む際、ファイル分割を同時に実行してくれます。

普通は、一枚の大きなテキストファイルを取り込み、その後自分で「Split with Selection as Title」を複数回実行して、ファイルを分割していき、順番の入れ換えといった構成作業を行いやすくするのですが、事前に分割する箇所がわかっているなら、テキストに小細工をすることで、あらかじめ分割された状態でファイルをインポートできます。

実際にみてみましょう。

ファイルを分割して取り込む

こういうテキストファイルがあったとします。

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ごく普通のテキストですが、ところどころに「###」が入っていますね。これが小細工です。

このテキストファイルを「File」>「Import and Split」から取り込みます。Selections are Separated by に「###」を指定するのも忘れずに。

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インポートが完了すると、以下のように3つのファイルが追加されます。当然ように、それぞれのファイルの中身は、テキストファイルの中身と対応しています。

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いちいち分割作業する必要がないので、簡単ですね。

コピペはつらい

という機能を踏まえた上で、読み進めてください。

ここ最近「月刊くらした」計画として、毎月一回電子書籍を発行しています。で、そのために過去原稿をEvernoteから探しだし、それをScrivenerに移し替える作業を行っています。コピペで。

短めのエッセイ集なら10回ほどの作業ですが、長くなればなるほどコピペ回数が増え、面倒くささゲージが真っ赤に染まり始めます。

というわけで、上記の「Import and Split」を意識してAppleScriptを書いてみました。

スクリプトの動作

まずは機能から。

Evernoteで、ノートを選択。Scrivenerに取り込みたいものを、ぽんぽんとクリックしていきます。

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で、スクリプトを起動。

すると、こういうテキストファイルができあがります。

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ノートごとの

ノートタイトル
ノートの中身(テキストだけ)

###

がまとめられたテキストファイルになっています。

あとは、「Import and Split」でそのファイルを取り込めば、作業は完了。

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Evernoteのノートを使って、すぐさまScrivenerでプロジェクト管理ができるという、(たぶん私しか使わないでしょうけれども)優れものアプリです。

中身


スクリプトは以下。

当スクリプトは、全面的に@s_z_k_3師匠の「Evernoteのノートをプレーンテキストで取得」スクリプトに依っています。プレーンテキストに変換できさえすれば、いろいろ工夫は広がりますね。

その他、

エラーに備えよう(鳶嶋工房)
AppleScriptで扱う日本語(マルチバイト)文字列について(キッズプレート、パスタおかわり)

のページも参考にさせていただきました。

さいごに


区切りのための文字や、テキストファイルに書き出す内容(たとえばノートのタイトルを含めるかどうか)など、アレンジする要素はいくつかあります。適当に改造して、お使いください。

まあ、Evernote→Scrivenerの連携を使っている人がどれだけいるかはわかりませんが。

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Rashita
物書きをやっております。実用書から小説までなんでもござれのハイブリッド物書きです。 ライフハックや仕事術、知的生産などに興味があります。

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