Evernoteにあったらいいな、の機能

前々から、実装して欲しいと思うEvernoteの機能がある。たぶん何度か書いた事もあるが、それは「ノート」間のハイパーリンクだ。

例えば情報カードを使ったカード・システムの一つ「PoIC」ではタイムスタンプを絶対参照名として使っている。あるカードについて参照すべき別のカードがあれば、そのタイムスタンプを用いて、

Ref. : 2011.01.21 11:35

などと書くわけだ。システムとして非常に簡潔で、かつ強力だ。

Evernoteの使い方の一つに、「情報カード・システム」を置いている私としては、このノートからノートへのリンクというのは是非ともほしい所である。

実装チャレンジ

もちろん、似たような事はタグでも可能だ。ただ、タグでは不便な所も多い。いくつか理由を述べよう。

一方通行で良い

タグは「関連する情報」を集めるのには最適だが、「参照する情報」には使いにくい。なぜかというと、基本的にはこれは一方通行だからだ。

A→B

という形でリンクがつながっていればよいわけで、

B→A

という矢印は必要無い。タグでやるとこの矢印の向きが一切なくなってしまう。言い換えれば主従関係が見えなくなる。

名前問題

主従関係をとりあずガマンしたとして、つぎなる問題はその「名前」だ。タグには一意となる名前を付けなければならない。

かりに「参照」というタグを付けたら、全ての参照ノートが検索で見つかるわけだから、これは使えない。であれば、ノートとノートの関係性ごとに名前を付けなければならない。おそらく莫大な数のタグが増えることだろう。

加えて、なんとなくつながっているだけ、単に参照しただけ、というものもある。つまり名前が無い状況もあり得る。こういう時にどのようにタグに名前を振ればよいのかがわからない。

マージで対応

じゃあ、タグを諦めて関係性があるノートは、ノート同士をマージさせればいいじゃないか、というアイデアもある。が、「情報カード」の考え方ではこれはバツである。一枚に一つのトピックスが情報カードで情報を扱う上での鉄則である。まとめてしまうと、それぞれ別の用途に使えない。ましてEvernoteではマージしたノートを分解できない。

一応可能

結果的に、現状ではこのノート間のリンク関係を表すためには結構面倒な事をせざる得ない。

一つは、あるノートの内容を参照して作ったノートは、PoICと同じように参照元を記入するという方法。ノートのタイトルを書いておけば問題ない。PoICと同じようにタイムスタンプを使う事もできるが、コピペしにくいので手間がかかるだけである。ただし、ノートのタイトルは後から変えないというルールがこの場合必要になる。

もう一つは、引用元のノートをそのままコピペしてしまうという方法。もちろん、元のノートはマージもせず消しもせずそのまま置いておく。Evernote内に類似の内容が入ったノートが一つ増えるが、大した問題にはならない。

さいごに

とりあえず、こうして「参照」を示すことはできすが、あまりスマートとは言えないやり方である。ノート一つ一つにインデックスがふられているのならば、ウェブページのURLを設定するのと同じ感覚で、Evernote内の参照ノートをメタ情報で管理出来たらな、と強く思う。まあ無くても「強く困る」というほどではないのだが。

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Rashita
物書きをやっております。実用書から小説までなんでもござれのハイブリッド物書きです。 ライフハックや仕事術、知的生産などに興味があります。

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