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俯瞰性を重視した手帳「MOMENT」が面白そう

百聞は一見にしかず。

MOMENT

※以下の画像は公式ページより拝借しました。

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ページの右サイドがバーチカルのウィークリーになっています。ビジネス用途を意識して土日だけブロックタイプで、平日の幅を確保しているのが一つの特徴。

で、ページの左サイドはメモです。ごくノーマルなメモ。このままだと普通の手帳なのですが、かなり特殊な構造になっています。

一ヶ月のカレンダー、つまりマンスリーページが折り込み式になっていて、それをウィークリーページに挟み込むことで両方を一覧できるスタイルを作っているのです。その場合、メモページが隠れるわけですね。

一週間経ったら、ウィークリーページをめくる。折り込み式なので、マンスリーページの下にページを送ることになります。すると、マンスリーは固定されて、ウィークリーだけが次週分になる。こういうスタイルです。月の変わり目には、あたらしいマンスリーページが出てくるので、先月のマンスリーは役目を終えます。

ちなみにマンスリーページの裏側はToDoリストになっているようで、マンスリーを裏返しにめくって、3ページ分のビューにすれば、

ToDo – メモ – ウィークリー

というビューにもなります。また、最初のページに年間カレンダーもあるようで、それをめくると

年間 - マンスリー – ウィークリー

というビューもできるとのこと。

なかなか斬新な手帳はないでしょうか。

以前から、「セパレートダイアリー」のような形で、あるビューは固定したまま、別のビューは動かす、といったスタイルは生まれていました。でも、わりと独自感のあるスタイルで、向き不向きもきっとあったことでしょう。

MOMENTは、使い勝手としてはごく普通の手帳とかわりなさそうです。なんといっても、それぞれは普通のページなのですから。でも、手帳そのものの作り方を変化させたことで、ビュースタイルを変化させました。

間違いなくコストがかかる作り方ですが、使い勝手の面はかなり良さそうな雰囲気があります。みなさんも、ウィークリーページとマンスリーページを何度も行き来した経験はお持ちでしょう。一週間の予定は、その前後の週の予定にもけっこう影響を受けるものです。

私はスケジュール管理はほぼGoogleカレンダーに移行しているわけですが、既存のノートの構造に縛られていない「MOMENT」の発想はいろいろ参考になりそうです。

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【レビュー】結果を出す人の手帳術(仕事の教科書)

さて、手帳シーズンの到来です。

書店や文具店には手帳が並び始め、ビジネス雑誌で手帳術の特集が組まれ始めます。

このムックも、その一つといってよいでしょう。手帳術に特化したムック本です。

結果を出す人の手帳術 決定版 (Gakken Mook 仕事の教科書 VOL. 3)
結果を出す人の手帳術 決定版 (Gakken Mook 仕事の教科書 VOL. 3) 学研パブリッシング

学研パブリッシング 2013-09-28
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構成は大きく分けて2つ。

「総勢100人 使いこなし徹底研究」
「1週間から始めるタイムマネジメント」

これに、綴込付録として「2014年版手帳コンプリートカタログ」が付いています。こちらは、2014年の手帳のラインナップ紹介に加えて、手帳評論家(あるいは手帳王子)の舘神龍彦氏による手帳の選び方のポイント付き。

さらに、糸井重里さんと、内山理名さんの二名のインタビューも付いています。

糸井さんがインタビューで

手帳といえば、使いこなさなければいけないもの、という発想が出てきますよね。そこに問題がある気がするんです。

と答えている次のページで、『わかった!デキる人の「手帳活用術」』という特集を組んでいるのはあまりに皮肉な気がしますが、それはまあいいでしょう。

「総勢100人 使いこなし徹底研究」は、最近の手帳術の特集によくある形式の記事ですが、とにもかくにも事例が豊富で、「使い方辞典」みたいなノリになっています。もちろん、辞典ほど参照しやすいわけではありませんが、基本的な手帳のテクニックについてはほとんどここで見つけられるでしょう。

「1週間から始めるタイムマネジメント」は、換言すれば「手帳を使ったセルフマネジメントの実践法」です。つまるところ、時間の使い方=セルフマネジメントなわけなので。ここでは、習慣化、貯金、ダイエットについての方法などが紹介されています。

これから「手帳術」を特集した雑誌がどんどん発売されてくるでしょうが、よほど突飛な企画でもないかぎり、このムック本で十分、というぐらい充実した内容です。

ただし、手帳についてのマニアックな話は控えめなので、マニアの方は「ふ〜ん」ぐらいの距離感覚で良いかもしれません。手帳について迷っている方の参考情報としてはきっと役立つでしょう。

▼編集後記:
このムックでも紹介されている「ジブン手帳」が毎年のように気になっているのですが、結局買ってません。使ってはいないのですが、自分の使い方に合っているのではないか、という印象がいつまでも付きまといます。でも、ほぼ日手帳以上かと言われると、なかなか難しいのが正直なところなんですが。

▼こんな一冊も:

クラウド時代のハイブリッド手帳術
クラウド時代のハイブリッド手帳術 倉下忠憲

シーアンドアール研究所 2011-09-23
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シゴタノ!手帳術
シゴタノ!手帳術 倉下 忠憲 北 真也 大橋 悦夫

東洋経済新報社 2012-03-30
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ほぼ日手帳以外で、最近気になっている手帳3つ

ぼちぼち書店で手帳コーナーを見かけるようになってきました。来年の話をすると鬼が笑うらしいので、今頃鬼の団欒は大爆笑の渦が起きていることでしょう。

私は、例年通り「ほぼ日手帳」を使うことを決めていますが(規定事項)、しかし、その他の手帳が気にならないわけでもありません。いや、むしろすごく、気になります。

というわけで、雑誌の手帳術特集やら、実際の書店で手帳を触った感覚から、気になっている手帳を紹介してみます。

「超」整理手帳

毎年毎年気になって、一度は手に取ってみる「超」整理手帳。野口氏の本を愛読している私が、なぜ使ったことがないのか未だに不明です。

今年は表紙がかなりカッコ良くバージョンアップされたみたいですね。こういうリニューアルを繰り返して、使い勝手の良い手帳になっているんだろうな、と勝手に推測しております。

個人的に気になるのは、バーティカルの方。一年がばっと俯瞰できるのはきっと壮観です。いや、たぶん壮観以上の認識の変化がある気がします。

「超」整理手帳 バーティカル2013
「超」整理手帳 バーティカル2013 野口 悠紀雄

講談社 2012-09-13
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詳しい情報は公式ウェブサイトより。
「超」整理手帳
※動画の再生が始まるかもしれないのでご注意。

解説は手帳評論家の舘神龍彦さんの記事がわかりやすいです。

「超」整理手帳2013年版、“お経”工場で製本した「ロング」を追加 (1/2)(Business Media 誠)

美崎栄一郎の「結果を出す人」のビジネス手帳

手にとって、「さすがだなぁ〜」と感心したのが次の一冊。

美崎栄一郎の「結果を出す人」のビジネス手帳2013
美崎栄一郎の「結果を出す人」のビジネス手帳2013 美崎 栄一郎

永岡書店 2012-09-18
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感覚的に言えば、「ほぼ日カズンからデイリーページを省いた手帳」という感じです。もちろん、細かいところはまったく違いますが、ページの構成でいうとそんな感じです。つまり、月間カレンダー+週間カレンダー(バーティカル)の組み合わせですね。

使いやすそうな方眼、デジタル化を意識した要素など、機能性が大いに重視されています。(見た目的な)派手さはないものの、その分しっかり使えるのではないか、という気がしました。

またまた解説は、舘神さんの記事を。

美崎栄一郎の『「結果を出す人」のビジネス手帳2013』にいい意味で裏切られた (1/2)(Business Media 誠)

ちなみに、”「行動科学マネジメント」のメソッドを盛り込んだビジネス手帳”と銘打たれた以下の手帳も、ページの構成は似たような感じです。

ビジネス手帳 2013(見開き1週間バーチカル式)
ビジネス手帳 2013(見開き1週間バーチカル式) (株)ウィルPMインターナショナル

永岡書店 2012-09-18
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ジブン手帳

去年、うんうん悩んで結局買わなかった「ジブン手帳」。今年はKOKUYOさんから発売されているようです。今年も、手にとってうんうん悩んで結局買いませんでした。

この手帳、3つの冊子で構成されているんですが、「LIFE」が実に良い感じなのです。ただDIARYはほぼ日手帳だし、IDEAはノートを使っているので、3冊全部は必要ないというのが私の感覚です。LIFEだけ買っても良いのですが、他のアイテムとサイズが合わないので、若干の躊躇が発生します。

「だったら、自作すれば?」

ですよね。ただ、そういうのが面倒な人はもちろん買った方が早いです。

ジブン手帳の情報は、以下のサイトから。

ジブン手帳2013(KOKUYO)
ジブン手帳(Facebookページ)

解説は、恒例の舘神さんの記事を。

“インディーズ手帳”だった「ジブン手帳」をコクヨが発売するようになったわけ (1/2)(Business Media 誠)

One more Thing

3つと書きましたが、実はもう一つ書店で見かけたマニアックな手帳(というか日記)があります。

農家日記 2013年版
農家日記 2013年版 農文協 =農山漁村文化協会

農山漁村文化協会 2012-12-01
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こんなの田舎の書店にしか店頭販売されていないと思うんですが、中身を覗いてみるとかなり「質実剛健」な感じ。もちろん、物書きの私がこの日記を使えるわけではないのですが、その業種に必要そうな情報が「ぎゅぎゅっと」詰まっているな、と感じました。

ちょこっと紹介サイトから引用してみましょう。

農家日記2013年版(田舎の本屋さん)

申告にも使える日記帳の決定版。大きな記帳欄で日々の作業や経営、天気などが記入しやすい。付録コーナーでは直売所名人に聞く農作業・加工・販売・機械づかいコツや、話題の塩麹のレシピを季節に合わせて紹介。便利帳コーナーでは農家直伝の「ヒモとロープの結び方」と「モミガラ徹底活用」を掲載し、これから家庭菜園や農業をやりたいという人にもぜひおすすめ。

日記の付け方、利用の仕方、毎月の予定表、の他に今回は
(1)直売所名人に聞く「農作業・加工・販売・機械使いのコツのコツ」
(2)「塩麹のおいしいレシピ」
(3)農家直伝「ヒモとロープの結び方」
(4)農家直伝「モミガラ徹底活用」)

端から見るとかなりマニアックな情報ですが、畠から見ると役立つ情報なのでしょう。

考えてみれば、職種ごとに必要な情報ってかなり違うわけです。すると、「ビジネスマン」なんて大きな括りって実はほとんど機能していないのかもしれません。

と、するとそこから導き出されるのは、「ビジネスマン」は手帳を作っていく(あるいは育てていく)しかない、ということなのかもしれません。

さらに一歩進めれば、そういう「使う人が育てる」ことを前提とした手帳というのが、実は今後のニーズになってくるのかもしれません。

さいごに

毎年手帳の情報はチェックしながらも、結局は「ほぼ日手帳」の一本使いです。でも、その情報収集が決して無駄ということもなくて、自分なりの使い方の改善にわりと役立っています。

毎年毎年、「手帳の使い方」は結構チェンジ(アレンジ?)しています。仕事のスタイルに合わせて、微調整を繰り返している。そんな感じです。

▼こんな一冊も:

日経ビジネス Associe (アソシエ) 2012年 11月号 [雑誌]
日経ビジネス Associe (アソシエ) 2012年 11月号 [雑誌]
日経BPマーケティング 2012-10-10
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シゴタノ!手帳術
シゴタノ!手帳術 倉下 忠憲 北 真也 大橋 悦夫

東洋経済新報社 2012-03-30
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クラウド時代のハイブリッド手帳術
クラウド時代のハイブリッド手帳術 倉下忠憲

シーアンドアール研究所 2011-09-23
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手帳カスタマイズ術 最強の「マイ手帳」を作る58のヒント
手帳カスタマイズ術 最強の「マイ手帳」を作る58のヒント 舘神 龍彦

ダイヤモンド社 2011-12-02
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「超」手帳法 (「超」整理手帳シリーズ)
「超」手帳法 (「超」整理手帳シリーズ) 野口 悠紀雄

講談社 2006-10-03
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【発売日イブ】手帳についてのエッセイ

ようやくAmazonに新刊の書影が入りました。

シゴタノ!手帳術
シゴタノ!手帳術 倉下 忠憲 北 真也 大橋 悦夫

東洋経済新報社 2012-03-30
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が、それと共に発売日の情報が3月29日から、3月30日に変更になっています。著者が発売日の情報を把握してないなんて・・・とお思いかもしれませんが、だいたいそんなもんです。

さて、今日は「新刊発売出ぜ!ヒャッハー」的なエントリーを書こうかと思っていましたが、発売日のズレで当てが外れました。というわけで、今日はエッセイめいたものでも書いて穴を埋めておこうと思います。

手帳と私

手帳。長い間使い続けているツールの一つです。


※手帳マウンテン。

特にほぼ日手帳。長年愛用していますし、きっとこれからも愛用していくであろうと思わせてくれるツールでもあります。

この手帳の中には、いろいろなものが詰まっています。

でも、大雑把に分類すれば「行動記録」と「思索のメモ」です。言い換えれば、「ライフログ」であり「精神の履歴書」です。

「記録すれば、それだけでうまくいく」と断言するのは難しいですが、記録が変化のきっかけになることは間違いありません。

ニール・ジョンソンの『複雑で単純な世界』では、単純な構成要素が複雑な現象を生み出すためには、個々の要素が記憶によって戦略を変化させることが必要である、と紹介されています。もう少しシンプルに表現すれば「フィードバック」の影響を受けている、と言ってもよいでしょう。

自分の行動を決定づけるものが意志であるとするならば、行動を変えたければ意志を変えなければいけません。そしてそれを変えるのが、記憶や記録です。

記憶に関しては、自分にままならないことの方が多いでしょう。試験勉強をたとえにあげるまでもありません。

ただ、記録は、自分が記録しようと思えば記録できます。主体的意志(あるいは自分という感覚)のコントロール下に置くことができます。

話がややこしい方向に流れてきたので、この辺で切り上げておきます。とりあえず、「私」というものを考える上で、記憶と記録は欠かせない要素であるということです。

「場所」の価値

「思索のメモ」の保管場所は手帳だけはありません。ノートもその役割を担っています。

ノートはいろいろなものを渡り歩いてきました。今でも、複数のノートを並行して使っています。もしかしたら、どこかの時点で「これっ!」というノートに巡り会うのかもしれませんが、巡り会ったら会ったでちょっと寂しい気持ちが芽生えてくれるかもしれません。人生の墓場的な。

でも、最終的にはこうしてちりぢりに書いてきたノートたちも、その内容をスキャンしてEvernoteに送信することになるでしょう。結局の所、一カ所にまとまっていた方が利便性が高いからです。少なくとも、情報の活用という面から見れば、一元管理の方がメリットを多く見出せます。

手帳というのも、ある意味では一元管理の場所です。自分の情報を保管しておく場所。それさえ見れば、必要な情報が把握できるという場所。そういう場所があると安心感につながります。

この安心感は決してバカにしてはいけないものです。人間はロボットでもなければ、関数でもありません。強すぎる不安がアウトプットに影響を与えてしまうものなのです。

私は「天下一ツール決定戦」にはあまり興味がありません。ただ、自分にフィットする「場所」を持っておくことは大切だと思います。

今の時代の手帳

手帳って英語にするとどんな言葉になると思いますか?

「appointment organizer」「personal day planner」「pocketbook」

いろいろな答えが考えられますし、どれも正解の側面を持っています。でも、包括的な言葉を使えば、

「notebook」

なんですよね。手帳=ノートブック、なんです。つまり記録を残していくためのツール。私の中でもこの二つにジャンル的な差はありません。両方とも同じ視点で私の関心の対象になっています。

ただ、「手」という言葉が表すように、いつでも手に持っておく=携帯する、というニュアンスがくっついているのが手帳です。

あるいは、手引き書の「手」として捉えてもよいかもしれません。自分自身の手引き書__セルフハンドブックとしての手帳。

この二つの言葉は、今の時代の「手帳」を考える上で大切な要素です。

さいごに

というわけで、明日いよいよ『シゴタノ!手帳術』の発売日です(だと思います)。

普段は、自分の本を大々的に宣伝するのってちょっと気が引けるんですが(小心者)、共著だとそういう「気が引ける感」が薄いですね。自分の心理ながらなかなか面白いです。

▼こんな一冊も:

複雑で単純な世界: 不確実なできごとを複雑系で予測する
複雑で単純な世界: 不確実なできごとを複雑系で予測する ニール・ジョンソン 阪本 芳久

インターシフト 2011-11-28
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「手帳の日」にやってみたいこと

本日は12月1日。

12月1日と言えば「手帳の日」ですね。日本記念日協会のサイトから由来をチェックすると

師走に入り、手帳を活用して1年を振り返り、新しい手帳を準備する時期であることから、ビジネス手帳の元祖「能率手帳」を製造販売している「株式会社日本能率協会マネジメントセンター」が制定した日。書店や文具店などの手帳売り場でのキャンペーンなどを行う。

とあります。

すでに来年の手帳をゲットしている方はたくさんいらっしゃるでしょう。まっさらな手帳を手にすると「来年はどんな一年になるのかな」とワクワクする気分が高まってくることも確かです。

でも、そうやって新しい一年に向けて期待を膨らませる前に、(ほぼ)一年使い込んだ手帳を見返しながら、今年一年を振り返ってみるのもよいかもしれません。

私なりの「見返し」

私の場合は「ほぼ日手帳」です。

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ほとんど本一冊分ぐらいの厚みがあるので、じっくりと読み返すのはなかなか時間がかかります。ページをぱらぱらとめくっていくこともできますが、「年間インデックス」なんかも便利に使えます。

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私はここにデイリーページに書き込んだことの要点をまとめてあるので、このページだけを見返せば、ざざっと振り返ることができます。私の場合は「読書メモ」や「映画の感想」などが大半ですが、別のユースケースにも使えるでしょう。

こういうインデックスを作るのは、少しばかり手間と時間がかかりますが、一度作っておくと、短期間での振り返りに便利です。

あと月間のカレンダーページは「予定」の記入には使わずに、「エゴログ」といってツイッターのフォロアー数とかブログのアクセス数だとか、本のアマゾンランキングとかを記入する場所に使っています。

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これをぱっと見返すだけでも、自分が辿ってきた「変化」を感じ取ることができます。

もちろん、まとまった時間が確保できるならば、1月1日からページを繰っていくのも良いでしょう。

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こうした見返しは、単純に気づきや発見がある、あるいは読んでいて楽しいというだけではありません。

そういう見返しの楽しさから、記録するモチベーションが高まるという効果もあります。あるいはどうすれば見返しやすいか、という工夫が生まれる土壌にもなり得ます。

さいごに

もし、手帳を使っていて、けっこうな「記録」を残しているにも関わらず、あまり読み返していないという方は、ぜひこの機会に自分の手帳を振り返ってみてください。

「面白そうだ、やってみよう」と思われた方。今すぐ実行するか、今すぐ「手帳を読み返す」というタスクをタスク管理アプリに入れるか、今すぐ土曜日なり日曜日なりの予定に「8:00~9:00 手帳を読み返す」を入れるか、してください。

セルフマネジメントというのは、ようするにそういうことです。

▼こんな一冊も:

クラウド時代のハイブリッド手帳術
クラウド時代のハイブリッド手帳術 倉下忠憲

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モレスキン 「伝説のノート」活用術~記録・発想・個性を刺激する75の使い方
モレスキン 「伝説のノート」活用術~記録・発想・個性を刺激する75の使い方 堀 正岳 中牟田 洋子

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ほぼ日手帳公式ガイドブック2012 どの日も、どの日も、大切な日。
ほぼ日手帳公式ガイドブック2012 どの日も、どの日も、大切な日。 ほぼ日刊イトイ新聞

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「ワンランクアップの手帳術2011年」を見たよ

先日の土曜日「めざせ!会社の星」という番組を見ました。「ワンランクアップの手帳術2011年」企画はチェックせずにはいられません。

スマートフォンが定番になりつつある中での、「紙の手帳」。なかなか良い企画ですね。ちなみに、ゲスト・コメンテイター(でいいのかな?)は館神龍彦さん。手帳オフでの「手帳音頭」もちらっと紹介されていました。「手帳音頭」は画面でみると正直やや「異様な」雰囲気でしたが、まあ、あの中に参加していると違った感想を覚えるのでしょう。

番組の主な内容としては

  • 手帳を使っての業務改善
  • 手帳&デジタル二刀流
  • ビギナー向け便利技
  • 社員手帳

の4つ。本記事では、その中からいくつか気になった点をチェック。

手帳を使っての業務改善

登場していたのは、市原玲菜さん。マンスリーで大まかな予定を確認。日常的に使うのは見開きのウィークリーページ。業務の効率化として「作業時間の記録」を手帳を使って行われている、との事でした。正直この部分は別にデジタルでもアナログでも関係ないと思います。ただ、業務改善に役立つ事は間違いありません。

実際の業務改善の部分よりも、

「一緒にいて楽しい人のような感じでかわいくする」

という部分の方がポイントかな、と思います。

手帳に限らずこういうツールは、「参照してなんぼ」「見返してなんぼ」の世界です。館神ワンポイントアドバイスも「一日の終わりに見直す」でした。見返して気づきを1行でも書いていく。それが蓄積していったときの効果は絶大です。これは作業記録でもライフログでも記録を蓄積していくものにはトータルに言えることです。

で、あれは後は「どうすれば見返せるようになるのか」という所。気に入った(使いやすい)ツールを使う、日常的に使っているものを使う、自分好みにカスタマイズする、強制的に見ざる得ないものを使う、・・・手帳術・手帳ハックにはさまざまなアプローチがありますが、こういったテクニックの裏側にあるのは「見返す」を補助・加速していく、という心理です。

見返せるならば、どんなテクニックもありですし、逆に見返せなければどれほど高価なツールを使っても意味はありません。

手帳を使い始める前に、一般的に意識されることは、

「情報を書き込む事」

でしょうが、それ以外にも「見返す事」も意識しておく事は重要です。さらに「習慣化するまでは、仕組みがなければたいていは見返さなくなる」という事も知っておいた方が良いと思います。こういう認識に立てば、後はツールやテクニックの選択に以降できます。

手帳&デジタル二刀流

登場したのは小柴信太郎さん。企画の中では、一番ハックらしいハックでした。簡単に言うと「3桁の通し番号で手帳とデジタル情報をリンク」。

プロジェクト一つ一つに3桁の通し番号を付ける。手帳にそのプロジェクトの情報を書き込む際は、その番号も一緒に記入。そしてPC上のカレンダー(Googleカレンダーだと思われる)に予定を転記。この際頭に通し番号も付けておく。

こうしておくと、デジタルツールからそのプロジェクトに関する行動の詳細がログとして保存され、検索可能になります。これが業務改善のためのデータとして使えるのは言うまでもないでしょう。詳細な情報が必要な時は日付と通し番号を手がかりに、手帳で参照できます。

これを広げてGmailのラベルにも使う事もできるでしょう。ようするに複数のツールを併用する場合は、何かしらキーとなる共通因子をペタっと貼り付けておくのがよい、という事です。このキーの存在がパイプラインとなって、擬似的な一元管理を実現できます。この考え方は重要ですね。

ビギナー向け便利技

まさしくビギナー向けの技です。

  •  手帳のルールを忘れる→ルールを”明文化”せよ:ルールを付箋に書いて貼っておく。
  •  手帳が真っ白のまま→ワクワク感をつくれ:カスタマイズで楽しむ。

非常にわかりやすいですね。私なんかは手帳は好きなように使う、がルールなので「手帳のルールを忘れる」という概念自体が存在しないので、ちょっと新鮮な感じがしました。あと、手帳が真っ白のまま、というのは要するに手帳が自分の「道具」になっていない、という事ですね。ツールとして所有していても、自分の「道具」になっていないものにありがちな道行きです。

この辺はメンタルモデルなんかも絡んできますので、以下の本なども参考に。

仕事をためこまない人になる5つの習慣
仕事をためこまない人になる5つの習慣 佐々木 正悟

青春出版社 2010-12-21
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社員手帳

いくつかの企業の社員手帳の紹介。例えば次のようなもの。

  •  三菱商事:ワインの豆知識や日本酒の品名
  •  吉本興業:なんでやねんを16カ国語で

特集されていたのは「ふたば企画」の社員手帳。特徴的だったのが、社員全員の誕生日が記載されている所。こういうのはなかなか面白いですね。これちょっと最近私が考えている事と近いです。まあFBがあればいいかな、という気がしないでもないですが。

あと、手帳の内容については社員全員で決めるという試みも面白いですね。社員手帳の「手帳会議」に参加するというのは、いかにも会社の一員として働いているんだ、という実感が湧きそうです。

おわりに

とくにまとめみたいなものも無いのですが、手帳をよく使われている方がおっしゃる「手帳はもう一人の自分」という言葉。この言葉はなかなか意味深い響きがあります。

おそらくEvernoteが第二脳とか補助脳とか言われているのと同じ文脈で、手帳はもう一人の自分と言えるのでしょう。このあたりについては、またおいおい書いてみたいと思います。

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最近気になっている手帳をつらつらと

9月でもうすっかり「手帳」シーズンになってきています。私の本命は相変わらず「ほぼ日手帳」ですが、「文具好き」として気になっているツールが他にもあります。

今回は、それをいくつか紹介したいと思います。

X47

ドイツ製の手帳です。「ブックバイブックシステム」という新しいギミックを搭載し、薄型ながら複数のノート(リフィル)の運用ができる、という優れもの。

x47

x47

ただ、これは独自の規格を採用しているので他社のリフィルの運用はできません。TwistLingNoteにも言えることですが、リフィルを囲い込むならば、相当質の高いものを提供しないとユーザーの満足度を上げるのは難しいと思います。

単に「薄型+リフィル」というギミックだけではなく、ウィークリープランナーの形が結構面白いな、と言うところで注目しています。

ウィークリープランナー

ウィークリープランナー


舘神龍彦氏のすてきな解説記事はこちら。
ドイツの手帳は世界一ィィィ!? 冊子をはさんで使う「X47&X17」の社長に聞いてみた(誠 BizID)

その他:

テンミニッツ手帳

こちらは、「手帳+付箋」というよくある使い方を特化させた商品。

テンミニッツ手帳

テンミニッツ手帳


「テンミニッツ」については「一日の予定を付箋で「見える化」できるボード」というエントリーで昔紹介しました。付箋ボードでTodo管理をする、という方式のツールです。自分の過去のエントリーより引用すると

縦長のサイズで「超」整理手帳とあわせて使うのに便利そうな感じです。スケジュールの「見える化」というのもそれをかなり意識した宣伝文句ですね。
野口氏の「ToDoボード」と「すぐやるリスト」を足して二で割ったような使い方が出来そうです。
かなりフレキシブルな構成なので自分自身のオリジナルな使い方もきっといろいろと見つかることでしょう。

と、こんな感じ。で、実際に手帳と合わせた商品が「テンミニッツ手帳」というわけです。

この「テンミニッツ手帳」は付箋にこだわっているところがポイントですね。実は「テンミニッツ」を買おうかどうか迷った上に、自分で作ってみようと思ったことがあるのですが、実装がなかなか難しかった覚えがあります。一番感じたのは、

「適切な幅の付箋がそろわない」

ということ。例えば1時間の付箋が30分の付箋の二倍になっていないと使いにくい事この上ありません。きっちりと時間管理をするならば、付箋も適切なサイズになっている必要があります。

その付箋と手帳をセットにしてマネジメントをこの一冊で行えるようにした、というのがポイントですね。付箋でタスク管理をしているひとは、一考の余地がある商品だと思います。

マネジメント中

マネジメント中


舘神龍彦氏のすてきな解説記事はこちら。
ありそうでなかった! 手帳+付せんの『テンミニッツ手帳』

その他:

レザフェス ノートカバー

これは手帳ではありません。名前の通りノートカバーです。発売は今年の頭の方でしたが私はまるっとスルーしていたのでつい最近存在を知りました。

機能的ノートカバーと言えば、コクヨのSYSTEMIC[システミック]を思い浮かべます。ぱっと見たところ、

機能イメージ

機能イメージ

パクリ?

と思えなくもありませんが、ノートを機能的に使う工夫が加えられています。

縦入れと横入れに対応

システミックはノートは横入れのみでした。そのため私はレポートパッドの背面に切り込みを入れて挟んで使っていました。まあ工夫しだいでなんとか乗り越えられるものですが、初めから縦入れに対応してくれていた方がありがたいのは確かです。

ToDoリストフラップ

これが特徴的なのですが、付箋を貼り付ける専用のボードが付属しています。

付箋ボード

付箋ボード


これはノートを綴じていても、表紙の前に出すことができて「今やらなければいけないこと」が隠れる心配がありません。机の上でノートを開いておけるスペースが確保できるとは限らないので、こういう「一工夫」は使う人の視点から上手く考えられていると思います。

その他の機能

詳しくは解説ページを見てもらえばよいですが、

  • ファスナーポケット
  • しおり(2本)
  • ペンホルダー
  • メモポケット

などが付いています。これでノート類が二つ持ち運べる。

ここまで来るともう、手帳と言っても差し支えないでしょう。スケジュール系のノート+アイデア系のノート、とか仕事用ノート+プライベート用ノートなどの組み合わせは自由自在だと思います。

まだ使っていませんが、単純に機能面だけみるとシステミックよりも上ではないか、という予想をしています。
その他:

ほぼ日weeks

一日一ページのほぼ日手帳にビジネス版!ということで、多分一週間ページがメインになるやや薄い「ほぼ日手帳」の発売がほのめかされています。

まだ「鋭意製作中」ということで、全貌が明らかになるのは10月以降との事です。キャッチは

「ビジネスを、スポーティーに。」

気になりますね。
ほぼ日手帳2011

まとめ

と、今注目している手帳(+ノートカバー)について紹介しました。毎年のようにいろいろツールが出てきていますが、今年は「キラリ」と光るツールが出てきている感じがします。

全部試すほどの経済的余裕も時間的余裕もありませんが、機会があればできるだけチャレンジしてみたいと思います。

個人的には「ほぼ日カズン+ノート」という構成にしたいので、「レザフェス ノートカバー」なんかが喫緊の注目株です。

皆さんが今注目している手帳などありますでしょうか?

▼こんな一冊も:

ほぼ日手帳 公式ガイドブック 2011 いっしょにいて、たのしい手帳と。
ほぼ日手帳 公式ガイドブック 2011 いっしょにいて、たのしい手帳と。 ほぼ日刊イトイ新聞

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最近いろいろなノートに手を出しているので、一度現時点での手帳・ノートの構成をまとめておこうと思います。おそらく手帳やノートを使い続ける間は、定期エントリーになるのではないかと思います。

メモ

iPhoneを持ち歩いていたとしても、やはりメモ帳は欠かせない存在です。

メモ帳コンビ

メモ帳コンビ

ロディアNo11

ロディアはPCデスク置き用のメモとして使っています。ちょっとした思いつきやタスクを書き残すために使います。iPhoneで撮影してEvernoteに保存するか、一両日中にこなすべきタスクならばToDoリストに移動させます。

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Re-Collection

こちらは持ち歩きようのメモ帳。単語程度のアイデアならばiPhoneからEvernoteに送りますが、大抵アイデアは「文章」の形で思い浮かぶのでそれを書き留めるために使います。文章を書く事が前提なので横罫をチョイスしています。現在3冊目。

外出先でノートなどを一切持っていないときに、ちょっとアイデアをまとめたいな、というシチュエーションでも活躍します。

これは後で見返してBlogのネタになったり、寝かせておくことをチョイスされてEvernoteに移動されたりします。
re-Collection

手帳

ほぼ日カズン

基本的に家置き用の手帳です。カレンダー的役割はほぼ無く、一週間のプランニング、一日の計画と行動記録を記入するのがメインです。最近は読書履歴、映画などの視聴履歴もこのカズンで管理しています。

加えて、出金管理(自分のお小遣い帳)の役割も持たせています。

ほぼ日カズン

ほぼ日カズン

ノート

いくつかのノートを平行して使っています。「超」多ノート派と言えるかも。

プロジェクトノート

大きなプロジェクトに取り掛かる前に、プロジェクトの全体像を把握するためのノートです。今はTwistRingNote(A5)をこれに当てています。

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最近は、Evernoteに集約しておいた方がいいかな、と考え気味です。

コンテンツノート

B5のバインダーを使っています。これからコンテンツ化するつもりのアイデアについて管理しています。これはレビューの際にチェックして新しいアイデアが無いか、あるいはそろそろコンテンツ化すべきかを考えます。作業を行う場所というよりは、保管しておく場所です。もちろんEvernoteでも良いのですが、具体的な形になっていた方がより強く「リマインド」されます。わざわざ見返そう、という気持ちが高まりやすいということですね。

シンキングノート

考えをざらっとまとめるためのノート。基本的に方眼です。今は「コーネル式ノート」の方眼のヤツを使っています。

考えをざらっとまとめるのは、テキストエディタでは難しいのでアナログを使って行うことが多いです。

コーネルメソッド・ノートを4倍活用する方法

作業ノート(今日はここまでノート)

一ヶ月程度かかるような大きなプロジェクトに関しては、進行管理用のノートを一冊作っています。目に見えたものを持つことで「さて、やろう」という気持ちを持ちやすい事と共に、新着状況の管理だけではなく、なぜそれをやり始めようとしたのか、という「初心」も一緒に管理しておくことでモチベーション維持に役立たせます。

このノートは種類を選びません。別に何でもOK。
「今日はここまで!」Moleskine Volant ノートで記憶を外部保管する(Lifehacking.jp)

立ち止まりノート

すこし、立ち止まってこれから自分が何をしていきたいのか考えるためのノートです。

ノートや手帳の運用を考える上で、それが持つ「期間」というのは考えておく必要があります。一年使う手帳であれは一年経てばまた別の手帳を使い始めることになります。その他のノートでも必然的に使い終われば、新しいノートに。
こういったノートの「期間」は比較的短いもの。

しかし、自分がこれから何をしていきたいのか、どうしていきたいのかを考え、あとから振り返る行為はもう少し長い期間の視点で行いたいもの。
というわけで、専用のノートを作り、それしか書き込まないことでノートの歩みを遅めます。多分数年という単位で使っていくノートになるでしょう。

初めは、モレスキンをこのノートに当てようかと思っていたのですが、今のところは「文庫本ノート」を使っています。すごい価格の落差ですが別に使い勝手は悪くないので今のところ問題はありません。

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しかし、いつモレスキンの魔の手が忍び寄ってくるかは不明です。

ことのはノート、メタ・ことのはノート

印象に残った言葉や台詞を書き留めておくためのノート。カズンに書くことも多いのですが、専用のノートを使っています。無印の文庫本ノートを使っています。ちなみに薄型の方。
ブログなどで引用に使う物に関しては、Evernoteに直接放り込んでいますが、それだと見返すことがあまりないので、心をノックした言葉はノートに書き写すことにしています。

この薄型の方は書き終えたら新しい物に移行するわけですが、そのときに「時間が経っても印象深い物」に関しては、同じ無印の文庫本ノートの厚い方に書き写すしておきます。そちらのノートにはそうそう印象深い言葉だけが残ることになります。

メタ・ノートの手法ですね。

このノートもモレスキンにしようかどうか悩んでおります。ノート使いに悩みは尽きないところです。

まとめ

こんな感じで、いろいろなノートを強いこだわりもなく使い分けています。他ノート派のメリットは、いろいろなノートを試せることであり、そのノートの組み合わせ方を考える楽しみを持てることです。

日本製のノートは低価格ながら、バリエーションも多く、品質もしっかりしたものが多いのでいろいろ試してみるのは面白いものです。

絶対的な「答え」を探すというよりは、試行する楽しみを味わう、という感じでしょうか。
おそらく一ヶ月後には新しいノートが増えているか、使っているノートが変わっているだろうことは、予想に難くない今日この頃です。

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re-collectionと手書き習慣

最近「re-Collection」のポケットサイズの手帳を持ち歩いています。横罫線の入っただけの非常にシンプルな手帳ですが案外居心地よいつき合いができています。

re-collectionとペン

re-collectionとペン

去年まで

2009年は「ほぼ日手帳」(オリジナル)を使っており、常時それを持ち歩いていました。それがiPhoneを持つようになって、「ほぼ日手帳」の手帳的機能がiPhoneで代用できるようになりました。そこから2010年は「ほぼ日手帳カズン」を導入し、これを置き手帳として、外出時はiPhoneだけ、という環境を実現しようと考えていました。

実際は・・・

実際にiPhoneだけを持って動き回るということを1週間だけ試してみて気がついた事があります。

それは、別に機能の面ではiPhoneだけで十分なはずなのに、どうにも紙の手帳とペンを持ち歩かないと不安になる、という自分の心理状況です。

思いついたメモなども過不足無くiPhoneでメモれます。そのままEvernoteに送信も簡単です。あとで手帳から転記する手間を考えれば、はるかにそのほうが効率的です。

でも、「なんとなく不安」「なんとなく不満」の気持ちは結局一週間経っても消えませんでした。

いくつか理由を考えてみると

・物理的にペンが必要になる事がある(他人に貸す)
・スピードが違う(いくらフリックでも手書きの方が早い)
・私の慣れ(10年以上ペンとメモを持ち歩いている)

あたりが思い浮かびます。正直一つ目と二つ目はいかにも「理由」くさい感じがします。どうも最後の「慣れ」の要素が結構大きいのでは、という気がします。

「紙の上にペンで書く」という習慣が私の脳に染み付いていて、それをしないと落ち着かない、という状態になっているのかもしれません。

しかし、これが私の中の特殊性なのかそれとも人間の脳の中の特殊性かについては判断できません。

多くの人が大人になるまでの中でペンで文章を書くという作業を一定量こなしてきていることでしょう。その環境の中で脳がその作業に最適化してもおかしくありません。しかし、これらかの世代は子どもころからキーボードでタイプする分量が圧倒的に多い状態で大人になる人が増えてくるかもしれません。

「デジタルネイティブ」と呼ばれるこれからの若い人たちがどのように感じているのか、と比べる事でその「特殊性」が見えてくるのではないかと考えています。

まあ、理由はどうあれ、「re-Collecition」は持ち歩いていてもなかなか「楽しい」手帳なのでしばらくは使っていくと思います。
※デザインとサイズがちょうどいい感じ。

re-collection(中身)+pen

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参考サイト:
エトランジュ楽天ストア

編集後記:
よく考えたら、ずっとほぼ日手帳を使っていたので、純粋な「メモ帳」を持ち歩くのは久々です。基本的に着想は文章化して書くので、「方眼」や「無地」よりは横罫の方がしっくりくる、ということが判明しました。これも私の脳の習慣なのかもしれませんが。
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手帳とデジタル機器併用へのアプローチ

10 月 15 日のシゴタノ!、佐々木正悟氏の更新でiPhoneと「何」を持ちますか?という記事が上がっていた。

iPhoneと手帳の使い分け、という大きなテーマの足がかりになるのではないかと思い、それについて少し考察してみようと思う。

※あくまでiPhoneはデジタル機器の代表例、手帳はアナログの代表例。そのほかのグッズを排除した、というわけではない。

以前の記事に手帳の機能要件を書いた。それを再び持ち出すと
(1)スケジュール表
(2)メモノート
(3)To-Doリスト
である。

この機能だけ見れば、iPhoneといくつかのアプリを使うだけで実現できる。

だとしたらiPhoneユーザーは「手帳」が必要ないのだろうか?

その質問に関しては、幾ばくか控えめに”Yes”と言えると思う。

もちろんそれを結論にして終わるつもりはない。
ではなぜ私たちはiPhoneのようなデジタル機器と手帳を併用して使おうとするのだろう。
まずデジタル機器のデメリットから見ていくことにする。

デジタル機器のデメリット

・起動するための時間
・活動時間
・通信環境
・データの均一性
・入力の手間
・一覧性の悪さ

過去からのデジタル機器のデメリットをとりあえず羅列してみた。
一応私はiPhoneユーザーなのでiPhoneを例にとって現状のこのデメリットを見直して見る。

・起動するための時間
問題なし。ずっと起動しているようなものだし、必要なアプリはDockに入れるなどの対応もできる。

・活動時間
充電するタイミングがないとやや不安あり。すくなくとも手帳はこの手の心配は必要ない。充電器を常に持ち歩けば問題は解決するが、そのために荷物が増えるというデメリットが付いてくる。

・通信環境
3Gの速度はまあ・・・だが、それでも比較的広い範囲で電波は繋がってくれる。しかし通信環境がないと役に立たないアプリもあることはある。「どこでも」というわけにはいかない。

・入力の手間
フルキーボード、フリック入力など慣れていれば文字を入れることに苦労はしない。ただしある程度環境を整えないと漢字変換などでいらいらする可能性もある。使うことはだれでもできるが使いこなすには一定の努力が必要。

・一覧性の悪さ
物理的には小さい液晶なので、当然一覧性は悪い。扱う情報によってはこれが致命的になる可能性がある。

私は自分のブログに関しては下書きなどはiPhoneで行うことがあっても、文章全体を見直すときは確実にPCのディスプレイか紙に印刷したもので行う。正直iPhoneの画面ではやれる気がしない。

また、これとは違った意味での一覧性の悪さもある。例えば手帳ならばスケジュール、その日のメモ、To-Do、経費の記録、簡単な地図などを一つのページに記入することができる。が、iPhoneだとそれごとのアプリを移動する必要がある。今後なんでもござれ、というアプリがでてくればこの問題は解決するが現状では一応のデメリットとして考えられる。
(もしかしたら私が知らないような高性能なアプリはもう出ているかもしれないが)

・データの均一性
データの均一性のどの辺がデメリットなんだ、と思われる方もおられるかもしれない。確かにある種のデータは同じ型にはまっているいる方が扱いやすい。

しかし、例えば私はブログのちょっとしたネタなどをEvernoteに放り込んでいるのだが、そのネタのリストを後から見返しても、私のそのネタに対する意欲がまったくつかめない。これが手書きだと丁寧に字を書いていたり、色を変えたり、大きめにしたりとそのときの感情にまかせて文字を書くことができる。後から見返してもそのときのテンションがつかみやすい。

この辺に関しては「データを収集するだけで自分の感情などは興味がない」といった人には無関係な話、ということは一応断っておくことにする。

さて、デジタル機器のデメリットを一応検討したところでじゃあ手帳をどう使うか、という話になる。

3つのアプローチ

考えられるのは3つのアプローチ

1.不十分な機能を補うために手帳を使う
2.苦手な機能を分担する
3.まったく違う使い方をする

この3通りのアプローチがあると思う。

1.不十分な機能を補う
これは、通信環境が悪い状況を考えてデジタル機器で保存してある情報なども特に重要なものは手帳にバックアップとして記入しておく、という方法だ。手帳を情報のセーフティーネットとして使うわけだ。同じ情報を別の場所に記入するわけだから当然効率は悪い。しかし安全保障はだいたい効率が悪いものである。

通信環境が悪いところには一切行かない、バッテリーを切らすことは絶対無い、iPhoneは無くさない、という方はこういった使い方は必要ないだろう。

逆にこの可能性があって、他の人と会う可能性が高い人(営業外回り、セールスマン)などは万が一の事を考えてバックアップしておくことは必要かもしれない。使う手間と起こりうる最悪の可能性を天秤にかければどちらが傾いてくるだろうか?

オフィスや自宅でひたすら仕事をしている人はiPhoneが使えなくなってもPCを見れば問題ないのでこのバックアップ的使い方にはあまり意味がない。

2.苦手な機能を分担する
メモも機能としてはiPhoneに搭載されている。しかし思うがままに書くことはできない。その辺りの分野を手帳に分担させるというのが一例。

アナログ的手法は自由度が高いが、編集・検索がやりにくいというデメリットがあるので、これをする必要のあるものはデジタルに投げ込んで、それ以外をアナログでフォローするというのが現実的なやり方だろう。

ただし、どこで線引きするのか、というのはかなり高度な問題である。

当たり前だが全てデジタルで、全てアナログで、という画一的なやり方ならばこういった問題は一切発生しない。デジタルとアナログを使い分けるやり方において一番難しい問題はこの線引き問題だ。

「効率化」という点においてはここを突っ込んで考えていく必要がある。が、今回のテーマではないのでここでは深くは考えない。

3.まったく違う使い方をする
全く違うとは、つまり最初に手帳の必要要件として上げた機能以外の機能として手帳を使う、という方法だ。
一人の人間の活動は、(1)~(3)の要件だけではない。仕事以外にもいろいろな活動がある。

毎日一つ誰かの似顔絵を描く。俳句を詠む。活動記録、日誌、日記を書く。手帳を家族でシェアして情報交換に使う。未来日記を書く・・・。

もちろんこれらもiPhoneのアプリで実施可能だ。しかしビジネスライクな自分と切り離して思考するために手帳を使う、というのもなかなか面白いのではないかと思う。

人の思考はどうしても文脈に縛られてしまう。そう言った意味で別のペルソナが安心して顔を出せる居場所を手帳の中に作ってあげる、という方法を考えてみても面白いのではないだろうか。

まとめ

大体ビジネスマンが考える手帳とデジタル機器の融合というと(2)のお話になる。
もちろん、これも重要な分野なのだが、手帳の使い方というのはそれほど狭い物ではない。

手帳にはいろいろな使い方が眠っていると思う。であるからこそ機能的に十分なiPhoneを持っていても、何故かしら手帳を手放したくない、という方が多いのではないだろうか。

(2)に関しては実は簡単に一般化できるような事例はないと思う。なぜならば、それらは仕事の環境と自分の嗜好、そして自分自身の目的というものに著しく影響されてしまうからだ。

そして、であるが故にこれらの使用方法や環境についてはいろいろな人が自分の実用例をブログに上げていくのが良いのではないかと思う。
有名人が著書で使い方を提唱し、あたかもそれが万能の方法であるかのように扱われてしまうのは、それ以外の方法があまり開示されていないからだ。

いろいろな人がその方法を公開していってそれがシェアされるようになれば、万能薬の幻想は消え去り、いろいろな方法から自分にあったやり方というものが見えてくるのではないかと思う。

とりあえず、今回は手帳とデジタル機器についてどのようなアプローチがあるのかを大雑把ではあるが見てきた。これはあくまで考えるキッカケになれば、程度のものであり突っ込む余地はいくらでもあると思う。

私も自分なりに考え、実行し(2)や(3)の手帳の使い方については書いていきたいと思う。これを読まれた方も自分なりのやり方を教えていただければ幸いである。

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