DoMA式は、非GTD的ではあるのだが、なぜ「土間」なのだろうか。 まず指摘しておきたいのは、私たちが使うソフトウェアに潜む西洋的発想である。 『謎床』の中で、松岡は「デスクトップ」のようなメタファーが世界を席巻したが、…
月: 2020年6月
なぜDoMA-Styleなのか
なぜ、DoMA(Depend on My Attention)なのか。 一つには、それが使いやすいからだが、それ以上に現代が「注意欠乏時代」だからという点が大きい。言い換えれば、さまざまな誘惑が私たちの「注意」を争奪しよ…
DoMA-Styleの拡張性について
前回紹介したDoMA式(英語表記DoMA-Style)は、WorkFlowy上で構築している。では、他のツールへの転用可能性はどうだろうか。 まず、別のアウトライナーであれば、何も問題はない。特に、Tak.氏が言うプロセ…
倉下式WorkFlowy運用術 その5: DOMA式
今回は、倉下式WorkFlowy運用術の要点を確認してみましょう。 以下に挙げた三つのポイントのうち、 ・ワンデイリスト ・注意オブジェクトモデル ・フラットスタイル(ヒエラルキーレス) 一番重要なのは、「注意オブジェク…
倉下式WorkFlowy運用術 その4: 記号と神様ファイル
前回は、三つの要素のうち「フラットスタイル」を紹介しました。 これで三要素はすべて紹介できたので、今回は使っている記号と神様ファイルについて紹介します。 基本的な記号 記号:▼ その日のデイリーの「メモ欄」に書き込まれる…
倉下式WorkFlowy運用術 その3: フラットスタイル
前回は、三つの要素のうち「注意オブジェクトモデル」を紹介しました。 ・ワンデイリスト ・注意オブジェクトモデル ・フラットスタイル(ヒエラルキーレス) 今回は、「フラットスタイル」を紹介します。 フラットスタイル 「注意…
倉下式WorkFlowy運用術 その2:注意オブジェクトモデル
前回は三つの要素のうち「ワンデイリスト」を紹介しました。 ・ワンデイリスト ・注意オブジェクトモデル ・フラットスタイル(ヒエラルキーレス) 今回は、「注意オブジェクトモデル」を紹介します。 注意オブジェクトモデルとは …
倉下式WorkFlowy運用術 その1:ワンデイリスト
WorkFlowyは自由である。 構造を自分で構築できるだけなく、それを自由に変えていける。一つにとらわれることがない。 Work-Flowy WorkFlowyの神髄は、階層をいくらでも作っていけることではない。それら…
情報摂取と自軸を作る読書術
2013年に出版した『ハイブリッド読書術』をたまたま再読していたら、今でもフツーに面白い内容でした(自画自賛)。 (ただいまセール中) 本書の起点は、まず「情報摂取」という概念です。 思考には情報が必要です。栄養と同じ…
Tak.式デイリーアウトラインから見えてくるアウトライナーの表現力
まず、次の記事をご覧いただきたい。暇ならば三回くらい読んでもよい。 piece 7:デイリーアウトラインの運用③ 書き換えながらコントロールを保つ|Tak. (Word Piece)|note この記事を読んで、アウトラ…
梅棹さん、五十年かかりましたよ。
拝啓 梅棹忠夫さま 『知的生産の技術』が世に出てから約五十年が経ちました。そして、2020年の現在、ようやく小学校でプログラミング教育が実施されようとしています。梅棹さんが社会の情報化を睨み、そのための技術の必要性を説い…
ポッドキャスト第三十五回は現代版の知的生産の技術の入門書について
というわけで、うちあわせCast第三十五回をお送りしました。 第三十五回:Tak.さんと現代版の知的生産の技術の入門書について by うちあわせCast • A podcast on Anchor 序盤でWorkFlow…
頭の中のささやかな混乱
以下の記事を書きました。 第十一回:Open your mind, close your list. その2|倉下忠憲|note この記事に二つのアウトライナーの状態が出てきます。デイリータスクリストがへこんでいる状態と…
失敗についての断章
失敗から学ぶためのノウハウはない – しごたのじゃーなる 試してみることに失敗はない。
ルーマンのカード法とデジタルツール
効率的なノートを作成できるドイツの社会学者が生み出した方法「Zettelkasten」とは? – GIGAZINE 重要な内容を箇条書きにしたり、ハイライトの線を引いたりと、ノートの書き方は人それぞれです。Z…