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IFTTTを経由して、EvernoteにTodoを追加する

知らない間にIFTTTのEvernoteチャンネルに新しいアクションが増えていました。

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IFTTTって何?チャンネルって?、という方は以下の記事をご覧ください。

EvernoteとIFTTTのおさらい(1) 〜IFTTTとは何か〜
EvernoteとIFTTTのおさらい(2) 〜トリガーとアクション〜

今回は新しく追加されたアクションをチェックしてみましょう。

チェックボックス付き

増えたのは「Append a to-do to note」というアクション。その中身は、

This Action will append a to-do checkbox to an note as determined by its title and notebook.Once a note’s size reaches 2MB a new note will be created.

というもの。ざっくりまとめると、ノートにcheckboxを追加しちゃうよ。そのノートが2MBになったら新しいノートを作るよ、といったところでしょうか。

とりあえず使ってみましょう。

Make a recipes

以下のようなレシピを作りました。

addTask to Evernote from Twitter

トリガーに選んだのはツイッター。しかもハッシュタグ付きです。「#addtodo」というハッシュタグをつけてツイートすると、そのツイート内容がEvernoteに送信されます。もちろんCheckboxとセットです。

つまり、以下のようなツイートをすると

次のようなノートができるわけです。

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以降、#addtodo付きツイートをするたびに、このノートにどんどんチェックボックスが追加されていきます。

上記は一番シンプルな形でレシピを構成しましたが、「Append a to-do to note」の設定は、以下のようになっており、

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この中にあるTo-doについては、次のような項目も扱えます。

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この中の「CreatedAt」を使えば、タスクを登録した日時も管理できますね。必要かどうかは、使う人の判断ですが。

another

この「Append a to-do to note」は、他にどのような使い方ができるでしょうか。

それを考えるためには、「どこでタスクが発生するか」を思い浮かべてみるとよいでしょう。そう、メールです。

たとえば、Gmailでメールにスターを付けたら、そのメールのタイトルがTaskとして追加される。なんてレシピはありそうです。スターの代わりに、特定のラベルを付ける、というのもアリでしょう。

ラベルなら、こういうレシピになります。

todo @mail to Evernote

あるいは、他のタスク管理ツールと連携させて何かできるかもしれません。そのあたりは、ご自分でお試しくださいませ。

さいごに

ちょっとしたタスクの追加であれば、iPhoneアプリを使えば簡単に行えるわけですが、IFTTTを使うと、同じノートにタスクを追加していけるのがポイントですね。

また、メールレシピのように半ば自動的に(つまり、これをタスクリストに追加しようと思わなくても)リストに追加されるのも、案外大きなポイントです。

もちろん、こうして作成したノートを参照しなければ、まったく意味がないのは言うまでもありませんが。

▼参考リンク:
Introducing the Push.co Channel! Plus, new Evernote Recipes(IFFFT Blog)

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EvernoteとIFTTTのおさらい(5) 〜他のWebツールのレシピ〜

前回では、TwitterとEvernoteの連携を確認しました。

※前回まで
第一回:EvernoteとIFTTTのおさらい(1) 〜IFTTTとは何か〜
第二回:EvernoteとIFTTTのおさらい(2) 〜トリガーとアクション〜
第三回:EvernoteとIFTTTのおさらい(3) 〜アクションの中身〜
第四回:EvernoteとIFTTTのおさらい(4) 〜Twitterとのレシピ〜

今回が、一応の最終回です。

最後に、Evernoteと連携すると楽しそうなチャンネルをいくつか紹介してみます。

Blogger→Evernote


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GoogleのBlogサービスのBloggerからEvernoteへ。

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新規投稿したエントリーを、Evernoteでバックアップする、なんて使い方できそうです。

Date&Time→Evernote

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指定した時間にトリガーを引いてくれます。

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たとえば毎朝7時に「Good Morning!」なんてノートを自動作成することが可能。

Dropbox→Evernote

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クラウドストレージといえばDropbox。

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たとえば、Public Folderに入れた写真をすべてEvernoteにも保存しておく、なんてレシピが作れそうです。

Facebook→Evernote

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SNSのFacebok。

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Facebookは、アクションが多いですね。写真とメッセージ系がほとんどですが。

Facebookにアップした写真をEvernoteにも保存、ということができます。

その他


あとは、ざざっと行きましょう。各チャンネルが持っているトリガーは、IFTTTのページで確認してください。

Feedly→Evernote


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RSSリーダーのFeedly。

Foursquare→Evernote


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チェックインツールのFoursquare。

Gmail→Evernote


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ご存じGmail。

GoogleCalender→Evernote


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ご存じGoogleカレンダー。

iOSPhotos→Evernote


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iPhoneのフォトですね。

Pocket→Evernote


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後で読むサービスのポケット。

さいごに

これで一通りの説明は終わりです。

基本的に、チャンネル・アクション・トリガーが理解できていれば、IFTTTを実際にいじっているうちに感覚は掴めるでしょう。また、浸かっているうちに使い方のアイデアも浮かんでくるはずです。

IFTTTにチャンネルが増えていけば、アレンジの可能性はさらに広まっていきます。楽しみですね。

では、よきWebライフを。

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EvernoteとIFTTTのおさらい(4) 〜Twitterとのレシピ〜

ここまででIFTTTの概要はつかめたと思います。

で、今回は実践編。

※前回まで
第一回:EvernoteとIFTTTのおさらい(1) 〜IFTTTとは何か〜
第二回:EvernoteとIFTTTのおさらい(2) 〜トリガーとアクション〜
第三回:EvernoteとIFTTTのおさらい(3) 〜アクションの中身〜

何か役に立ちそうなEvernoteとTwitterとの連携を考えてみます。

基本的には、

「(トリガー)Twitter→(アクション)Evernote」

のレシピです。

というのも、以前書いたとおりEvernoteのトリガーはひとつしかないので、考える余地がほとんどないからです。バリエーションを広げられるのはTwitter→Evernoteの形ですね。

では、さっそく。

シンプル連携

Twitterチャンネルで使えるトリガーは以下の5つ。

「New tweet by you」(あなたがツイートしたら)
「New tweet by you with hashtag」(あなたがハッシュタグツイートをしたら)
「New tweet by you in area」(あなたが位置情報付きツイートをしたら)
「New link by you」(あなたがリンク付きツイートをしたら)
「New favorite tweet by you」(あなたがツイートをお気に入りにしたら)

まず、トップにある「New tweet by you」を使ってみましょう。

すると、次のような画面が出てきます。

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リツイート、あるいはリプライを含めるかどうかの選択です。とりあえずは、スルーしておきましょう。

続いてアクションのチャンネルにEvernoteを選択します。Evernoteアクションは次の5つ。

「Create note」(ノートを新規作成する)
「Append to note」(ノートに追記する)
「Create a link note」(URLソースを含んだノートを新規作成する)
「Create image note from URL」(URLにある画像を含んだノートを新規作成する)
「Create an audio note from URL」(URLにある音声ファイルを含んだノートを新規作成する)

これまた一番最初の「Create note」を選択します。

すでに誰かが作成したレシピがあるのか、いくつかの項目が入力されていますね。

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使えるIngredient

Twitter「New tweet by you」→Evernote「Create note」で使用できるIngredientは、

「Tweet Text」・・・ツイートの内容
「User Name」・・・ツイートのユーザー
「Link To Tweet」・・・ツイートへのリンク
「Create Date」・・・ツイート時間
「Tweet Embed Code」・・・ツイート埋め込みコード

の5つ。

上の4つは説明不要でしょう。「Tweet Embed Code」は、ツイート情報をひとまとめにして表示してくれる機能だとざっくり理解していただければよいかと思います。

標準で表示されるレシピにもこのIngredientが使われていますね。そのレシピでEvernoteにノートを作成すると次のようになります。

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レシピのBodyと見比べてもらうとわかりますが、viaよりも上の部分が「Tweet Embed Code」で作成された部分です。ツイート名、ユーザー名、ツイート時間がまとめて表示されています。基本的にはこれを使っておけば問題無いでしょう。

ただ、自分のツイートだけを保存するのであれば、ユーザー名は必要ありません。その場合は「Tweet Text」「Link To Tweet」「Create Date」あたりを使うとよいでしょう。

たとえば、こんな感じにすると、シンプルなノートが作れます(参照)。

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Evernoteにできあがるノートはこんな感じ。

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ツイートと日時だけが表示されていて、日時はTwitter Webへのリンクになっています。これぐらいの情報があれば十分ですね。

逆に特にリツイートを含める場合は、ユーザー名が欲しいので、素直に「Tweet Embed Code」を使った方がよいでしょう。

チャレンジ・アレンジ

以上がベーシックなTwitterとEvernoteの連携です。

このまま運用すると、自分の全ツイート(RT、リプライ除く)が、1ツイート1ノートで保存されていきます。が、さすがにノート数上限の問題もありますし、普通に運用するのは微妙かもしれません。

ここからがアレンジです。

アレンジ1:ノートに追記する

ベーシックなレシピは、

「New tweet by you」→「Create note」

でしたが、これを

「New tweet by you」→「Append to note」

こう変えることで、1ノートに全ツイートが追記されていきます。

もちろんノートの容量にも限界がありますが、かなりのツイートを溜め込むことができるでしょう。一杯になれば、別のノートを作り、そこに追記していくことで対応できます。

アレンジ2:ハッシュタグを使う

当連載の一番最初に紹介させていただいた、

Evernoteとツイッターをつなぐ@myen機能が終了へ。利用している方は移行作業を(Lifehacking.jp)

で紹介されているのがこの方法。

「New tweet by you with hashtag」→「Create note」

というレシピです。

このレシピでは、自分で決めたハッシュタグ(#myenなど、#付きの言葉)が付いているツイートだけをEvernoteに保存します。
※もちろん自分のツイートです。

この方法であれば、TwitterをEvernoteの送信アプリ的に使うことができます。また、私がやっている「今日の一言」など、Twitterで展開しているマイクロコンテンツを抜粋してロギングしていくこともできますね。使い方はいろいろあります。

もちろん、

「New tweet by you with hashtag」→「Append to note」

にして1ノートにまとめることもできます。

アレンジ3:お気に入りを使う

もう一つの方向がfav.を使うもの。

「New favorite tweet by you」→「Create note」

というレシピです。

これで、ファボした(お気に入りにした)つぶやきがEvernoteに保存されます。

どちらかといえば、これは(自分が気に入った)他の人のつぶやきをEvernoteに保存する使い方になるでしょう。もちろん、自分のツイートをファボしていく手もあります。

言うまでもありませんが、

「New favorite tweet by you」→「Append to note」

というレシピもありです。こちらは、お気に入りのツイート一覧ノート、みたいな感じになるでしょう。これはこれで楽しそうです。

さいごに

ざっと上げただけでも、多様なバリエーションが考えられます。

ここからどんなものを組み上げていくのか。それは、あなた次第です。こういうのは、なんだかレゴっぽくて、私は実に楽しいです。

ちなみに、TwitterとEvernoteの連携で言えば、「ツイエバ」という優れたサービスがあるのですが、お気に入りだけをEvernoteに入れたい、なんて場合はIFTTTを使ってみるのもよいでしょう。

次回は、Twitter以外のトリガーにも目を向けてみます。

次回→EvernoteとIFTTTのおさらい(5) 〜他のWebツールのレシピ〜
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EvernoteとIFTTTのおさらい(3) 〜アクションの中身〜

今回は、Evernoteが持つアクションの具体的な中身を紹介してきます。

※前回まで
第一回:EvernoteとIFTTTのおさらい(1) 〜IFTTTとは何か〜
第二回:EvernoteとIFTTTのおさらい(2) 〜トリガーとアクション〜

話をシンプルにするため、今回のレシピは

「Evernoteでノートをシェアしたら→Evernoteにノートを作成する」

というEvernoteだけで完結できるものにしておきましょう。

一見すると何の役にも立たなそうですが、たぶん何の役にも立たないでしょう。あくまで構造を理解するための例ですので、あしからず。

「Create a note」の中身

レシピ作成のステップ1から5は省略します。

トリガー(Evernote)→「New shared note link」→確定→アクション(Evernote)→「Create a note」

まで進んでください。すると、次のような画面が出てくるでしょう。

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普段Evernoteを使っている方ならば、お馴染みのものばかり。

  • Title・・・新規作成されるノートのタイトル
  • body・・・新規作成されるノートの中身
  • Notebook・・・新規作成されるノートが入るノートブック(省略するとデフォルトのノートブックに)
  • Tag・・・新規作成されるノートに付けられるタグ(コンマ(,)で複数入力できます)

これらを自由にカスタマイズできます。

そして、そのカスタマイズに一役買ってくれる機能が、IFTTTにはあります。入力エリア内にある青地に白の十字ボタンがそれです。ここには魔法の言葉がいくつか収納されているのです。

魔法の言葉:Ingredient

まずは、Titleの十字ボタンをぽちっと押してみましょう。

「Select an Ingredient」という選択バーが表示されるはずです。それをクリックして、ひとつ下にある「Note title」を選択します。すると、入力エリアはこんな感じに表示されるでしょう。

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入力エリアをクリックすると、こうなります。

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この二つの{}に挟まれた単語が魔法の言葉です。ingredientとは、材料や構成要素といった意味。ノートタイトルや中身の素材になってくれる言葉なのです。言ってしまえば変数なのですが、その説明はスルーしておきましょう。

このIngredientは最初に選択した「トリガー」と緊密な関係を持っています。

たとえば、仮に「Note Title」というIngredientをTitle欄に入れたら、どうなるのでしょうか。今回のレシピをもう一度確認しましょう。

「Evernoteでノートをシェアしたら→Evernoteにノートを作成する」

Title欄に入力されたテキストが、新規作成されるノートのタイトルになります。もし、そこに{{Title}}という魔法の言葉を入れておくと、新規作成されるノートのタイトルが、シェアされたノートのタイトルになるのです。

つまり「私のEvernoteのとっておきの使い方」というノートをシェアしたら、「私のEvernoteのとっておきの使い方」というタイトルのノートが新規作成されます。それに続いて「私のEvernoteのとっておきの使い方ver.2」というノートをシェアしたら、今度は「私のEvernoteのとっておきの使い方ver.2」というタイトルのノートが新規作成されます。

Titleに{{Title}}ではなく、「私のEvernoteのとっておきの使い方」というフレーズを直接入れておいても、最初の動作は上とまったく同じです。しかし、二回目の動作が違ってくることに注意してください。

さて、「Note Title」以外に選べるIngredientには、他にどのようなものがあるでしょうか。

●「Evernoteでノートをシェアしたら→Evernoteにノートを作成する」で選べるIngredient

  • 「Note Title」・・・シェアされたノートのタイトル
  • 「Note URL」・・・シェアされたノートのURL
  • 「Tags」・・・シェアされたノートのタグ
  • 「Created Date」・・・シェアされたノートの作成日時

これらは、Title以外の欄にでも使用することができます。

たとえば、「Evernoteでノートをシェアしたら、そのノートのタイトルを持ったノートを新規作成し、その中身をシェアされたURLにする」なんてことができます。その動作に、どんな意味があるのかは私にはわかりませんが、そういう動き方ができるという点だけ押さえておいてください。

レシピ・チェンジ

では、一旦ステップを戻って、アクションを「Append to note」に選び直してみましょう。

これは「既存のノートに追記する」という行動でしたね。つまり、

「Evernoteでノートをシェアしたら→Evernoteのノートに追記する」

というレシピに変更です。

もしまったく状況が変わっていなければ、「Append to note」を選択した場合、次のような画面が表示されるはずです。すでにいくつかの項目が入力されている状況です。

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これは他の人が共有したレシピが参考例として表示されていると考えてください(参照)。

このレシピをそのまま使ってもよいですし、自分なりにアレンジを加えることもできます。

ちなみに、このレシピを動かすと、次のようなノートが生まれます。

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自分がシェアしたノートのリストができあがるわけです。無論、IFTTTさえ稼働していれば、自分がノートをシェアするたびに、自動的にこのノートに項目が追加されていきます。これは、何かしら使う意味みたいなものはありそうです。

ちなみに、「既存のノート」は、ノートブック、タグ、ノートタイトルによって検索されていると思われます。もし、追記すべきノートが見つからない場合は、自動的にそれを作成してくれます。一見便利ですが、たとえばノートブックのスペルを間違えてしまうと(LifelogをLiferogとしてしまうなど)、その名前でノートブックが新規作成されてしまう点には注意してください。

あと、誠に誠に残念ながら日本語(全角文字ですね)が通りません。ノートブック名に全角文字を使っている場合には注意が必要です。
※私は[業務日誌]というノートブックを、仕方なく[Worklog]という名前に変更しました。

アレンジのポイント

それぞれの入力欄にアレンジポイントは存在しますが、Evernoteで言えば、やはりBodyが気になるところ。

HTMLをご存じの方ならば、何も問題ありませんが、そうでないならば多少知識が必要です。

が、本当に基本的なことがらで押さえておきたいのは、改行したければ<BR>を入れる、ということぐらいでしょうか。水平線を入れる<HR>、太字にする<B>(あるいはStorng)なんかも便利です。

たとえばレシピをこのように変更すると、

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ノート上では、このような変更になります。

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ちなみにマニアックな話になりますが、<en-todo />あたりは通りません。

さいごに

これでチャンネル、トリガー、アクション、についての理解がずいぶんと深まりましたね。

次回は、TwitterとEvernoteとのレシピを掘り下げてみます。

次回→EvernoteとIFTTTのおさらい(4) 〜Twitterとのレシピ〜

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EvernoteとIFTTTのおさらい(2) 〜トリガーとアクション〜

今回は、IFTTTのメインイベントでもある「トリガー」と「アクション」の紹介に入ってみましょう。

※前回まで
第一回:EvernoteとIFTTTのおさらい(1) 〜IFTTTとは何か〜

まずは、Evernoteのチャンネルが持つトリガーとアクションを取り上げます。

Evernoteトリガー

「もしAしたらBする」

のAにあたるのがトリガーでしたね。

残念ながら、Evernoteが持つトリガーはたった一種類しかありません。

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「New shared note link」(新しくノートリンクがシェアされたら)

Evernoteに「ノートリンク」という機能がありますが、それのことではありません。簡単に言えば、ノートがシェアされたときです。

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上のボタンからSNSに投稿したり、ノートをメールでシェアしたりできますが、そういう場合に作成されるのがpublic note link。これが生まれたときに何かする、というのがEvernoteが唯一持つトリガーです。

つまり、

「もしAしたらBする」

のAに埋められるのが「ノートをシェア」だけなのです。

正直、あまり活用度は高くありません。そもそも、ノートのシェア自体、現時点ではあまり使われていないでしょう。

それでも何かしら用途はあるかもしれないので、一応頭の片隅に置いておいてください。

Evernoteアクション

「もしAしたらBする」

のBにあたるのがアクションです。

IFTTTとEvernoteの連携を考える上で、メインとなるのはこちらでしょう。なぜかというと、何かの「アーカイブ」として機能するのがEvernoteです。他のサービスでの活動をEvernoteでログとして保存する。こういう使い方はごくナチュラルな運用になりそうです。

そのEvernoteが持つアクションは次の5つ。

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「Create note」(ノートを新規作成する)
「Append to note」(ノートに追記する)
「Create a link note」(URLソースを含んだノートを新規作成する)
「Create image note from URL」(URLにある画像を含んだノートを新規作成する)
「Create an audio note from URL」(URLにある音声ファイルを含んだノートを新規作成する)

大きく分けて、二つのアクションがあることに気がつかれたでしょう。

一つが「ノートを新規作成する」。こちらは、URLや画像を含んだバリエーションがいくつかあります。

※URLソースを含んだノートの例
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もう一つは「ノートに追記する」。こちらはバリエーションがありません。単にノートに追記するだけ。

とりあえずEvernoteアクションの全体像をつかんでください。「ノートを新規作成する」か「既存のノートに追記するか」。この二つです。どちらも大いに有効です。

たとえば、「自分がお気に入りを付けたツイートをEvernoteのノートに保存する」というレシピならば、前者が使えます。対して、「iOSのリマインダーで処理済みにしたものをEvernoteのノートで一覧できるようにする」というレシピなら後者です。

新しくノートを作るのか。既存のノートに追記していくのか。

それぞれの具体的な中身については次回に譲りますが、どういうレシピを作ればいいのかをイメージする際には、この二つの違いについて注意してください。

ちなみに、Twitterチャンネルでは?

比較として、Twitterチャンネルが持つトリガーとアクションも簡単に紹介しておきましょう。

トリガー
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「New tweet by you」(あなたがツイートしたら)
「New tweet by you with hashtag」(あなたがハッシュタグツイートをしたら)
「New tweet by you in area」(あなたが位置情報付きツイートをしたら)
「New link by you」(あなたがリンク付きツイートをしたら)
「New favorite tweet by you」(あなたがツイートをお気に入りにしたら)

アクション
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「Post a Tweet」(ツイートを投稿する)
「Post a Tweet with image」(画像付きツイートを投稿する)
「Add user to list」(リストにユーザーを加える)
「Update profile picture」(プロフィール画像を変更する)
「Update bio」(プロフィール情報を変更する)

これで、Evernoteと合わせて6のトリガーと10のアクションが揃いました。これだけでも、さまざまなレシピを作成することができます。

新しくノートリンクがシェアされたら→ツイートを投稿する
新しくノートリンクがシェアされたら→プロフィール情報を変更する
あなたがツイートしたら→ノートを新規作成する
・・・
・・

さいごに

基本的にどのチャンネルでも同じ考え方でレシピを作れます。

まずは各チャンネルがどのようなトリガーとアクションを持っているのかを確認してみてください。

次回は、アクションの具体的な中身について解説していきます。

次回→EvernoteとIFTTTのおさらい(3) 〜アクションの中身〜

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EvernoteとIFTTTのおさらい(1) 〜IFTTTとは何か〜

下の記事で紹介されているEvernoteとIFTTTの連携は、なかなか便利です。

Evernoteとツイッターをつなぐ@myen機能が終了へ。利用している方は移行作業を(Lifehacking.jp)

工夫すれば、自分だけの使い方をアレンジすることもできるでしょう。

今回は復習の意味も込めて、IFTTTとEvernoteの連携を簡単にまとめてみます。

IFTTTってなんぞや?

そもそも、IFTTTって何でしょうか。

簡単に言えば、Webサービスの仲介者です。

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Aというサービスで何かが発生したら、Bというサービスで何かしらの行動を行う。

この間に立つのがIFTTTです。具体的な行動という意味では、IFTTTは何もしません。AとBのサービスの間に立って、パイプラインをつなげるだけです。

語句・用語

IFTTTでは、AやBなどのサービスを「Channel」(チャンネル or チャネル)と呼びます。

原稿執筆時点で登録されているチャンネルは76あり、EvernoteやTwitterを筆頭に、Googleの各サービスやiOS系、DropboxやWordpressなど、有名どころのサービスが押さえられています(参照)。ライフハック系の情報をチェックしている人ならば、名前を知らないチャンネルの方が少ないでしょう。

これらのチャンネルには、「Trigger」と「Action」が準備されています。

サービスAで何かが発生する→サービスBで何かしらの行動を行う

前者の「何かが発生する」にあたるのがTriggerであり、後者の「何かしらの行動を行う」がActionです。

一番最初にあげた記事で紹介されていたTwitterとEvernoteの連携で言えば、

ハッシュタグ付きのツイートを流す→その内容でEvernoteにノート作成

「ハッシュタグ付きのツイートを流す」がTriggerで、「その内容でEvernoteにノート作成」がActionです。

それぞれのチャンネルでは、そのサービスに合わせたTriggerやActionが準備されており、それらを組み合わせることによって、さまざまなバリエーションのセットを生み出すことができます。

またIFTTTでは、

Aしたら→Bする

という一連の流れをRecipe(レシピ)と呼び、自分が作成したレシピをWebで公開することもできます。また、人気の高いレシピはIFTTT上でも紹介され、それをそのまま自分のレシピとして取り込むこともできます。

確認しておきましょう。

IFTTT・・・サービスとサービスを仲介するサービス
Channel・・・IFTTTで扱えるサービス
Trigger・・・Channelが持つ「もし〜〜したら」の条件
Action・・・Channelが持つ「〜〜する」の行動
Recip・・・「もしAしたら、Bする」という一連のセット

作成してみる

では、実際にレシピを作成してみます。

まず、IFTTTにアクセスし、上部メニューの「Create」をクリック。

※IFTTTの画面
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※上部メニューの拡大図
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すると、次のような画面が出てきます。

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ifthisthenthat

とありますが、if this then that のことですね。穴埋めのようにこの文章にパーツをはめ込んでいきます。

大まかな流れは、

  1. 「もし〜したら」のチャンネルを選ぶ
  2. そのチャンネルのTriggerを選ぶ
  3. Triggerの細かい内容を決定
  4. 「〜する」のチャンネルを選ぶ
  5. チャンネルのActionを選ぶ
  6. Actionの細かい内容を決定
  7. 最終的な確認および決定

というもの。

細かい部分については次回以降で解説しますので、ざっと画像で流れを確認してください。

※1.「もし〜したら」のチャンネルを選ぶ
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※2.そのチャンネルのTriggerを選ぶ
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※3.Triggerの細かい内容を決定
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※Triggerが決定された
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※4.「〜する」のチャンネルを選ぶ
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※5.チャンネルのActionを選ぶ
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※6.Actionの細かい内容を決定
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※7.最終的な確認および決定
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さいごに

IFTTTは、間に立つだけのツールなので、レシピの作成はとても簡単です。

他の人のレシピを取り込むこともできますが、オリジナルのアレンジをするためには、何かしら自分で作成して、その勘所を掴んでおくとよいでしょう。

次回は、TriggerとActionの細かい話に入ります。

EvernoteとIFTTTのおさらい(2) 〜トリガーとアクション〜

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