執筆裏話的な何か

今回はタイトルの通り『Evernote「超」知的生産術』の執筆まわりの裏話とかそんな感じのライトなお話。

EVERNOTE「超」知的生産術
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beck本との水面下の共闘

先日『Evernote情報整理術』を出版された北真也さん(@beck1240さん(以下ベックさん))ですが、実は結構前からそういう予定があるのは知っていました。いつから知っていたかというと、2010年4月30日あたりから。私が一冊目を出版する以前で、仕事を変える事を決めていたあたりです。

その辺の時期は結構GoogleWaveでチャットするのが個人的流行で、ベックさん、@kazumotoさんあたりと連日わいわい盛り上がっていました。その中で「今年中に出版するかも」というお話を小耳に挟んだわけです。その辺で「なるべくかぶらないように注意しましょう」というお互いの共通理解ができました。

まあ、普通に書いていたら自然に違ったテイストになるのは、私とベックさんのブログを見て頂いたり、あるいは金曜日と日曜日のシゴタノ!を見て頂けば想像できると思いますが、それでもある程度避けられる部分は事前にチェックしておいた方が賢明なのは確かです。出来上がってみたらなんだかよく似た本でした、というのはあまりにもな状況です。

というわけで、基本的な執筆の方向性などはお互いに確認していました。そこさえ違う方向を見ていれば、出てくる本も違ったものになるだろう、と。

だから『Evernote「超」仕事術』と『Evernote情報整理術』はうまく棲み分けできているようになっていると思います。正直、結構遅れて発売になったベックさんはかなり苦労されたのではないかと、心中お察しします。

私の本→beck本と来て、次は私の本です。一冊目を書いたときはほとんど白紙地帯だったので、結構好き勝手にできましたが、まず自分の本があり、そしてその本とかぶらないように書いたbeck本が発売、その次の二冊目、となると結構難しくなってきます。ジェンガというゲームがありますが、あの中盤あたりをイメージしてくださると良いでしょう。ベックさんもなかなか難しかったでしょうが、その次にターンが回ってくる私も結構難しいものがありました。

一応、『Evernote「超」仕事術』ではEvernoteのことを書きながら、その裏で自分の身の回りにある情報をいかに扱うのかということを語る、という意図があります。私はそういう二重性がけっこう好きです。今回の本も同様にEvernoteについて書きながらも・・・という構図にしたつもりですが、それがどのように受け止められるかはわかりません。うまくいっていなければ、単純に私の筆力不足ということでしょう。

ともかく、同じ題材をテーマに本を書く著者と事前にやりとりするというのはなかなか興味深い感じでした。こういうのが一般的なのかどうかは業界浅いので全然わかりませんが。

一言の力

そういえば、今回の本は「情報カード」が紹介されています。前著の場合は「あんまりビジネス向けじゃないし、はしょろう」と思ってざっくり割愛しましたが、私がEvernoteの使い方に本腰を入れたのはこの「情報カード」の概念との出会いです。

で、ベックさんが「情報カードうんうんの話入っていなくてちょっと残念でした」みたいな事を私に言われたので、「じゃあ、いっちょ今回はそれについてばばっと書くか」という感じになっています。以前の本もそうですが、こういう些細な「一言」が後々コンテンツの方向性に影響を与えたりもします。

そういえば「一言」つながりでいうと、ちょうど自分の仕事を変えるという時にGoogleWaveで@kazumotoさんから「rashitaさんなら文筆業一本でも行けそうですけど。 」という言葉を頂いたのが今でも印象に残っています。何せ右も左も分からない世界かつ、自分に何が出来るのかもまったく分からない状況だったので、こういう一言がけっこう大きな支えになりました。本を読んでおられて、しっかりと文章を書く方から、こういう言葉が貰えるというのは、単純に嬉しいことです。その言葉がどれほど無根拠なものであっても、受け取る方はそこに「力」を感じます。

まあ、一言って結構大きいよ、ということです。

参考資料

ヘアピンカーブぐらい急激に話題は変わりますが、参考資料について。

巻末に参考文献が18冊がひいてあります。一冊一冊についてポイントを紹介していきたい所ですが、まったくもってそんなBlog的余裕はありません。

で、いろいろ考えました。一番最初に考えたのはFacebookのファンページ。販促用にこの本のファンページを作ってそういった情報を流し込むというのが「今風」です。が、これだと一冊本を出すたびに管理すべきコンテンツが増えていく事になります。それはどう考えても賢明ではありません。

となると、私の名前のファンページにそういう出版物に関するもろもろの情報を流し込んでいくというのがまあまあ妥当な所です。
※インボックスはできるだけ増やさないの法則。

というわけで、倉下忠憲(Rashita)この辺のページに参考資料についての情報を流し込んでいこうかなと、計画中です。今のところはほぼ空白地帯ですが、徐々に開拓されていくと思います、

さいごに

今回も戸愚呂弟なみに雑感100%中の雑感100%エントリーでした。告知周りはあと一回だけ続きます。

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Rashita
物書きをやっております。実用書から小説までなんでもござれのハイブリッド物書きです。 ライフハックや仕事術、知的生産などに興味があります。

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