物書き生活と道具箱

「べ、別にGoogleリーダーが無くなったからって困るわけじゃないんだからね!」

ツンデレです。

つまり、実際は困るということです。

一体いつから使い始めたのかすら、すでに記憶には残っていません。朝起きて朝刊を読むようにGoogleリーダーを眺める。そんな生活のサイクルをひたすら繰り返してきました。

それが今年の7月で終了しちゃうのは、やっぱり残念ですし、そこはかとなく不便な香りも漂ってきます。

でもまあ、無くなってしまうものは仕方ないですね。盛者必衰。万物の流転。流れているからこその川。幼年期の終わり。

Googleに対する要望も集められているようですが、偉大なビックブラザーにその声はきっと届かないでしょう。

というわけで、いろいろ考える必要がありそうです。

別のリーダー

とりあえず終了するまではGoogleリーダーを使い続けますが、それ以降の対応も考えておかなければいけません。

今のところ「livedoor Reader」と「feedly」が候補です。

livedoor Reader
feedly

デザイン的には「feedly」の方が格好いいですが、ネットで伝え聞く話によると「livedoor Reader」は大量のフィードを処理するのに向いているとか。

この辺は使ってみないとなんとも言えません。それに7月まではGoogleリーダーを使い続けるつもりなので(意固地)、どちらが良いのかは今のところ判断保留です。

適当に合間を見て、両方のツールを少しずつ試していきます。

別のソース

「RSSリーダー以外のインプットってないの?」

という視点もありでしょう。

というか、おそらくウェブを使っている人の大半はRSSリーダーなんて使っていないんじゃないかと思います。もちろん古株の人は別ですが、スマートフォンを使うようになってはじめて日常的にウェブを使うようになった人は「RSSって何?」みたいな人も多いでしょう。そういう人はGoogleリーダーがなくなろうが、どうしようが全然へっちゃらです。

ようはマニアックに情報をインプットしたい人のためのツールがRSSリーダー、ということでしょう。一般の人が気軽に情報に触れたいだけならば、別の選択肢があり得ます。この辺を混同しちゃうとややこしいことになりますね。

私の場合、ニッチなブログ、さまざまなニュースサイト、自分のエゴサーチの結果などがリーダーに登録されています。こういう情報はキュレーション型のサービスではスルーされるでしょう。世の中のブログには更新情報をSNSに流していないものもあるのです。で、私はそういうのを読みたいのです。はてブのトップエントリーなど・・・は、まあいいか。

というわけでRSSリーダーから離れるつもりは毛頭ありませんが、これを機会に別のツールのインプットに少し触れてみるのも良いでしょう。何事もチャレンジ精神が大切です。

選択肢としては「Gunosy」、「Flipboard」、「SmartNews」あたりがありそうです。

これらのサービスはとりあえず一通りは試してみたんですが、「メインのツール」という感じにはなりませんでした。なぜだろう、と考えてみると、ようは一日中ツイッターを見ているからです。情報がかなり被っちゃうわけです。そういう意味で、私のメインのツールはツイッターだ、という風に捉えることもできるでしょう。

朝一にGoogleリーダーでチェック。日中はツイッターを追いかける。こういう構図です。で、Googleリーダーの代わりに上のようなツールを持ってくると、どうしても役割が似てきてしまいます。だから使わなくなったのでしょう。

しかし、その役割の違いを意識して使い方を変えてみれば、何かしら光明が見えてくるかもしれません。この辺は要検討、といったところです。

利用者としての視点、発信者としての視点

さて、ここまでのお話は利用者としての視点でした。

もう一つ考えておかなければいけないのが、発信者としての視点です。

Googleリーダー終了後の世界では、相変わらずRSSを使い続ける人もいるでしょうが、「もういいや」と別のツールに住まいを移す人もいるでしょう。また、先ほども述べたように新規ウェブユーザーはそれほどRSSを利用していないと思います。

すると発信者は、「RSSリーダーに登録してもらう」のとは違った、読んでもらうための施策が必要になってきます。
※随分前から必要になっている、という指摘は置いといてください。

昨日書いた記事に、「feedlyでの見え方でアクセス数が変わってくるのではないか」というコメントを頂きました。そういうことは十分考えられます。

今後、キュレーション型のサービスが主流になったり、Google+などがメインツールになったり(するかどうかはわかりませんが)すれば、当然アクセス数の集まり方も変化していくでしょう。評価の指標によって、物事の進路が決まります。

RSS型の評価軸では、定期的な更新で一つ一つの記事の質を上げる方向に力が働きます。定期購読をしてもらう、というのはつまりはそういうことです。

しかし、基本的にキュレーション型のサービスは「定期購読」という概念とは無縁です。今日記事が読まれたからといって、明日の記事が読まれるとは限りません。

キュレーション型のサービスの評価軸であれば、記事の数を増やし、その中でとにかく一つでもアタリを引けるような方向に力が働くでしょう。興味を惹く見出しを付けられないとまず読まれないでしょうし、内容も少しでも極端なことを書いて、賛同や反対意見を引っ張り出せるものの方が、より読まれやすくなるはずです。

昔、とある政治家が「数は力、力は金だ」と、この世の理をずばりと言い当てていますが、やはり数はバカにはできません。少数精鋭の部隊だって、圧倒的な物量の前には押しつぶされてしまうものです。

「数は大切かもしれないけど、俺の知ったこっちゃね」というスタンスは立派なものですが、それをねじ曲げて「数は大切ではない」と言ってしまうと、少々ねじ曲がってしまいます。「数以外にも大切なものがある」と「数は大切ではない」というのは同値ではないのです。その辺には注意が必要ですね。

何の話だっけ。

そだそだ。結局誰に、どのように読んでもらいたいのかってことを外さない方がいいんじゃないかな、と思います。それを忘れてアクセス数がどうこう言っても発信者としてはちょっと虚しいですよね。ブログ管理者としては楽しいんですけども。

さいごに

GoogleリーダーがなくなってもRSS自体が無くなるわけではない、というのは確かなんですけども、やはりブラザーGoogleが手を引いたという事実には「あぁ、そうなんだ」という感触がしてきます。

Google Waveは仕方なかったし(今はHangoutがあるから大丈夫)、iGoogleは別に使って無かったから構わないんですが、身近に使っていたツールが消えてしまうと言うのは、利便性とはまた違った欠落感がありますね。

とりあえずこの記事の更新情報をGoogle+に流すところから始めてみましょうか。

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