小説を読みながら、「こんな環境(せかい)に身を置けたらなぁ〜」と思うことがある。それが作り物だと知っていても、あこがれを感じずにはいられないのだ。 『数学ガール』という青春数学物語も、そんな小説の一つである(私も理系の青…
月: 2013年10月
【書評】マーケットデザイン(酒井豊貴)
マーケットとは何か。 それは市場である。では、市場とは何か。 一種のプラットフォームといってよいだろう。売買というある種の交換を希望する人たちが集う場所だ。 マーケットデザインとは、一般的にイメージされる市場(しじょう)…
【書評】決定力! :正解を導く4つのプロセス(チップ・ハース&ダン・ハース)
人生において、難しい問題はいくつもある。 もちろんそれは数学的証明といったことではなく、「意思決定」を必要とする問題だ。 どんな新車を買おうか。今の仕事を続けるのか、辞めるのか。 あの人と結婚する?どこに投資すればいい?…
書評週間@読書週間
10月も終わりが近づいてきました。気温はすっかり秋を感じさせます。 秋、そう食欲__ではなく読書の秋。 10月27日から11月9日までは、なんといっても読書週間です。 ちなみに2013年の読書週間の標語ってご存じですか?…
10/21 〜 10/26 今週のまとめ
今週のまとめエントリーです。 ブロガーズフェスティバルで登壇してきました(スライドあり) 新刊の電子書籍についていくつか えぇ、まあ。フリーランスです。 手帳術10周年について思うこと よいもののアピール、あるいは隠れ家…
手帳がもたらすもの。あるいはそれが白紙であっても
以下の記事を読みました。 タスクシュートは前進させる(ライフハック心理学) 本当に何もせず、黙って時間をやり過ごしていると、何か自分だけ置いていかれているような錯覚を覚えます。しょせんは社会的な強迫観念のようなものですが…
よいもののアピール、あるいは隠れ家的在り方について
以下の記事を読みました。 愛されるサービス、製品、ブログを生み出す「逆・漏斗」型の発想(Lifehacking.jp) これって、先日のブロガーズフェスティバルで講演した「隠れ家ブログの在り方」に通じるものがあるな、と思…
手帳術10周年について思うこと
以前、日経ビジネスアソシエの手帳特集号を紹介した際「手帳術10周年」という言葉に少し触れた。 10年というのは決して軽い年月ではない。なんといっても「天才!」(※)が生まれるほどの時間なのだ。 ※同名のグラッドウェルの書…
えぇ、まあ。フリーランスです。
『考える生き方』の中で、著者のfilnalventさんは次のように書いている。 (前略)現在の55歳までフリーランスなのだが、芯になるものは何かと言えば、矛盾した言い方だが、「フリーランスとは、フリーランスとして生きると…
新刊の電子書籍についていくつか
先日紹介しました、以下の新刊。 赤魔導師の白魔法レベルぐらいまでは (WRM エッセイ集) 倉下忠憲 倉下忠憲 2013-08-25売り上げランキング : 528 Amazonで詳しく見る by G-Tools Amaz…
ブロガーズフェスティバルで登壇してきました(スライドあり)
2013 ブロガーズフェスティバル 上のイベントの、ステージCの第二セッションを担当させていただきました。よくよく見ると「コンテンツセッション」という枠組みだったんですね。あんまり「コンテンツ」の話はしなかったような気は…
10/15 〜 10/19 今週のまとめ
今週のまとめエントリーです。 「これからの働き方」を考えるための質問、から考えてみた 「こざね」が突きつけてきたもの Evernote for Mac Ver.5.4 の地味ながら便利な機能 トンネル 虚構の中の時間 【…
【告知】自作の電子書籍が発売になりました
みなさま、こんにちは。 表題の通り、以下の電子書籍が発売されております。 赤魔導師の白魔法レベルぐらいまでは (WRM エッセイ集) 倉下忠憲 倉下忠憲 2013-08-25売り上げランキング : 8480 Amazon…
虚構の中の時間
ロールプレイングゲーム、たとえばドラクエのようなゲームと、映画『マトリックス』。この共通点は何だろうか。 それは「時間の超越」である。 『マトリックス』はわかりやすい。ソフトをインストールすれば、一瞬でカンフーのマスター…
トンネル
長いトンネルを抜けると、そこはまた別のトンネルだった。 やれやれ、またトンネルか。さっきもトンネルだったし、その前もトンネルだった。ここしばらくトンネルしか見ていない気がする。たぶん、次もトンネルなんだろうし、その次もト…