【告知】新刊『ソーシャル時代のハイブリッド読書術』が出ます

3月26日に以下の本が発売になります。

ソーシャル時代のハイブリッド読書術
ソーシャル時代のハイブリッド読書術 倉下 忠憲

シーアンドアール研究所 2013-03-26
売り上げランキング : 61321

Amazonで詳しく見る by G-Tools

拙著7冊目。今回のテーマは「読書術」です。

「どんな本を読むのか」
「本はどう読むのか」
「読んだ後どうするのか」

など、読書についての話題が全部盛りの一冊です。

読書についての教科書

人生の先輩から「本を読め」とアドバイスされたことはないでしょうか。

内容的には同意できますが、どう考えても力不足なアドバイスです。読書に親しんでいない人には、どんな本をどのように読めばいいのか全然わからないからです。

結局途方に暮れるか、話題のベストセラーをひたすら読み漁る、なんてことになりかねません。たぶん、そういう傾向は人生の先輩が望んでいるものとは違っているでしょう。

読書の達人にとって「本の読み方」はごく当たり前のことで、いちいち説明する必要性を感じないのでしょう。ここにギャップが存在します。で、本書では丁寧にそのギャップを埋めてみました。

「読書の技術」と書くと、やや大げさに響きますが、基本的な技術を一つ一つ押さえてあります。

改めて本を読むということについて

もう一つ、本書では「現代において、本を読むとはどういう意味を持つのか」にもフォーカスを当ててみました。

個人的にはこれが結構大切な部分かなと思っています。

物書きが書くと、ややポジショントーク気味に聞こえるかもしれませんが、やっぱり「本を読む」というのは独特な経験です。最終的に「本を読む・読まない」の判断は個人の自由だとしても、その判断を下す前に「本を読むとはどういうことか」については知っておいた方がよいかと思います。

でもってハイブリッド

4冊目、6冊目に続き本書タイトルにも「ハイブリッド」の文字が入っています。

これまでは、「デジタルとアナログの融合(あるいはいいとこ取り)」という意味合いでしたが、今回は意味をもう少し拡張してこの言葉を使っています。

二項対立を作り、片方を否定(あるいは攻撃)してもう片方を持ち上げる、というやり方は個人的には好きではありません。それはあまりにも単純化した物の見方です。「モデル」として取り扱うのならばともかく、現実はもっと複雑で繊細な要素に満ちあふれています。

ハイブリッドなシステムを持ち出すと、「自分で考えなくても言われたとおりにしておけばOK」という風にはいきませんが、現実的で無理のないシステムが作れるのではないかと思います。

さいごに

6冊目が2012年の6月発売だったので、個人的にはひさびさの新刊という感じです。

総じて、難産な本でした。

初回の脱稿予定は去年の9月だったので、結局半年近くオーバーした計算です。私は割と時間がかかるタイプの著者ですが、本書は特にその傾向が強かったです。プライベートの(喜ばしくない)出来事からもずいぶん影響を受けました。また、単純に「本を読む」という行為について「本に書く」、というのが難しかった側面もあります。

しかし、時間がかかった分、内容を作り込めたのではないかと思います。

とりあえず、献本企画や当Blogでの関連エントリーなどもバシバシアップしていく予定ですので、なにとぞよろしくお願いいたします。

Related Posts with Thumbnails
Send to Kindle

1件のコメント

Other Links to this Post

  1. 日刊 あおのうま Vol.848(2013.03.14)【再び闇のなか】 | 極上の人生 — 2013 年 3 月 14 日 @ 10:24 PM

この投稿へのコメントの RSS フィード TrackBack URI

コメントをどうぞ

WordPress Themes