何か問題がおこります。それはよくよく考えてみると、制度そのものに根本的な「ずれ」が生じていることが原因であることが多いのです。で、日本政府の対応は「改善策」を講じること。とりあえず、「問題」から視線をそらし、2,3年は問…
月: 2004年4月
画期的な道路公団改革案
(あくまで皮肉です)今回政府の道路公団改革案は、実に画期的である。まず一番の目玉が、「民営化」。実にすばらしい響きである。なんだが、いろんなところのコストを削減したり、要らない道路は断固反対だと主張する、若手から慕われる…
言葉と認識
言葉の持つ意味というのは、一義的ではない。個人個人によって、「言葉の意味」というのは違う。本来、言語はそれ自身が統一的な意味を持つから成立するものである。Aさんにとっての「ありがとう」がBさんにとっての「おとといきやがれ…
年金問題から考えるこの国の憂鬱な現状
毎日のように、年金についていろいろなニュースがでてくる。年金制度の無理、年金制度を取り巻く環境の問題、さまざまである。年金の財源不足は、もはや深刻さを通り過ぎている。また、国会議員が年金を未納していたということもあった。…
自己責任?
今回は短くまとめることにする。曲解されても気にしないことにする。自分の国を自分で守れない国これって自己責任で行動できるんですかね?
結局のところ
ひさしぶりにTVを見ると、政治関連の番組が良くやっている。有識者の討論という奴だ。ああいうのを見ると、確かに憤慨を覚える。しかし、である。結局のところ、全然事態の解決に進むようなことにはならない。というか、そういう問題が…
「年金改革」の違和感
TVの討論会で、自民党議員が他の党の議員と年金改革について議論しているのを聞いているととても違和感を感じる。それはなんだろうか。まず、会話がかみ合っていない。本会議でも、よくあることだが、政治家同士の会話というのはかみ合…
「フリーター」をどう捉えるか。
新聞やテレビなどのメディアではよく「フリーター問題」というのが取り上げられる。フリーター問題というのは、フリーターが増えて困ったことになってます、というようなことだ。では、なぜフリーターが増えると困るのか?1、若い世代の…
「お金」
金融・経済というマクロ的な視点ではなく、純粋に一人の人間からみて、お金というものはいったいどういうものであろうか。経済学ではお金、つまり貨幣は物々交換を媒介する手段である。その価値は、それを使う人々の信用によって作られる…
改革の方向性
わが国が、首相の主導で行っている大きな改革といえば、道路公団・郵政・年金の改革がある。年金はこれから国会で議論されるので、評価を下すことはまだできない。道路公団・郵政の改革路線からすると、年金も同様の道を辿りそうな気がす…