5月18日に、京都で行われたタスクセラピーにゲストとして参加してきました。
京都で倉下先生と対談してきました(ライフハック心理学)
大変好評だったという印象です。倉下先生、ありがとうございました。
コレがあれくらい受けるなら、またやってもいいなと言うくらいでした。
こちらこそ、ありがとうございます。
タスク管理については、私と佐々木さんは同じ方向を向いていると思うのですが、実装のスタイルが結構違うのが面白いですね。ベースとなるモチベーションというか、価値観が違うからかもしれません。その辺も考えていくとなかなか面白そうです。
今回は、いくつか補足的に。
補足1
まずは、上の記事より。
なんだかけっこう込み入った話をしたのですが「麻雀がMP(認知資源)の拡大に役立つ」という件と、倉下さんが執筆中にアリソンを聞く件が個人的には掘り下げたかったところです。
他にはなんといっても「どうにでもなれ効果」です。正式名称はこうなのかな。私は「毒くわば皿まで問題」と呼んでいました。
「麻雀がMP(認知資源)の拡大に役立つ」は、書き出すと長くなるので割愛します。ただ、筋力トレーニングと同じで、強い負荷をかけ続けていると、やっぱりその力は向上します。少なくとも、体感として。
で、雀鬼流という流派は、趣味としての(あるいは遊びとしての)麻雀とはかけ離れた打ち方をします。こればかりは、言葉で説明してどうなるものではないので、私としては匙を投げるばかりですが。
次に音楽について。
まず、私は作業中、ほぼ何かしらの音楽をかけています。移動中もiPodがお供です。で、いくつか気分別にプレイリストを作っているのですが、その中にアニソンを集めたプレイリストがあり、軽い文章を書くときは、だいたいそのプレイリストが選択されます。今、この原稿を書いているときも、同様です。
ちなみに、現在そのプレイリストには
- Preserved Roses
- 偏愛の輪舞曲
- ユキトキ
- best day,best way
- Girlish Lover
- Prime number ~君と出会える日~
- W:Wonder tale
- Deeper Deeper
- Zoetrope
の9曲が入ってます。これが延々リピートされるわけです。
で、少し込み入った原稿を書く場合は、別のプレイリストを選択します。それで気分を「スイッチ」するわけです。これは、わりと有効だと確信しています。
最後に「どうにでもなれ効果」。
これは何かしらの目標達成、あるいは新しい習慣を身につけるといったトライに必ず顔を出す厄介者です。いかに、これに対処するかで、その成功率が変わってくるといっても過言ではないでしょう。
ブログを毎日更新する!と高いモチベーションの元で、高い目標を設定する。そこまではよいのです。しかし、現実は冷酷で、私たちに困難を投げつけてきます。すると、一日ぐらい無理そうな日が出てきます。で、その日の更新をパスする。すると、「毎日更新する」に対するモチベーションが急激に減少してしまうのです。
ダイエットでも、節約でも似たようなことがあるでしょう。
ある制約があって、それを守っている最中に何かしらの事態でその制約を越えてしまう。すると、歯止めがまったくきかなくなる。700までに抑えると決めているにも関わらず、700をちょこっとでもオーバーしてしまうと、1000なり1500なりに向かってもまったく気にならない。最終的な目的を考えれば、たとえどんな数字でも小さい方がよいにも関わらず、です。
いくつか対策は考えられるのですが、それについてはまた別エントリーにて書きましょう。とりあえず、一般的な人間はだれしもこういう傾向を持っています。「どうにでもなれ」な状態になったとしても、「だめな人間」でも「弱い人間」でもありません。ごくごく普通の人間です。あとは、いかにこれを回避するのか、ですね。
補足2:MP戦略について
対談の中で取り上げた、MP戦略については、
の記事をご覧ください。
どういう戦略をとるのであれ、「やる気」は有限の資源である、という視点に立つのがスタートです。
さいごに
一応、対談で使ったスライドを置いておきます。
これだけ見ても、何のことかさっぱりわからないと思いますが。
▼こんな一曲も:

自らを演出する乙女の会(赤崎・田村・金元・茅野)
価格: 250円

posted with sticky on 2013.5.20
2 thoughts on “京都で佐々木先生と対談してきました”