今週のまとめエントリーです。 アイデアの不確定性とその対処 メモと思考の連想性と、ついでにEvernote 一日5分の100枚の情報カード 検討課題(agenda)リストという着想の扱い方 違和感表現としての寝かせたまま…
月: 2017年4月
感情的反応・コミットメント・決断主義
「状況に左右されずに、常に同じ反応を示すこと」 さて、これは、合理的な反応と感情的な反応のどちらでしょうか。 うん、そうですね。なんとなく合理的な反応な気がしますね。理知的というか、理性的な雰囲気が漂ってきます。 しかし…
違和感表現としての寝かせたままの文字
最初はふとした気まぐれだった。 「Dr.hack」のメルマガ連載は、当然のように横書きであったし(なにせメルマガだ)、その〈製本版〉も横書きでいこうとナチュラルに考えていた。計画段階では。 そもそも小説は縦書きであらねば…
検討課題(agenda)リストという着想の扱い方
意識というのは流れている。あるいは、流れている何かを意識と呼ぶ。 発想は連想的に広がっていくものだった。が、やっかいなのは意識の方はリニアなのである。この齟齬にはもっと注目した方がいいが、とりあえずメモとノートに限って話…
一日5分の100枚の情報カード
情報カードである。 100枚の情報カードである。 厚みを比較すると、こうなる。 広げるとこうだ。 もちろん、広げきれるわけもない。 独特な、非常に独特な情報圧がここにはある。とにもかくにも重いのだ。 いろいろな意味で。 …
メモと思考の連想性と、ついでにEvernote
あるとき、実験したことがある。 メモをとるときに、なるべく思考の制御を行わず、思いついたことをそのまま書けばどうなるのか、という実験だ。 タイトルは「ノートについて」。ノートをどのように使うかについての軽い着想があったの…
アイデアの不確定性とその対処
たとえば、読書のノウハウに関するアイデアを思いついたとする。本の選び方についてのテクニックだ。十分に検討すれば、2、3個のノウハウくらいにはなるだろう。 さて、ここで問題が生じる。 そのアイデアを、たとえば「読書術」とし…
4/17 〜 4/22 今週のまとめ
今週のまとめエントリーです。 教養と共感 知楽生活 【書評】愛と怒りの行動経済学(エヤル・ヴィンター) リストのコンテキストを保つためのタスク・ポケット アイデアの扱い方 -How to handle ideas- R-…
R-style2.0というほど、大げさなものではありませんが
Webブラウザで当ブログをご覧の皆さんはすでに目撃されているかと思いますが、当ブログのテーマを変えました。 たぶん、限りなく初めてに近いんじゃないかと思います。レア・イベントですね。 とは言え、まだテーマを変更しただけで…
アイデアの扱い方 -How to handle ideas-
ふと、思いつきました。 「デジタルノート記法」というのを書いてみたい今日この頃。 — 倉下 忠憲 (@rashita2) 2017年4月20日 大学ノートなどを使ったアナログノートの「ノート術」を解説した本は…
リストのコンテキストを保つためのタスク・ポケット
私は普段、以下のようなデイリータスクリストを使って一日を回しています。 ※タスクを書き込んだ状態 「その日に実行するタスク」だけを書き込み、実行したものを消す。簡単ですね。ポイントは、その日に実行するタスク以外は書き込ま…
【書評】愛と怒りの行動経済学(エヤル・ヴィンター)
ときとして、私たちは感情を嫌う。「もっと合理的に生きていけたら」と願う。 では、ほんとうにミスター・スポックのようになったら、私たちの人生はより幸福度が増すのだろうか。あるいは、いつまで経っても食べる方を決められなかった…
知楽生活
ここ数日、教養についていろいろ書いていたら、とある訃報を目にした。 渡部昇一氏が死去 英語学者、保守派の評論家 :日本経済新聞 英語学者で保守派の評論家として知られる上智大学名誉教授の渡部昇一(わたなべ・しょういち)氏…
教養と共感
口は災いの元などと言う。 山本地方創生相「いちばんのがんは学芸員」発言 きょう撤回 陳謝 | NHKニュース 山本地方創生担当大臣は16日の講演で、外国人旅行者に対する文化財の観光案内が不十分だと指摘したうえで、「いちば…
4/10 〜 4/15 今週のまとめ
今週のまとめエントリーです。 【書評】勉強の哲学(千葉雅也) ダンスと自律性 新しい言葉と自分のフィールド アウトラインにもテンポラリーなスペースが欲しい 権威主義と距離を置いた信頼 教養と地図と自由と ちょっといろいろ…