期待が膨らむツール「Evernote Sticky」の紹介と使い方の例

すでにインストールしてお使いの方もおられるかもしれませんが、個人的にEvernote関連で望んでいたツールの一つが登場しました。まだ開発途上感はありますが、ツールの方向性的には非常に好感度が高いものです。

ツールの名前はEvernote Sticky。$5で発売されている「Evernote Sticky Screen Wipes」とは違いますので注意してください。機能は至ってシンプルで「Evernote用デスクトップ常駐付箋紙」です。

ダウンロードと詳細については

Evernote Sticky: Evernote用デスクトップ常駐付箋紙

からどうぞ。

基本的な機能

基本的な情報をピックアップしておきましょう。

動作環境:JRE(Java Runtime Environment)がインストールされているPC. Windows,Macで動作確認。

機能:Evernoteのノートに特定のタグを付けておけば,そのノートが自動的にデスクトップに表示されます

この「特定のタグ」に関してはカスタマイズ可能です。同期のタイミングや付箋の色などもカスタマイズ可能。機能自体は至ってシンプルですね。現段階では付箋を表示するだけで、内容を編集する機能はありません。将来的にこの辺が変更になるのかどうかでこのツールの可能性は大きく変わってくるでしょう。

使い方の例

一番単純に考えれば、複数のPC間で付箋を共有するという使い方が考えられます。特にPCをWindowsとMac両方使っている場合、この手の付箋の同期はかなり面倒です。Evernote Stickyを使えば、付箋の管理そのものはEvernoteで行うことができるので、デバイスを気にする必要はありません。もちろんJavaを入れておく必要がありますが。

それ以外には何か使い方はないでしょうか。

例えば、タスク管理。今のところチェックマークを入れられないので細かいタスク管理を行うことはできませんが、例えば一週間の進行表やプロジェクトのリストをEvernoteで管理しているならば、それを瞬間的に参照できるようになるのは便利だと思います。

同じような考えで、その週の目標などをデスクトップに表示させることもできそうです。あるいはクレドなどを書いておいて、日常的に目に触れるようにする、という使い方も可能でしょう。

あるいは、レバレッジメモや記憶すべきものなどをEvernoteで管理しているならば、それを表示させることで記憶の強化に使う、という手もありそうです。

なるべく目にしたいもの、目にすべきものをEvernoteで管理しているならば、それを付箋の形でデスクトップ上に表示させるのは「あり」な考え方ではないでしょうか。

私が見いだした希望

以前から書いていることですが、Evernoteを情報カードのように扱っています。そしてそのことに関して不満がありました。基本的に時系列あるいは名前順で管理されるEvernoteのノート表示は「いろいろ並び替える事」が基本的にできません。もちろんノートタイトルの頭に数字で番号を振れば恣意的に並び替えることはできますが、「あれをこうして、これをああして、あれ、これはああだな・・・」という作業には不向きです。

これが出来るようになればな、と常々希求していました。もし、これができるようになればEvernoteのノートを使ってKJ法ができるようになるからです。

アイデアの元ネタのノートをずらっと画面上に並べて、関連するものを集めていく。そういう作業を手書きのカードを使うこと無しに実行できる。これは知的生産における大きな進歩ではないだろうか、などと大げさに考えていました。もちろん、実際に手書きカードを使った方がスペースの大きさ的に有利です。しかし、デジタルでの選択肢もあってはよいのではないか、と思います。

今のところ付箋を新しく作ったり、内容を編集したりはできないのでKJ法を実行することはできませんが、アイデアを並べておいて、並び替える、という作業だけならばこなすことができます。Evernoteのノートを自由自在に並び替えられる感覚だけでも、そうとうに新鮮なものです。

グループウェア的な情報の共有に

それ以外にまだ試していませんが、共有ノートブックを使うということもできるかもしれません。自分が招待した共有ノートブックは普通のノートブックと同じなので、例えば仕事の指示を出す人が特定のタグを付けて共有されたノートブックにノートを作る。そうすれば、デスクトップにその指示が表示される。という遠回りなメールのような使い方も考えられます。

それを一歩進めてみることもできます。これは以前@goryugoさんとお話したときに出てきたアイデアの発展型です。

例えば、捨てメアド使ってEvernoteのアカウントを作る。そのアカウント情報を他の人と共有する。これは日常的に使うものではないので、自分のクライアントソフトには登録しません。ノートの作成や編集はWebで行うことになります。

で、そのノートの表示をこのEvernote Stickyで行うという方法です。Evernoteのアカウント情報を共有した人全てに同じ付箋(ノート)が共有されることになります。限定的なグループウェアの情報共有の仕組みを作ることもできるのではないでしょうか。

自分のクライアントソフトと関連づけていないEvernoteの情報がデスクトップで見られるというのは今までは出来なかった事です。この辺にも応用の可能性は眠っていると思います。

さいごに

まだまだ、発展途上中のツールではありますが、機能改善が行われればEvernoteの可能性をさらに高めてくれるツールだと思います。今のところ期待度大のツールであることは間違いありません。

何か面白い使い方が見つかればぜひご教授くださいませ。

▼関連エントリー:
Evernote Sticky: Evernote用デスクトップ常駐付箋紙
evernote-sticky は可能性のあるツール(suVeneのアレ)
Evernote Sticky – Evernoteのメモを表示するスティッキーズ風デスクトップ付箋ツール(気分が良くて何が悪い?)

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Rashita
物書きをやっております。実用書から小説までなんでもござれのハイブリッド物書きです。 ライフハックや仕事術、知的生産などに興味があります。

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