先日、『会議のマネジメント』という本を読み終えて、パラパラと巻末をめくっていると、ふと気になるものが目に入った。中公新書の既刊本の紹介だ。文庫や新書でよく見かけるあれである。 もちろん、今までだって何度も目にしているはず…
月: 2016年10月
10/24 〜 10/29 今週のまとめ
今週のまとめエントリーです。 地位の高さとフィードバック 風に吹かれて歌を聴け 労力は微分し、成果は積分する 秋の読書週間ですので、本を紹介してみてはいかがでしょうか。 あまりにも遠くにあったもの 5分と三ヶ月 「風に吹…
5分と三ヶ月
「5分と三ヶ月」 さて、どう思っただろうか。どう感じただろうか。 二つの言葉は、どのように脳内でカテゴライズされただろうか。 ポイントはただ一つだ。それが同じカテゴリーであったのか、それとも違っていたのか。 心の会計効果…
あまりにも遠くにあったもの
最初それは手の届かないものだった。 あまりにも遠く、あまりにも高い位置にあった。 手を伸ばすことなんて馬鹿げた行為であるかのように。 まともに競争するのが愚かしいことであるかのように。 あの人たちはずっとずっと高見にいた…
秋の読書週間ですので、本を紹介してみてはいかがでしょうか。
10月27日から11月9日までは、読書週間です。 というわけで、企画です。 10月27日から11月9日の期間で、ブログで本を紹介する記事を募集します。書評記事・感想記事・レビュー記事と体裁はなんでも構いません。この記事の…
労力は微分し、成果は積分する
基本的な考え方なのだが、労力は分け、成果は積み重ねた方がいい。 労力 ある本を完成させるのに10万字の原稿が必要だとしよう。 大変だ。 しかし、それを5つの章に分ければどうだろうか。2万字×5となった。少し楽になる。 そ…
風に吹かれて歌を聴け
風が吹く。 一つの結果として、風が吹く。 温度が違えば、気圧も異なり、 そこに風は生まれてくる。 不均一の是正措置。 結果としての空気の流れ。 流れてきた風を、変えることはできる。 誘導し、封じ込め、 新たな流れを与える…
地位の高さとフィードバック
「ピーターの法則」をご存じでしょうか。ウィキペディアにはこうあります。 能力主義の階層社会では、人間は能力の極限まで出世する。したがって、有能な平(ひら)構成員は、無能な中間管理職になる。 時が経つにつれて、人間はみな出…
10/17 〜 10/22 今週のまとめ
今週のまとめエントリーです。 そのうち考えるのをやめる脳 頭の中の概念を整理するツール 「やりたいこと」を管理する 〜叛逆の仕事術〜 とりあえず、Mediumのアカウントを作ってみては? 【書評】読んでいない本について堂…
Recursive Writing Method : 再帰的執筆技法概論
奥出直人さんの『思考のエンジン』に、面白い話が提示されていました。 思考のエンジン posted with amazlet at 16.10.22 奥出直人 株式会社 青土社 (2012-10-10)売り上げランキング:…
【書評】読んでいない本について堂々と語る方法(ピエール・バイヤール)
世の中には、タイトルだけで毛嫌いする本というのがあって、そういう本は目次の確認すらしない。読まず嫌い、というやつだ。 しかし、思い切って手にとってみると、その期待が裏切られることがある。もちろん、良い意味でだ。私はそうい…
とりあえず、Mediumのアカウントを作ってみては?
本格的に使い始めてしばらくたったMedium。 倉下 忠憲 – Medium https://medium.com/@rashita2 ある程度なら、「うん、これでいいじゃないか」と思えるようにはなりました。 Twitt…
「やりたいこと」を管理する 〜叛逆の仕事術〜
「収入以上に浪費すれば、お金は減っていくばかり」 容易に同意できるはずだ。しかし、時間となるとそうはいかない。 「隙間時間」という考え方がある。ちょっとした待ち時間や、作業と作業の合間などを指す。 それらの「死蔵時間」を…
頭の中の概念を整理するツール
頭の中にいくつかの概念が浮かんでいる。着想、と言い換えてもいいだろう。 この扱いが難しい。 それぞれの概念は独立していながらも、強くリンクを求めている。思春期まっただ中の男子学生のように「つながりたい」と希求しているのだ…
そのうち考えるのをやめる脳
そのうちカーズは考えるのをやめた たとえば、あなたが究極生命体だとして、それでも宇宙空間に放り出されて身動きが取れなくなれば、やがて考えるのをやめてしまうだろう。 宇宙の大半は物質が無く、非存在の闇で覆われている。その中…