[Scrivener+でんでんコンバーター]で各章の扉ページに画像を配置する

絶賛好評発売中の『Fount of Word -α-』には、珍しく画像が多用されています。

Fount of Word -α-
Fount of Word -α- 倉下忠憲

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各章の扉ページに、こういった画像が配置されているのです。

20141102120616
※本書は、ぜひ画面を縦にしてお読みください。

で、でんでんコンバーターにおいて画像の配置は以下のような記入を必要とします。

![代替テキスト](img.jpg)

こういう記入をしておくと、でんでんコンバーターが次のようなタグに変換してくれるわけです。

<img src=”img.jpg” alt=”代替テキスト” />

※代替テキストは省略することも可能です。

さて、『Fount of Word -α-』は全部で40の章があります。ということは、章の扉ページも40個あります。そのそれぞれに、上のタグを書いていく……。悪夢ですね。

でも、Scrivenerなら大丈夫!(テレビの通信販売風)

Formatting Hack

使うのはCompileのFormatting。

screenshot

この「Section Layout」を使うと、その文章のタイトル部分に細工ができます。先に結論を書いてしまうと、

![](word<$n>.png)

screenshot

という風に書きます。ポイントは<$n>の部分。

これは一種の変数で、一回呼び出されるたびに数が一つ増えます。n++なわけです。

つまり、上のように書いておくと、第一章の扉ページの部分では、

![](word1.png)

となり、第二章・第三章では、

![](word2.png)
![](word3.png)

となるわけです。もちろんこれが40個続いてきます。

これでいちいち画像タグを書いていく必要はなくなりました。あとは、この連番に合わせて画像ファイルを作成すればOKです。

階層ズラし

が、このまま普通にやってしまうと、「おわりに」とか「著者プロフィール」のページにもこの画像タグが挿入されることになります。それはちょっと嫌ですね。

というわけで、階層を分けます。本文にあたる文章はフォルダの中に格納し、「おわりに」などは第一階層に置いておきます。もちろん、逆でも構いません。ともかく階層をズラすのがポイントです。

そうすると、

screenshot

screenshot

というように、当てられるFormattingが変えられます。こうしてめでたく、本文の中だけに扉ページの画像タグを自動的に挿入することができました。

さいごに

もちろん画像ファイルを連番で作成する、という作業が若干面倒なわけですが、それはなんとかなるでしょう(大ざっぱ)。

ともかく、

  • Formattingでタイトルに細工
  • 変数を活用
  • 階層をズラす

という3つのテクニックを知っておくと、Scrivenerは界王拳3倍ぐらいすごくなりますのでぜひ覚えておいてください。

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