纓と球の対話

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纓「たとえば君が弱音をはくことで、離れていく人間がいるとしよう。それでフォロワー数みたいなものが減るかもしれない」 球「はい」 纓「でも、仮にそれが減ったとしても、君の価値が減ることはない。そういう数字の減少は、君という

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魔女の呪い

会場は緊張感に包まれていた。 新しい元号の発表は11時からなので、あと30分は時間がある。会場では、さまざまなメディアの記者が、即座に記事を送信できるよう準備を整えている。紙のメモやノートを持っている記者はひとりもいない

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かつて壁があった。 その壁は人の行き来を塞いでいた。 ある人が壁を指さして言った。「あそこに壁がある。問題だ」 人々はその声に耳を傾けた。あまりにもそこに壁があるのが当たり前すぎて、人々はそれを壁だと認識していなかった。

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