わのなかの

時計の針は止まることがない。 私たちは失い続けている。 あまりに、私たちは失い続けているので、そのことを忘れてしまう。 ときどき、それを思い出させる出来事がある。 そのとき、はっと気がつくのだ。私たちは失い続けているのだ

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チェイン

小さな固い環。 それを少しずつ繋げて長くしていく。 一つひとつは取るに足らないこと。でも、たしかなこと。 その長い繋がりが、たしかな強度を与えてくれる。 もしかしたら、それは人を拘束するものなのかもしれない。 でもそれは

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