私の最高の読書環境

以下の記事を読みました。

読書環境について #WRM感想(知財渉外にて)

つらつら考えていたのだけど、私が至福に感じる読書環境としては、

1) 大きな書店に併設されたカフェで
2) 美味しいコーヒーを飲みながら
3) 帰る時間をまったく気にせずに読書に没頭できる

というところだろうか。

幸福感が行間からポタポタとしみ出してきそうな時間です。良いですね。

さて、上の記事でも紹介されていますが、WRMの今週のQ(キュー)は以下でした。

「Q.考えうる限りで最高の読書環境について教えてください」

この質問を考えたとき、私の脳裏に浮かんだのが「東京→京都間の新幹線の中」です。

なぜ、これが「最高の読書環境」なのでしょうか。少し書いてみます。

本に入り込む時間

そもそもとして「最高の読書環境」とは何を指すのでしょうか。だいたいにしてWRMのQは、その辺りが大ざっぱです。ようするに、自分で定義して、自分で答えてね、というスタンスの問いが多いのです。

で、私なりにそれを定義すると「最高に読書に没頭できる環境」となりました。

それと共に、東京→京都の新幹線内が思い浮かんできたわけです。

最初のポイントは、京都→東京ではなく、東京→京都、という順番です。

私が東京に行くときは、たいてい何かの仕事を抱えています。ですから、新幹線での移動中はスライド作りであったり、資料の整理であったり、と何かしらの作業を行っていることが大半なのです。つまり、そもそもとして本を読む時間はあまりありません。

しかし、東京からの帰りは違います。何しろ大きな仕事は終わっているのです。なんなら、缶ビールの一本でもプシュッとやっても罪悪感は何一つ騒ぎ声を上げません。そういうリラックスした時間が、東京→京都の新幹線内には流れている、というのがポイントの一つ目。

限定と開放

新幹線の中は、案外できることが少ないものです。トンネルがポツポツあるので、電波も盤石というほどではありません。だから、なんとなくTwitterとかもチェックしません。そう、気が散る要素が少ないのです。

昔に比べると、すぼりと没頭して本を読むことが少なくなりました。ついつい、Twitterにアクセスしてしまうのです。主には、本を読んで感じたこと・考えたことをつぶやくためですが、タイムラインをチェックしてブログ記事を読んだりすることもないではありません。「電波があまりない」という環境では、まあ、しゃーないなという感じで本に没頭できます。潜り込めます。

そうした没頭した環境でありながらも、ふと顔を上げれば風景が目に入ってきます。しかも、移動する風景です。しばらくぼーっと外を眺めて、考えごとにふけるのも心地よいものです。新幹線からの風景は、だいたい緑に包まれているので、きっと目の疲労回復にも役立つでしょう。読書が縦の目の動きなのに対して、風景は横に動いている、というのもポイントかもしれません。

限定された環境と開かれた風景。

この組み合わせがなかなかイケています。

制限時間

さらに、新幹線にはあるものがあります。これがさらに本に対する集中度を高めます。

それは何かというと「到着時刻」です。つまりリミットタイムがあるのです。

この効果については、改めて書くまでもないでしょう。

移動

最後のポイントは、うまくいえませんが「移動」という要素に関わっています。

これは新幹線に限らず、電車やバスで本を読んでいても同じです。

一般的に読書という行為は、本の中の世界に入っていきます。フィクションであろうがノンフィクションであろうが、著者が構築した世界に入り込んでいくのが読書です。

で、読み終えると、読者は現実の世界に帰ってきます。

私たちは、一歩も動かずに旅に出て、そして一歩も動かずにそこに帰ってきます。それが、読書というものがもたらす体験です。

でも、新幹線で本を読むと、本を読み出した時の物理的な場所と、読み終えた時の物理的な場所が変わっています。それも、新幹線であれば、結構変わっています。方言やエスカレーターの左右が変わる程度には、変化しているのです。

読書による心の旅と、新幹線による物理的な体の旅。

この奇妙な組み合わせが、私には面白く感じられます。

さいごに

もちろん、他にも至福の読書時間というものはあります。ただ、「最高に没頭できる時間」というものを思い描いてみると、帰りの新幹線の中、という答えに至りました。

一見逆のようですが、私の場合「制限時間」がある方が没頭できるのです。もちろん、そうではないという人もいるでしょう。この辺りは個人差というか、性格的なものが関係してきそうです。あと、非日常的な空間にいる、というのもポイントな気がします。

さて、みなさんの読書環境はいかがでしょうか。

▼WRM:

Weeky R-style Magazine
Weekly R-style Magazine ~プロトタイプ・シンキング~(まぐまぐ)

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