Evernoteの新機能「Site Memory」を付けてみた&WordPressのタグをEvernoteのタグとしてサジェストする方法

前回記事の続きを書こうと思っていましたが、Evernote関連のトピックスが飛び込んできましたので記事の差し替えです。

すでにご存じor導入されている方もおられると思いますが、Evernoteに直接ウェブページと連携する機能が追加されました。
どういう動きをするのかは、以下のページに詳しいです。

新機能:サイトメモリーボタンでWebサイトを1発保存!

Evernoteサイトメモリーボタンは、各ページに埋め込まれた”ミニ”Evernoteです。名前の通り、このボタンがあれば、通常の”お気に入り”以上に、ページ内コンテンツを一気に記憶させることができます。しかも実装は簡単、ブログやニュースサイト、店舗・企業サイトを問わず、サイトメモリーはご利用頂けます。

感覚的にはTwitterの「ツイートボタン」のEvernote版と捉えておけばよいでしょうか。もちろん、単にクリップするだけならばブラウザのクリッパーで十分です。上に引いたブログからポイントだけを見てみましょう。

1. クリッピング情報を詳細に管理できます
2. Webサイト内でクリップ履歴が確認可能
3. アフィリエイトプログラム
4. 高い宣伝効果

利用者

クリップする人にとっては、2が魅力でしょうか。そのサイトからクリップしたノートを一覧することができるようです。これは一体普通のクリップと何が違うか?例えば膨大な記事の数があるブログがあるとします。3000とか4000の記事があるブログですね。その中には役立つ記事もあれば、ちょっとな・・・という記事もあるでしょう。この一覧機能を使えば自分のお気に入りの記事だけを眺めることができます。つまり、Blogのレバレッジメモを作ることができるわけです。

提供者

残りのポイントは提供者へのメリットになるでしょう。ブロガーとして注目したいのは「クリッピング情報を詳細に管理できる」という点です。この機能を使いこなせるならば、ブロガーと読者の互いのメリットになるものを提供できるようになるはずです。詳しいことは後述します。

先行者の実例と思い

まずは、実際に設置されているブログをちょっとチェックしてみましょう。

ゴリュさん

よくこのブログでも紹介させていただいている、@goryugoさん。

Evernote Site Momory 付けました(goryugo, addicted to Evernote)

早速の対応ですね。記事タイトルの横にちょこっとクリップボタンが付いています。ちなみにかなりぶっちゃけですが、

で、実際自分が使うかっていうとたぶん今は使わない。割と見やすいデザインで記事の保存が出来るのは素晴らしいのですが、手動でクリップするとしたら記事の一部分だけだろうし、記事全文は自動でクリップするような仕組みを作ってます。

こういうお話が出ております。おそらくこういうクリップの選択をされている方も結構おられるのではないかと個人的には考えているので、クリップボタンが便利に使われる世界にたどり着くのはなかなか難しいでしょう。もう一点、

あと、個人的にすごく要らないであろう機能が「ノートブックの指定」SiteMemoryの設定でノートブックが指定されていると、デフォルトでそのノートブックが選択されています。しかも、存在しないノートブックでも問答無用でノートブックが作成される。

というのもあります。使ってみると分かりますが、提供者(つまりブロガー)がこういうノートブックに保存したらいいよ、と初めから指定することができます(クリップ時に変更可能)。これを指定されていると、クリップボタンを押す→ノートブックをinboxに指定という動作が一手間増えてしまいます。このあたりの対応は難しいものです。気に留めておいた方がいいでしょう。

とある理学博士

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がアマゾンで絶好調の@mehoriさんもさっそくブログに導入&親切な解説記事を書いておられます。

あなたのブログを Evernote 対応にする Site Memory、本日公開!(Lifehacking.jp)

たとえば Lifehacking.jp でクリッピングすることが多い人なら(多いです、よね?)過去にクリッピングした記事の一覧表を見ることが可能になります。これは「どんなキーワードでさがせばいいのか忘れたけど、たしかあのブログでクリップした情報のはず」というくらい記憶があやふやな場合でも役に立つ機能です。

確かにメタ情報として保存したブログは憶えているけど・・・というシチュエーションは考えられます。そういう場合の発見回路が一つ増えたということでしょう。

実際の設置に関しては、

あなたのブログに Evernote Site Memory を追加する(Lifehacking.jp)

を読めば感じはつかめると思います。

日本語でサイトメモリーのコードを入手する場合は、以下のリンクから。

Evernoteサイトメモリー

英語ですが、Wordpressへの設置はこのページを、Tumblrに関してはこのページを参照してみてください。

有効なページクリップ

さて、単に新機能の紹介をしただけでは後発更新のブログとしては手落ちと言わざる得ません。有効なページクリップのスタイルをどのように指定すべきかについて少し考えてみます。
Evernoteサイトメモリーの画面を見ながらだとわかりやすいかも。

Webサイト名

これはブログのタイトルで問題ないでしょう。

クリップするコンテンツ

工夫すべきはこの点。ページ全体のクリップにならないようにコンテンツ部分だけを指定するのがポイントでしょう。サイドバーとかフッターとかをクリップしたいと考えている人はあまりいないはずです。またコードを少々改造することでクリップされるコンテンツだけにフッターを付けることもできるようです。例えばサイトロゴの画像などが考えられるでしょうか。

しかし、この辺はツッコミ出すと結構マニアックになってきますので今後要研究ということにしておきます。

ちなみに、クリップの指定はIDを使って行います。Wordpressをお使いの方ならば簡単に指定することができます。実装の方法は

  • すでに存在するIDを指定する
  • クリッピング指定用のDIV+IDを作る
  • すでに存在するDIVにIDを追加する

の3パターンがあると思います。この辺はどういう風に取り込んでもらいたいかを考えて実装するのがよいと思います。それぞれ全体のバランスで考えた場合手間が結構変わってきます。一番簡単な方法ならば既存のIDを指定しておくことでしょう。Wordpressの一般的なテーマであれば、mainとかcontentを指定しておけば無難です。CSSとかさっぱりという方はテーマのファイルを見て、<DIV ID =”main”>とかを探して下さい。単一記事ならば上の方にあるはずです。この<DIV id=”main”>~</DIV>で囲まれた部分がクリップ対象になります。

「クリップするコンテンツ」に入力するのはmainとかcontentといった部分だけです。idとか””とかは不要です。なんかよく分からんという方は、とりあえずどちらかを指定しておいて動作確認してみてください。

この辺はかなりアレンジのしがいがありますが、書き出すとそれだけで一記事ぐらいになるのでとりあえず止めておきます。ちなみに、私はテーマの関係で<DIV class=”entry”>にid=”clip”を追加して使ってます。多分本格的にいじり出すとテーマ全体をいじる必要でてくるので、とりあえず応急処置ということで。

候補となる保存先のノートブック

オススメのノートブックの指定ですが、ブログのジャンル次第という所はあるでしょう。「俺はEvernoteの事しかかかねぇぜ」という方ならばEvernoteというノートブックを指定するのもありかもしれません。あるいは「他の人は私のブログ専用のノートブック持ってるよね?」という自信満々な方ならば自分のブログのタイトルを指定して置くこともできるでしょう。

しかしながら、今後このクリップボタンが増えてきて、そのたびごとにそのブログのタイトルのノートブックが増えるのはあまり喜ばしい事態とは思えません。というわけで、「ノートブックの指定はしない(空白にしておく)」か「一般的なジャンルを指定しておく」ぐらいの選択がよいかと思います。ただ、個人的にはジャンルはタグでOKではないかなと考えておりますので、今のところ当ブログではノートブックの指定はしておりません。

候補となるタグ

ノートブックにブログのタイトルやジャンルを指定するならば、このタグで指定しておいた方が無難でしょう。あくまで提案されるだけなのでボタンを押さなければ選択されません。気に入ったタグであればユーザーのお好みで。この辺のバランス感覚がちょうど良いと思います。

例えば、このブログであるならば、「R-style」「Blog」「rashita」というのが無難な提案タグです。まあでもあんまり面白くないですね。一ひねりが欲しいところです。この辺は後述します。

それ以外

パス。

BlogのタグをEvernoteのタグとしてサジェストする

サジェスト=提案、ですね。ちょっと英語で言ってみました。

インスピレーションをいただいたのは、「Evernoteの新Webクリップ機能「Site Memory」をブログに貼り付ける(Movable Typeでのカスタマイズ)」(Heartlogic)

上の赤字の行では「suggestTags」変数をカスタマイズして、記事に指定したタグ+サイト名をサジェストするようにしています。

MTに出来て、WordPressに出来ないはずがないですね。というわけで、やってみました。この記事の下の方にある象さんのクリップボタンを押してみて下さい。
※インデックスページをご覧の方は記事タイトル下部にボタンがあります。

ボタンの下に表示されている、ブログ記事のタグが提案されているのではないでしょうか。このタグ選択の機能があれば、ユーザーもちょっとクリップボタン押してやろうか、という気持ちになるかも知れません。なんといってもタグ付けは面倒ですからね。
※追記:タグの提案に「R-style」も付け加えました。

もしかしたら、もっとスマートなやり方があるのかもしれませんが、とりあえず私が実装した方法を紹介しておきます。

suggestTags:'<?php
$posttags = get_the_tags();
if ($posttags) {
foreach($posttags as $tag) {
echo $tag->name . ' ,';
}
}
?>'});

書式の意味の説明は割愛します。the_tags()でイケルかなと思ったらこれリンク付きを出しちゃんですよね。これだとエラーがでてしまうので、プレーンなテキストを出力して、そこに区切りのコンマを入れるという感じです。なんか書き方よく分からんと言う方は「候補となるタグ」の所に適当な文字列を入れてコードを生成し、上のコードをコピペすればなんとかなるのではないかと思います。

参考サイト:
タグのリンクを表示するthe_tags()
[解決済み] タグのリンクを外したい (4 件の投稿)

まとめ

思わず長くなってしまいました。タイトルもそれに対応しております。エントリーのどの部分をクリップしてもらうか、あるいはフッターの使い方はまだまだ工夫する余地がたんまり残っていそうです。

とはいえ、とりあえず設置できるならば直ぐにできるのでぽちっと付けておきましょう。

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