MemoFlowyのバージョンアップで僕たちが手に入れたもの

そうです。inboxです。

2015年の12月にこんな記事を書きました。

「MemoFlowy」はWorkFlowyにおけるFastEverではない

そこでは「インスタントinbox」という概念を立ち上げて、Evernote系のメモ送信アプリとは一線を画した存在であることを確認しました。

が、そこから6ヶ月経って、このアップデートです。

MemoFlowyの進化は止まらない。メモ入力画面から直接WorkFlowyに書き込めるように!(Android Ver.1.1 & iOS Ver.1.4)

これで、「インスタントinbox」だけでなく、ノーマルな「inbox」ですらWorkFlowy上で運用できるようになりした。朗報というよりも、福音でしょう。

フローの3段階

復習します。

infotecktool.001

情報のフローは、大きくわけて3つの段階があり、それぞれを仮に「in」「?」「out」と呼んでおきましょう。

「MemoFlowy」などのメモ送信ツールが担当するのは、この「in」の部分です。そして、この「in」段階を探求したことがある人ならば皆ご存じでしょうが、この段階では「即応性」と「操作簡易性」が最も重要になってきます。簡単に言えば、「すぐに書き留められること」「操作が簡単なこと」です。

APIが開放されていないWorkFlowyでは、どうしてもこの「in」を担当するのが難しい状況でした。思いついたことをすぐさま書き留めることができなかったのです。そこで登場したのが「MemoFlowy」であり、APIを使わないで似たことを実現してくれました。少しだけ手間がかかるものの、その手間によってメモツールに第三のカテゴリを生み出した貢献もあります。

が、今回のアップデートで、「in」部分に関する不満はほぼ消えたと言ってよいでしょう。Evernoteで言えば、FastEverを使うのと同じ感覚で、WorkFlowyが使えるのです。その上、もともとあった「書き留めてから、貼り付ける」というインスタントinbox的使い方もできます。

これはうっかりすると、Evernoteをメモ代わりに使っている人がWorkFlowyにずずいと移動してしまう可能すらある大きな変化と言えるでしょう。

さいごに

「in」はこれでよいとして、「?」は「out」はどうでしょうか。

このあたりも実はいろいろ進んでいて、「?」の姿勢的なものは、『アウトライン・プロセッシング入門』が先鞭をつけてくれていますし、ツール的なものも置換などが(ユーザー有志による)スクリプトで実現できるようになっています。同様に「out」もWorkFlowy標準以外のエクスポート方法の探求も盛り上がっています。

これらがAPIと関係ない部分で湧き上がっているというのが、ある意味でWebツールの面白いところでもあります。

とりあえず、このバージョンアップによって、「WorkFlowyの使い方」を解説する本を書く準備がいよいよ整ったと言えるでしょう。

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Rashita
物書きをやっております。実用書から小説までなんでもござれのハイブリッド物書きです。 ライフハックや仕事術、知的生産などに興味があります。

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