下のポッドキャストでも言及したのだが、私は「アウトライナー」をずいぶんと動かしていなかった。 第百十三回:Tak.さんと原稿のバージョン管理について 作成者:うちあわせCast 入力していないとか、シェイクしていないとい…
カテゴリー: アウトライナーで遊ぼう
DoMA式アウトライニング 「まず概要から書く」という一手間をかけること
「ちょっと余裕出てきたんで、中期的に考えたいことを整理しておくか」 と考えたとする。 私は、WorkFlowyにコミットしているプロジェクトのリストを持っているから、おおむねそこにその「中長期的に考えたいこと」を載せる形…
DoMA-Styleの哲学
長らくDoMAについて書いてきた。最後にまとめの記事を書いてみよう。 DoMA Depend on My Attention. あなたの注意を重視すること。あなたの注意から始めること。 注意は行動の資源だが、現代ではそれ…
DoMA-Styleの始め方
DoMA式はその性質から、私がカッコいい構造を提示して、「ほら、これがあなたの目指す場所ですよ」と最終形を示すことができない。 一つには、どれが目指す場所なのかは私には判断できないからで、それぞれの人が適切な構造を判断し…
DoMAの操作 デイリーベース・ホールディング
DoMA式では、「その日の項目」が作業場所となる。 よって、一日は「その日の項目」(以下デイリー)を按配するところから始まる。 私はWorkFlowyのテンプレート機能を使ってひな形をコピーし、そこに項目を書き加えたり、…
DoMA式と和式の部屋の概念
DoMA式は、非GTD的ではあるのだが、なぜ「土間」なのだろうか。 まず指摘しておきたいのは、私たちが使うソフトウェアに潜む西洋的発想である。 『謎床』の中で、松岡は「デスクトップ」のようなメタファーが世界を席巻したが、…
なぜDoMA-Styleなのか
なぜ、DoMA(Depend on My Attention)なのか。 一つには、それが使いやすいからだが、それ以上に現代が「注意欠乏時代」だからという点が大きい。言い換えれば、さまざまな誘惑が私たちの「注意」を争奪しよ…
DoMA-Styleの拡張性について
前回紹介したDoMA式(英語表記DoMA-Style)は、WorkFlowy上で構築している。では、他のツールへの転用可能性はどうだろうか。 まず、別のアウトライナーであれば、何も問題はない。特に、Tak.氏が言うプロセ…
倉下式WorkFlowy運用術 その5: DOMA式
今回は、倉下式WorkFlowy運用術の要点を確認してみましょう。 以下に挙げた三つのポイントのうち、 ・ワンデイリスト ・注意オブジェクトモデル ・フラットスタイル(ヒエラルキーレス) 一番重要なのは、「注意オブジェク…
倉下式WorkFlowy運用術 その4: 記号と神様ファイル
前回は、三つの要素のうち「フラットスタイル」を紹介しました。 これで三要素はすべて紹介できたので、今回は使っている記号と神様ファイルについて紹介します。 基本的な記号 記号:▼ その日のデイリーの「メモ欄」に書き込まれる…
倉下式WorkFlowy運用術 その3: フラットスタイル
前回は、三つの要素のうち「注意オブジェクトモデル」を紹介しました。 ・ワンデイリスト ・注意オブジェクトモデル ・フラットスタイル(ヒエラルキーレス) 今回は、「フラットスタイル」を紹介します。 フラットスタイル 「注意…
倉下式WorkFlowy運用術 その2:注意オブジェクトモデル
前回は三つの要素のうち「ワンデイリスト」を紹介しました。 ・ワンデイリスト ・注意オブジェクトモデル ・フラットスタイル(ヒエラルキーレス) 今回は、「注意オブジェクトモデル」を紹介します。 注意オブジェクトモデルとは …
倉下式WorkFlowy運用術 その1:ワンデイリスト
WorkFlowyは自由である。 構造を自分で構築できるだけなく、それを自由に変えていける。一つにとらわれることがない。 Work-Flowy WorkFlowyの神髄は、階層をいくらでも作っていけることではない。それら…
Tak.式デイリーアウトラインから見えてくるアウトライナーの表現力
まず、次の記事をご覧いただきたい。暇ならば三回くらい読んでもよい。 piece 7:デイリーアウトラインの運用③ 書き換えながらコントロールを保つ|Tak. (Word Piece)|note この記事を読んで、アウトラ…
アウトラインにおけるマーキングの強弱
Tak.氏が、『アウトライン・プロセッシングLIFE』の中で、「▼」によるメモの抽出に言及している。 日付の下に書かれたメモは定期的に読み返します(「▼」を検索すればすぐに見つかります)。気がついたとき加筆することもあり…