タスク管理でも知的生産でも、最終的には自分なりの方法を構築することが必要だ。 ただし、ゼロから作る必要はない。これまで人々が築き上げてきたメソッドが役に立つ。それらを用いて、自分の方法を作り上げる。 上記は、逆の構図でも…
カテゴリー: 「タスク」の研究
名前をつけましょう。あなたの方法に。
メソッドにおける「正しさ」ではなく、自分の「正しさ」を見極めること。 フレームワークやライブラリを使い、自分なりのシステム(あるいはOS)を作り上げること。 それがセルフマネジメント2.0におけるマインドセットである。 …
メソッドの「正しさ」、「正しさ」の検討
何かしらのメソッドには、「正しい」やり方がある。誰かが規定したものならなおさらだろう。 一方で、そのメソッドの通りに実践することが、その人にとって「正しい」とは限らない。言い換えれば、メソッドの正確な運用が適性である保証…
今さらのタスク管理について
四月が一番残酷な月だとすれば、五月はそれよりもいくらかはマシな月だと言えるだろうか。 我々の前には荒野が広がっている。 さんざんに荒らされた後の荒野が。 そこでため息をついてしまうのは、やむを得ないだろう。 しかし、僕た…
昨日のリスト、ちょっとした足跡
タスクリストにタスクを書き、それを実行する。 実行する気が起きない? だったらまあいいや、ちょとだけやっておこう。 「ブックカタリスト用の読書メモ作成」を、ちょっとだけ、ちょっとだけ。 数行書けた。 これでOKだ。いや、…
プロジェクトリストを使わないプロジェクト管理と文芸的タスク管理
マニアックな話をしよう まず、「プロジェクト」がある。今の私なら、『Re:vision』という電子書籍の制作がプロジェクトだし、『ライフハックの道具箱2021』の出版もプロジェクトだ。その他、出版社さんと進めている企画や…
一年の目標を吟じる
第五十四回:Tak.さんと新年の目標設定について by うちあわせCast • A podcast on Anchor 興味深い話がいくつも出てきていますが、そのうちの一つ「一年の目標を吟じる」について書いてみます。 ■…
ダイナミックなタスク管理
ダイナミックなタスク管理の鍵|gofujita|note デイリータスクリストは、その定義から言えば、「その日行うと決めた、具体的な行動」だけを書き記すものだ。しかし、それ以外のものを書いてもいい。書いたらそれが「デイリ…
注意の対象を切り替える儀式
その昔、コンビニで働いていたとき、朝三時とかに起きて出勤する際は眠くて眠くて仕方がないわけだが、それでもYシャツに着替えてネクタイを締め、その上にコンビニの制服を羽織ると、シュッと頭の中が切り替わる感覚があった。眠気はも…
頭の中のささやかな混乱
以下の記事を書きました。 第十一回:Open your mind, close your list. その2|倉下忠憲|note この記事に二つのアウトライナーの状態が出てきます。デイリータスクリストがへこんでいる状態と…
ひとそれぞれの、しかし類型的な理由
人はそれぞれに多様だが、何かを考えるときに類型化した方が便利な場合がある。 タスクキャズム理論 – タスク管理の体系化 こちらは、キャズム理論をタスク管理に応用したもので、なぜタスク管理の普及・啓蒙が難しいの…
結城浩のもくもく会は宣言法+タイマー
結城浩さんが作られた新しいWebツール「結城浩のもくもく会」がなかなか面白い。 「宣言の開始」として、これから自分が取り掛かる作業を入力し、その後「開始!」ボタンを押すと、Tweet画面が立ち上がるので、自分の宣言をタイ…
プロジェクトを眺める三軸思考
自分のこれからの執筆プロジェクトについていろいろ考えていたら、大きく三つの軸が立てられるな、ということに気がついた。 まず、今日という時点から明日以降の未来に向かって、どんなプロジェクト(私の場合は企画案)にコミットして…
「GTDを噛み砕く」がすごい
すごい(語彙)。 GTDを噛み砕く 吉良野すたさんが公開されているGTDの「非公式入門書」です。全9章ではありますが、一つひとつの章がシンプルにまとまっているので、全体としてもそう長くなっていません。気合を入れれば一日で…
「時間を作る」の極北
「時間を作る」という表現がある。 もちろん、何かの元素を合成して、物理でTと表現される何かを生成するわけではない。そんなことをしなくても、私たちにはいつでも時間が1秒毎に流れ込んでくるし、むしろそれ以上のことはできない。…