デジタル・チェックボックスの可能性

チェックボックスってありますよね。タスク管理の強力なパートナーです。

たとえば紙なんかだと、こんな風に使います。

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四角マークを一つ作るだけで、進捗状況を表現できるのですから、記号というのはなかなか凄いものです。

でもって、Everntoeなどのデジタルツールにもチェックボックスはあります。

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クリックでオンオフを切り替える、という点を除けば、基本的な動作は紙のチェックボックスと同じ。Evernoteでタスク管理、というなかなか珍しいことをしている私としては、便利に使わせてもらっています。もちろん、他のツールでも同じようにチェックボックスを挿入できるものは多いでしょう。

しかし、ストレートに言わせてもらえば、この方面の進化はここでピタリと止まっています。チェックボックスって、オンかオフしかできないのです。0か1か。「それって、どんなデジタル思考?」と問いかけたくなるのですが、「いや、だってデジタルですし」と返されてしまうのがオチでしょう。

でも、デジタルツールなのだから、もっと様々なバリエーションがあってもよいでしょう。いや、あるべきです。

その辺の機能不全を、たとえば、「チェックボックスを二つ使う」というハックでやりくりする手法もあります。

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タスクに着手したら前者にチェック、タスクを完了した後者にチェック。これでより細かい進捗管理が行える、というわけですが、いささか涙ぐましい努力と言わざるを得ません。デジタルツールの可能性は、こんなものではないでしょう。

というわけで、たとえばこんなアイデアはどうでしょうか。

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まず、普通のボックス(オフ・オン)があります。でもって、「半分終了した」→つまり、まだ終わっていない状態を表現できるhalf Doneがあります。つまり、着手はしたが完全ではない、を表現できる、ということです。でもって、これを広げると、1/4とか3/4とか、いろいろバリエーションが出てきますね。それを円グラフ的に表現してもいいかもしれません。人間の手でそれを描くのはなかなか面倒ですが、デジタルツールならば簡単です。

でもって、ドット線(あるいは透明度50%ぐらい)のボックスもあってよいでしょう。これは「いまだタスクにあらず」なもので、言い換えれば、「気になること以上、タスク未満」を表現するボックスです。世の中を見渡せば、そういう中間地点にある要素っていっぱいあると思います。それを適切に管理し、さらに表現するツールは絶対必要です。

あとは、赤色のチェックボックスで、重要性を表現したり(逆もありそうです)、紫色のチェックボックスで、そのタスクが事前に設定したものではなく、割り込みで発生したことを明示することもできるでしょう。仮に紫色ばかりであるならば、タスク管理の手法を改めて考え直す、みたいなログとしても使えます。

でもって、これらの要素でタスクをフィルター(検索)できれば、これはもう最高です。

さいごに

今回はチェックボックスの可能性、という視点で管理ツールの進化の道のりを探ってみました。

根本にあるのは、既存のタスク管理ツールが、あまりにも均一的であり、柔軟性に欠ける、ということです。世の中に、「完了前タスク」と「完了済タスク」の二種類しかないならば、それはそれでよいのですが、どうみても世界はそのようにはなっていません。だから、いろいろなものが切り落とされたり、あるいは無理矢理な変換をかまされることになります。

もちろん、ある程度はタグ機能によって柔軟性はサポートされています。しかし、個人的体験からいって、それはUIとしては物足りません。チェックボックスの色・形のように(視覚的)ダイレクトに私たちに訴えかけてくれた方が、より効果的でしょう。

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