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対話で進捗を記録し、Evernoteにノートを作る「進捗くん」

お手製のAppleScriptです。Macで、Evernoteがインストールされている環境で使えます。

「スクリプトエディタ」を開き、そこに以下のコードをコピっとペーストしてください。スクリプトが「AppleScript」になっているかもチェック。

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※「進捗くん」のコード

で、実行ボタン(右向きの矢印)をポチッとすれば、テストできます。

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以下は、スクリプトの流れ。

進捗くんデモ

起動すると「日報」か「週報」かを尋ねられます。どちらを選んでも以降の動作は基本的に同じで、ダイアログの中身が少し変わる程度です。ここでは「日報」を選んでおきましょう。

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まずは、「やったこと」の入力。簡単に言えばプロジェクト名ですが、そんなに小難しく考える必要はありません。思いつく「やったこと」の見出しを書き込みましょう。複数入力する場合は「,」で項目を区切って下さい。

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すると、「やったこと」一つひとつにたいしてスクリプトが進捗を尋ねてきます。なぜ関西弁なのかと言えば、その方が気楽そうな気がしたからです。

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一つ答えたら、次。それが繰り返されます。

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すべて終わったら、他にもう何もないかが尋ねられます。何かあったとしましょう。

※「あったわ」を選択
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入力を終えたら、もう一度他にもう何もないかが尋ねられます。「なかった」を選択するまでエンドレスです。

※「あらへん」でループから脱出
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以上を入力し終えたら、明日(「週報」なら来週)何をするのかを尋ねられますので、思いを語っておきましょう。これが終われば、スクリプトが以上の内容をEvernoteにノートとして作成してくれます。

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※作成されたノート(あくまでサンプルです)
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さいごに

テストが無事終了したら、「スクリプトエディタ」で内容を保存し、形式を「アプリケーション」としておけば、いつでも使えるようになります。

一応私専用に作ったものですが、極端な機能は使っていないので、ごく普通に使えるかと思います。

関西弁が気にくわない方は、スクリプト上で修正していただければ、標準語に戻すことも(他の方言に変更することも)可能です。また、スクリプト内の「h3」を「h4」や「h2」に変えれば、Evernoteに作成されるノートの見た目もちょっぴり変わります。そのあたりは、お好みでどうぞ。

では、皆様も楽しいEvernote Lifeを!

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Scrivenerにテキストファイルを分割してインポートする機能。そしてEvernoteからScrivenerへ。

Scrivenerにはファイルを取り込む機能がいくつかあるのですが、中でも覚えておきたいものがあります。

それが、「Import and Split」。

テキストファイルを取り込む際、ファイル分割を同時に実行してくれます。

普通は、一枚の大きなテキストファイルを取り込み、その後自分で「Split with Selection as Title」を複数回実行して、ファイルを分割していき、順番の入れ換えといった構成作業を行いやすくするのですが、事前に分割する箇所がわかっているなら、テキストに小細工をすることで、あらかじめ分割された状態でファイルをインポートできます。

実際にみてみましょう。

ファイルを分割して取り込む

こういうテキストファイルがあったとします。

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ごく普通のテキストですが、ところどころに「###」が入っていますね。これが小細工です。

このテキストファイルを「File」>「Import and Split」から取り込みます。Selections are Separated by に「###」を指定するのも忘れずに。

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インポートが完了すると、以下のように3つのファイルが追加されます。当然ように、それぞれのファイルの中身は、テキストファイルの中身と対応しています。

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いちいち分割作業する必要がないので、簡単ですね。

コピペはつらい

という機能を踏まえた上で、読み進めてください。

ここ最近「月刊くらした」計画として、毎月一回電子書籍を発行しています。で、そのために過去原稿をEvernoteから探しだし、それをScrivenerに移し替える作業を行っています。コピペで。

短めのエッセイ集なら10回ほどの作業ですが、長くなればなるほどコピペ回数が増え、面倒くささゲージが真っ赤に染まり始めます。

というわけで、上記の「Import and Split」を意識してAppleScriptを書いてみました。

スクリプトの動作

まずは機能から。

Evernoteで、ノートを選択。Scrivenerに取り込みたいものを、ぽんぽんとクリックしていきます。

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で、スクリプトを起動。

すると、こういうテキストファイルができあがります。

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ノートごとの

ノートタイトル
ノートの中身(テキストだけ)

###

がまとめられたテキストファイルになっています。

あとは、「Import and Split」でそのファイルを取り込めば、作業は完了。

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Evernoteのノートを使って、すぐさまScrivenerでプロジェクト管理ができるという、(たぶん私しか使わないでしょうけれども)優れものアプリです。

中身


スクリプトは以下。

当スクリプトは、全面的に@s_z_k_3師匠の「Evernoteのノートをプレーンテキストで取得」スクリプトに依っています。プレーンテキストに変換できさえすれば、いろいろ工夫は広がりますね。

その他、

エラーに備えよう(鳶嶋工房)
AppleScriptで扱う日本語(マルチバイト)文字列について(キッズプレート、パスタおかわり)

のページも参考にさせていただきました。

さいごに


区切りのための文字や、テキストファイルに書き出す内容(たとえばノートのタイトルを含めるかどうか)など、アレンジする要素はいくつかあります。適当に改造して、お使いください。

まあ、Evernote→Scrivenerの連携を使っている人がどれだけいるかはわかりませんが。

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CotEditorからEvernoteに送信する際、作業ログも残すスクリプト

ほとんど全ての原稿をCotEditorで書いています。

で、それをEvernoteで保存しています。

ブログなどにアップする文章は実体ファイル(.txt)を作らずに、Evernoteのノートにしちゃうわけですね。

で、そのとき使っているのが、以下のスクリプト。

CotEditorからEvernoteに送れるようになった

この頂戴したスクリプトは、さらにカスタマイズされ、あらかじめ指定してあるタグをつけられるようになっています。

CotEditor to Evernote(ApplleScript)をタグを付けられるように改造

で、これをさらに改造しました。

文字数表示

まず最初に手をつけたのが、文字数の表示です。

書き終えた原稿をEvernoteに送った際、「文字数:○○○」という感じで、原稿の文字数をダイアログで表示させるようにしました。

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「うん。俺はこれだけ仕事したぞ!」という充実感をアップさせるための施策ですね。

しばらく使ってみた感触として、これはなかなか良いです。やっぱりフィードバックというのは重要ですね。

作業記録へ

で、気がつきました。これって作業記録になるんじゃね? と。

テキストファイルの一行目は原稿のタイトルですし、タグとして選んだ文字列はプロジェクト名です。そして文字数カウントもある。ということは、自分で何一つ記録を取らなくても、CotEditorからEvernoteに送信した際に、作業ログを残せるのではないか、と。

私は、毎日デイリータスクリストをEvernoteで作成していますので、そこにデータを追記していけばOKです。つまり、こういう感じになります。

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残念ながら、ログにおける最重要な要素である「作業時間」についてはログできませんが、今のところそれを望むのは高望みというところでしょう。でも、何かしら工夫すれば、そこもクリアできるかもしれません。

コード

コードは以下のような感じ。

残念ながらハイパー個人カスタマイズしてあるので、このままでは確実に使い勝手が悪いです。

というわけで、ご利用になりたい方は、AppleScriptをググりながら、自分用にカスタマイズしてください。まあ、このツールの需要がどこまであるのかはまったくわかりませんが。

さいごに

なんにせよ、「半自動で残るログ」というのは大切です。モチベーション的なものにも関わってくるかもしれません。

今後も、こうしたものを拡張していきたいですね。

では、すてきなEvernoteライフを!

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Hagoromoの文章をEvernoteに保存するスクリプト

引き続きMacのエディタ「Hagoromo」の話題を。

Hagoromo
カテゴリ: 仕事効率化, ビジネス

Hagoromoは、AppleScriptに対応しております。

公式さんでも、いくつかスクリプトが公開されていて、なかなか便利そうなものもチラホラと。

スクリプトライブラリ

ここでダウンロードしたスクリプトを、メニューのスクリプトっぽいアイコン→「スクリプトフォルダを表示」で表示されるフォルダに入れておけば簡単に召喚できます。

たとえば、公式さんの「日付(元号)スタンプ」を、

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こうやってフォルダに入れておくと、

scrchot

メニューに「日付(元号)スタンプ」が表示されるようになり、それを選択すると、

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このように日付と時間が自動的に挿入されます。

スクリプトを改造する僅かばかりの知識があれば、この日付・時間フォーマットを変更することも可能です。時間だけとか、日付だけとか。自分の用途に合わせることができるわけですね。

あるいは改造するだけでなく、自分好みの機能を持たせることも(ある程度は)可能になります。

自作スクリプト

というわけで、Hagoromoに書いた文章をEvernoteに保存するスクリプトを書いてみました。スクリプト本体はもう少し下にあります。

文章を書き終えた後、このスクリプトを起動させると、タグの選択画面が表示されます。で、タグを選ぶとそのタグ付きでEvernoteにノートが作成されます。当然、ノートの中身は書いた文章です。Hagoromoは文章以外に画像ファイルも追加できますが、そうしたものは反映されません。ピュアにテキストだけです。

またノートタイトルは、ファイル名ではなく文章の一行目が使用されますのでご注意ください。

ちなみに、タグを選ばずにキャンセルすると、タグなしでEvernoteに送信されます。そうです、一度スクリプトを起動させると、Evernoteに送信しない、という選択肢は無いのです。まあ、いいですよね。いらなかったら、あとでノートを削除すればいいわけですから。

しかしながらシンプルに考えると、スクリプトを使わずとも、文章全体をコピーして、control + command + v をぽちっと押せば済む話です。わざわざスクリプトを書く意味みたいなものは感じられません。

ただ、このスクリプトを使うと、自動でタグを(ただし、あらかじめしておいたタグを)割り当てることができます。これが地味にinboxを整理するときに効いてきます。特に、毎日毎日文章を書いているような人間ならなおさらです。

「ちょっと使ってみたい」という方は、AppleScriptエディタ開き、上のコードをコピペした上で、冒頭のタグ指定をお好みのものに変えてからご使用ください。

そのまま使えば、デフォルトノートブックにノートが新規作成されます。ノートブックを指定したい場合は、二行目のコメント指定を外した(※)上で、保存したいノートブック名を変数に入れてください。
※コメント指定を外すとは、冒頭にある二つの「-」を削除することを意味しています。

ついでに、19行目をコメントアウト(※)し、その代わりに21行目のコメントを外してください。
※コメントアウトするためには、行の冒頭に二つの「-」を入力します。

個人的には、ノートは一度inboxを経由した方がよいと考えているのでこの形にしていますが、人によってはinboxがデフォルトノートブックではない可能性もあるので、一応ノートブック指定も配慮しておきました。

さいごに

おそらく上のスクリプトは、人によっては使い勝手が悪い部分もあろうかと思います。

その辺は各自自由に改造してください。

▼関連エントリー:
Macのエディタ「Hagoromo」に注目しています
HagoromoでEPUBファイルを作ってみる

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直接Postachにクイック投稿できるMacアプリ「goPost」

みなさん、Postach使ってますか?

Evernoteをアウトプットツールへと変身させる「Postach.io」

私は以下のサイトで運営しています。

R-in

公式ページはこちら。

Postach.io

で、このPostachへの投稿なんですが、たとえばiPhoneアプリからだと簡単です。ノートブックやタグを指定できるアプリがたっぷりありますので。

しかし、それと同じ感覚でMacでの投稿はできません。Macのクイックノートは「規定のノートブック」+「タグなし」になっているので。
※postach用のノートブックを「規定のノートブック」にする荒技もあります。が、その場合でもタグはどうしようもありません。

というわけで、専用のスクリプトを書いてみました。



ちょこっとアレンジすれば、publishedだけではくtweetタグなんかも自動的に付けられます。

とりあえず標準のものでよければ、以下からダウンロードできます。

goPost.zip

一応最新のMacでの動作確認は済ませておりますが、その他の環境はまったくわかりませんので、あしからず。

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Evernoteに読書ノートをサクサク作れるMacアプリ(AppleScript製)

を自作しました。

読書ノートを作るとき、「レバレッジ・メモ」スタイルであれば簡単です。テキストエディタなり、Evernoteなりを使って、1枚のファイル(ノート)にまとめれば済みます。

が、情報カードを使うように「1トピックス、1ノート」方式でノートを作成する場合、大きな問題が発生します。

それは、「引用元をいちいち転記するのが面倒」という問題です。

”引用元”とは、書籍・論文のタイトルや著者名といったデータのこと。こうしたメタ情報を残していない場合、データとしての活用度はぐぐんっと下がってしまいます。

これまで私は「コピーアンドペースト」という文明の技術を使って、その問題に対処していました。すばらしきパーソナルコンピュータの恩恵です。しかし、長く続けていると、一つ一つのノートにcommand + V を押して回るのも何だか面倒に感じ始めます。人間の怠惰力を侮ってはいけません。

というわけで、AppleScriptの出番です。

基本動作


動作はごくシンプルです。アプリを起動すると、まずタイトルの入力を要求されます。ぱたぱたと入力してみましょう。

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続いて著者名です。これもシュパシュパとタイピングします。

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次に、引用文の入力画面です。

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本の中から、読書ノートとして残したい部分を転記しましょう。もし、その部分に関して自分なりの考察メモを残したい場合は、「メモの入力」をぽちっと押してください。

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このようなメモの入力画面になります。知力を振り絞って、あるいはあるがままの連想に流されてメモを残してみましょう。創造というのは、そういう作業から始まります。

で、メモの入力を終えたら、「OK」を。すると次のようなノートがEvernoteに作成されます。

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本文の一行目がタイトルになったノートですね。引用部分、メモ、著者名、タイトルがばっちり入っています。

が、これは裏側の処理。アプリでは入力を続けるかどうかが問われます。勇ましい気持ちをもって「続ける」をプッシュしましょう。

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すると、再び引用部分の入力ダイアログが表示されます。

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入力し「これでOK」を押すと、こちらも次のようなノートが作成されます。

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このループが「終了する」を押すまでくるくる回り続けます。

書名と著者名を入力するのは最初の一回だけ。後は、すべての読書ノートに自動的にそのメタ情報が追記されることになります。

中身開陳


コードの中身はこちら。

ノートのデザインはHTMLでいじってあります。上部の変数の中身を変えれば、背景色やフォントなどを好みのデザインに変更できます。

次なる一歩


今のところ、バージョンアップ案としては、

  • 著者の名前をタグにする
  • 背景色をユーザーが選べるようにする
  • フォントも変更できる
  • ノートの見出しを別につける

といったものがあります。

もちろん、自分で実装できる方は、必要な機能をばしばし追加してください。

さいごに


使ってみたいけど、AppleScriptはよくわからん、という方は以下のリンクからダウンロードし、解凍して使ってください。

https://dl.dropbox.com/u/554861/bookquote.zip

もちろん、Mac版のEvernote用ですし、最新版のEvernoteでしか運用していないので、古いバージョンで動かなかったらごめんなさい(たぶん大丈夫だとは思います)。

こうして作成したノートは、以下の本で紹介したように、ハブノートにノートリンクをまとめておくと、さらに使い勝手があがりますね。

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Evernoteのサムネイルノートリンクを簡単に作成できるAppleScript

どうも、こんにちはEvernoteマニアック研究会会長のRashitaです(嘘です)(二回目)。

Mac上でEvernoteをマニアックに使うためには、AppleScriptをある程度使える必要があります。

そのAppleScriptの個人的ししょーと仰いでいる@s_z_k_3さんが、昨日のエントリーに対して次のようなリプライをくださりました。

ほほぅ・・・。

やだもう、私の使い方にぴったりじゃないですか〜、みたいなノリです。というか、そのスクリプトを自分で書こうと思っていたところです。

で、公開用に編集してくださったのが、こちら。



使い方は簡単。

サムネイルノートリンク(勝手に命名)を作成したいノートを選択し、スクリプトを実行するだけ。クリップボードに画像が入るので、それをノートに貼り付けるだけです。簡単でしょ。

複数のノートを選択した状態で実行すれば、複数のノートのサムネイルノートリンクが生成されます。いやはやすごい。

調子に乗って、遊んでみた図。

一つ一つの画像をドラッグで移動させることができますし、画像をクリックすれば対象のノートに移動します。
※<戻る>ボタンで、元のノートに戻れます。

前回エントリーで紹介したような、Evernoteにストックした情報を使って発想を行う、という場合に効果を発揮しそうです。他にもいろいろな使い方がありそう。

ちなみに

ちなみに、EverWikiの以下のページでししょーが作成されたその他のスクリプトが公開されています。

s_z_k_3’s Scripts

ついでに、宣伝しておくと、

s_z_k_3’s Scripts in Tumblr.com

がししょーのブログです。ノートブック10万上限問題の記事でご存じの方も多いかも知れません。

さいごに

というわけで、便利なスクリプト&ししょーの宣伝記事でした(ステマではありません)。

ちなみに、私もいくつかEvernote用のAppleScriptを作成しております。

Mac中にEvernoteにメモを送るためだけのアプリ『goEvernote』(仮)」とか、「Evernote小ネタ集vol.1」をご覧くださいませ。

goEverとノートブック名を一括で変更するスクリプトは日々役に立っております。

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テキストエディタ風ToDo管理のMacアプリ「TaskPaper」を買ってみた

いつ本家ブログを開始されるのかワクテカの@synkuroさんが紹介されていたので、ちょっと興味を持って購入。

[Mac] テキストエディタのようなタスク管理アプリ『TaskPaper』がMac App Store登場記念でセール中(b2log/p)

見た目ほとんどテキストエディタのような超絶シンプルさと軽快な動作で一部から絶大な人気を誇る(?)タスク管理アプリ『TaskPaper』がMac App Storeに登場しました。現在リリース記念で金曜日までセールやってます。

何と$29.99が$4.99で、日本のMac App Storeでは600円!これは安い。
すでにiPhone・iPad対応のユニバーサルアプリがApp Storeでリリースされていますが、こちらは1,200円ですからね。このMacアプリが600円というのがいかに破格か分かって頂けると思う。

最近はEvernoteでだいたい何でも管理していますが、それでも「タスクマネジメント」系のアプリには興味がつきるところがありません。あんまり高価なものをホイホイ試すわけにはいきませんが、600円ぐらいであればまあ「遊び」の範囲に留められます。とりあえずセールということで、買ってみました。

使ってみた感じは、シンプルで直感的。小難しさは必要なく、テキストエディタでタスク管理をする感覚で扱えます。

実際にどのような動作なのかは、紹介動画を見てもらうのが一番です。

簡単な説明

一応簡単に説明しておきます。

こんな画面です

TaskPaparの単位になるのはプロジェクトです。このプロジェクトの中に、ノート(単なるテキスト)とタスク(頭に”ー”がついたもの)を含めることができます。また、テキストエディタと同じようにTabボタン一つで階層化することができますが、タスクを階層化はあくまで表示上だけです。つまり、上位タスクを消したからといって下位タスクがdoneになるわけではありません。
※同様のシンプル系タスク管理のGoogleTaskの場合はきちんと階層化されます。

またプロジェクトの中にプロジェクトを作ることもできます。この場合はサブプロジェクト的な扱いになりますが、使い勝手的にあえてやる必要があるのかは謎です。サンプルウィンドウをご覧になるとわかりますが、ノート+タスク、ノート+タスクの組み合わせが「サブプロジェクト」の切り方になっているので、わざわざ新規でサブプロジェクトを立ち上げる必要性はあまりありません。

タスク(頭に”ー”がついたもの)は、”ー”をクリックすればタスク名に取り消し線が入り、完了扱いとして、@doneが付きます。
※@については下記参照

ちなみに、この”ー”マークをDrag&Dropすればタスクを移動できます。シンプルながら表示順番の変更やタスク間の移動を直感的に行えるというのがこのアプリの魅力でもあります。

完了したタスクはそのまま表示させておくこともできますが、メニューの「Archive Done Tasks」を選択すれば「Archive」というプロジェクトに移動されます。その際@project(所属していたプロジェクト名)も自動的に添付されます。

これが基本的な動作です。ここに先ほど出てきた@が加わります。

@でタグ管理

タスク管理系のアプリになれている方に説明は不要だと思いますが、@文字列はTagです。優先順位などを含めたコンテキストの管理に使うことができます。先ほどの@doneは完了、つまりタスクの状態を示すものですし、標準で用意されている @priority(1)は優先順位を表すものです。何に使うのかというと、「検索」です。標準では「プロジェクト名」「タグ名」がリストから検索できるようになっています。

加えて、複数条件の検索も可能です。つまり「プロジェクトA」の「@priority」が付いたタスクを探すというような使い方ですね。右上の検索バーを使えばそれが可能です。

ようするにあれ

と、ここまで書いてきたんですが、要するにEvernoteと似たような感じだ、ということです。「プロジェクト」がノートブック、「タグ」がタグ、だと書いておけばこのBlogの読者さんにはAll OKでしょう。違いは「保存された検索」のあるなしと、D&Dの違いです。

Evernoteの場合、プロジェクトをノートブックに見立てて、1タスク1ノートにすればD&Dで簡単にプロジェクト間でタスクを移動させることができます。しかし、この場合「閲覧性」が若干下がります。しかし閲覧性を優先させてプロジェクトの区切り(サブプロジェクト)ごとにノートを作成すると、中に含まれているタスク(チェックボックス)はD&Dでは移動できません。
※コピペが必要。

同時に管理出来る情報では当然Evernoteに勝るものではありませんが、複雑なことはできるだけ考えたくない、他人とワークをシェアすることもない、画像とかアイコンとかは不要という場合、軽い動作でシンプルな使い方がよい、というアプリをお望みの場合は一つの選択になるかもしれません。

UIショー

ちなみに標準的なエディタ風UI以外にもいくつか選択ができます。

標準のスタイルにプロジェクトごとの区切り線が付いたもの。
区切り線付き

ターミナル風。いかにもって感じがします。
ターミナル風

これだとタスク管理アプリっぽく見えますね。某アプリからインスパイアされたもののようです。
Thingsインスパイアー

もうちょっと気になったところ

TaskPaperのメニューには、AppleScriptのアイコンが鎮座しています。これは最近使い始めたCotEditorにもあって、このアイコンがあるとつい気になってしまいます。スクリプトエディタで見てみると、このTaskPaperさんもAppleScriptでちょいちょい操作できる感じみたいです。

ちなみに全然中身読んでいないんで妄想にすぎませんが、例えばEvernoteから特定のノートを取得してチェックボックス付いているものをTaskPaperのタスクにするとか、あるいはその逆とかができたら面白そうです。

▼こんなリンクも:
本家サイト
そのひらめきを逃さない! TaskPaperで素早くアイデアをキャプチャーする(When you were young)

▼アプリへGo!:
TaskPaper - Hog Bay Software

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CotEditorからEvernoteに送れるようになった

日常的にはMacのmiというテキストエディタを使っています。で、実体ファイルが必要ある時以外は、全てEvernoteでデータを保存しています。これで全然問題ありません。
※誰かに送信するためのtxtファイルが必要な場合はdropboxに保存。

その際、一般的には「グローバルなキーボードショートカット」を使うのが便利です。全ての文章を選択+コピーして、ショートカットキーをポチッと押せば、すぐさまEvernoteにデータが送られます。
※対応のキーは、メニュー→環境設定→ショートカット→「Evernoteにペースト」で確認できます。

非常にお手軽なんですが、Mac版のクライアントアプリだと「一行目がタイトルにならない」問題が発生します。Win版だと素直に一行目がタイトルになってくれていたので、後はタグ付けorノートブックの移動だけで完了です。が、Mac版のこの仕様だと一行目をコピペしてタイトルに貼り付けるという、(ほとんど不毛な)作業がよけいに発生することになってしまいます。
※名前未設定というタイトルが付く。

これは、完成した文章だけではなく、思いついたメモを入力するときにも同様の「違和感」を感じていたので、自動的に一行目がタイトルになる(おそろしく簡易な)メモアプリを作りました。
Mac中にEvernoteにメモを送るためだけのアプリ『goEvernote』(仮)
※現在このアプリはQuickSilverから起動する回数がトップになってます。

個人的にはこれとほとんど同じ動作ができる「テキストエディタ」をずっと希求していました。「command + S」が「save」ではなく、「send to Evernote」であるほうが利用頻度の面からいっても便利です。しかし、単純なapplescriptだけでそういうエディタを作るのも難しそうですし、ちょっと落ち着いてから着手しようかと思っていたら、意外な解決策が。

CotEditorならスクリプトが簡単実行

最初にエディタを選択するときに候補に挙がっていた「CotEdiotr」。タブ型じゃないんで、放置していましたが「スクリプト」が登録できるとのこと。確かにそう言われてみればそんな機能もあったような・・・。

CotEditorのテキストからEvernoteのノートを作る(エンジニアのソフトウェア的愛情)

こちらのブログ記事で、CotEditorの内容をEvernoteに送ってくれるスクリプトが公開されています。

テキストが選択状態なら選択されたテキストから、そうでなければテキスト全体からノートを作成します。1行目がノートのタイトルになります。

この記事を見た瞬間、CotEditorを立ち上げて、すぐさまスクリプトを登録。

で、今この文章はCotEditorで書いています。大変便利です。ショートカットキーは当てられないものの(と思います)、メニューからボタン一つで、Evernoteに送信されて、一行目がタイトルになっている。しかもapplescriptなので、自分で改竄すればあらかじめタグを付けることも可能。
※例えば、スクリプトを3つおいて、それぞれ「R-style」「コンビニブログ」「シゴタノ!」というタグが付くものを使いわけることもできる。
※2011年3月31日21:14追記:ショートカットキーは割り当てられるようです。詳しくは@emattsanさんからいただいたこの記事へのコメントを参照ください。

何か不満があるとすれば、ファイルを保存しないままウィンドウを閉じるので、「保存してないけど、大丈夫か?」というダイアログが出てきてしまう点。まあこの辺は十分我慢できる範囲です。

ちなみに記事で紹介されていたスクリプトを拡張子.scptで保存し、CotEditorのScriptMenuフォルダに移動して、メニューから「スクリプトメニューを更新」を押すだけでばっちり登録できました。@emattsanさんに感謝!

さいごに

身の回りのツールとEvernoteへの連携というか親和性がどんどん高まっています。個人的にgoEvernoteのver2を作りたいと思っているのですが、はまりだすと抜け出るのに時間がかかるという、ディスガイア4のようなトラップが仕込まれているのがコード書きの難点。皆様もご注意を。

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