【告知】『Evernoteとアナログノートによる ハイブリッド発想術』発売

6月30日、新刊が出ます。

Evernoteとアナログノートによる ハイブリッド発想術 (デジタル仕事術)
Evernoteとアナログノートによる ハイブリッド発想術 (デジタル仕事術) 倉下 忠憲

技術評論社 2012-06-30
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とうとう拙著も6冊目。今回のテーマは「発想」です。

「アイデアってどうやって生み出すの?」
「ノートとかEvernoteって発想にどう使えるの?」
「iPadってどうなの?」

という疑問に答える一冊を目指しました。

アイデアの教科書

本書には二つの側面があります。

一つの側面は、「発想の初心者向けの内容」。

アイデアを出す行為をまったくやったことがない。そういう方向けに一つ一つプロセスを提示して、最終地点までたどり着けるようにレールを引きました。いつものように最初から読み始め、最後まで読むタイプの構成になっています。

また、方法論を提示するだけでなく、実践のとっかかりになる「エクササイズ」も設けました。

側面のもう一つは、「発想プロセスの全体像の提示」。

細かい「発想法」のコンテンツは山のようにありますが、たいていはそれがバラバラに提示されており、発想プロセスの全体像が見渡しにくい状況です。これはプロセスの進め方に混乱を引き起こすだけでなく、新しい発想法に出会う度に<あっちにいったり、こっちにいったり>しなければなりません。

一度全体像をきっちり捕まえておけば、ツールなりノウハウの位置づけや役割がすぐに理解できます。本書はその全体像の提示も試みました。。

目指したのは、「発想の手引き書」であり、「アイデアの教科書」と呼べる本です。もし、知的生産学校アイデア発想科なんてものがあれば、そこの教科書に採用されるような本___というのは少々大げさかもしれませんが、「志し」としてはそういう本を目標にしました。

またまたハイブリッド

ちなみに拙著4冊目のタイトルは『クラウド時代のハイブリッド手帳術』でした。本書にも「ハイブリッド」という言葉が使われています。

私は、分かりやすい対立軸を作って、「あれか、これか」と考え、早急に__あまりにも早急に__判断するのが好きではありません。物事や人間や人生はそれほど単純なものではないでしょう。

「デジタルかアナログか」の議論(と呼べるのかどうかはわかりませんが)も同様です。

原理主義的にどちらかを主張するのではなく、それぞれの裏側に潜む本質を見極め、用途を踏まえて適切に使用していく。最終的に出てくる答えはシンプルなものかもしれませんが、一度じっくりと考えておくと、変化に対応できます。

オリバー・ウェンデル・ホームズは

複雑のこちら側にある単純さに興味はない。複雑さの向こう側にある単純さのためなら命を賭けてもいい

という言葉を残しています。個人的にとても共感できる言葉です。

たぶん、今後の私の著作活動にもこの「ハイブリッド」の文字がちょこちょこ出てくることでしょう。

さいごに

最後になりましたが、こうして著作活動を続けられているのも「読者さん」のおかげです。

私の場合、この「読者さん」は、ブログを購読してくださっている方、書籍を購入してもらっている方、メルマガを購読してくださっている方、の全てを含みます。もしかしたら全てのレイヤーが重なる人もいるかもしれません。多謝です。

また、メディアマーカーさんの献本PRとか、本の内容に関連した連載記事とか、ハングアウトオンエアーでの告知とか、リアルなイベントとか、いろいろ考えておりますのでよろしくお願いいたします。

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  1. R-style » 【告知】本日、『ハイブリッド発想術』発売日です。 — 2012 年 6 月 30 日 @ 9:26 AM

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