おはようございます。ブログ界のマ・クベことRashitaです。
本日、Evernote for Macにバージョン 5.1.0 のアップデートがやってきました。
アップデートの内容は以下。
新リストビューについては、「Evernote for Mac バージョン 5.1.0 の新リスト新画面」を、テキストフォーマットについては、「Evernote for Mac バージョン 5.1.0 で追加されたテキストフォーマット(上付き・下付き)」をご確認ください。
本エントリーでは、リマインダー機能についてお送りします。
ええ、そうです。ついにEvernoteにもリマインダーが追加されたのです。
リマインダー、大地に立つ
まずは、画面をご覧ください。ノート右上にいかにもリマインダーボタンっぽい置き時計+チェックマークのアイコンが追加されています。
これをポチっと押すだけで、このノートが「リマインダー」に追加されます。
「リマインダー」とは何でしょうか?
その話に入る前に、最初にこのボタンを押すと、次のような確認が表示されるかと思います。
「期限の日にそのノートをメールで受け取りますか?」
的な確認です。希望する人は「はい」を選択しておきましょう。ちなみに、「環境設定」の「リマインダー」で、この設定はいつでも変更可能です。
環境設定によると、指定した期日の午前中にメールが送信されるようですね(期日を指定しないこともできます)。
ノート包囲網を破れ
さて、「リマインダー」に追加されたノートはどのように表示されるのでしょうか?こちらはカードビューの例ですが、画面中央の上部に固定表示されます。
そうです。
どれだけ新規ノートが追加されようが、ノートの内容を変更しようが、このリマインダーは常に上部に表示されるのです。ここ、試験に出るんで覚えておいてください。これはめちゃくちゃ重要な機能です。
これまでは、「ノート作成の日時を遙か未来に設定する」という涙ぐましいユーザー努力でこれと似たようなことを実現していました。埋もれてしまったら困るノートというのが、時々あるのです。これからは、「リマインダー」がそのノートを救出しれくれます。
もちろん、リマインダーのノートタイトルをクリックすれば、右サイドにきちんとそのノートの内容が表示されます。これは便利。
リマインダー機能のポイント1:ノートブックを確認したら、すぐに見つけられる場所にノートを置いておける
ノートブック攻略戦
上の画面をみて、「おっ」と思われた方がいるかもしれません。リマインダーの上部には、こんな表示があります。
「001[inbox]にリマインダーを追加」
ここをクリックするとテキスト入力が可能になり、リターンを押せばリマインダーが追加されます。もちろん、ノートも一緒に新規作成されます(リマインダー名がノートタイトル)。
が、ポイントはそこではありません。
上の表示から見て取れるのは、ノートブックごとに独立したリマインダーが設定可能という点です。
つまり、001[inbox]のリマインダ−、スクラップのリマインダー、ライフログのリマインダー、とそれぞれのノートブックに、別々のリマインダーを設けることができるわけです。
この機能の有用性は、残念ながら各自のノートブック運用スタイルに依ります。
とりあえず、私にとってはすごく嬉しい機能です。なぜかというと、大きなプロジェクトごとにノートブックを設定しているから。Aというプロジェクトの情報を管理するAというノートブックにリマインダーを設定すれば、簡易式のタスク管理として使うこともできそうです。これはホクホクですね。
リマインダー機能のポイント2:ノートブックごとにリマインダーを設定可能
ニュータイプ、リマインダー
ざくざくリマインダーにノートを追加していくと、こんな感じになります。左のチェックマークをクリックすれば、「完了」となり、リマインダーからは削除されます。もちろんノート自身は残っているので心配はありません。
右上の歯車アイコンから「リマインダーを日付順に並び替え」ることも可能です。ノートが追加された順ではなく、期日の順ということですね。
ん?
右上の歯車アイコンの「リマインダーを日付順に並び替え」のチェックマークを外してみてください。
そして、リマインダーに並んでいるノートをドラッグして動かしてみてください。
なんと、任意の順番に並び替えることができます!
ここに感嘆符入れるのは、もちろん長年のEvernoteユーザーだけでしょう。リマインダーツールであれば、ごく当たり前の機能です。
これまでも左サイドバーのショートカットでは、任意の順番に並べ替えることが可能でしたが、あそこにどんどんノートを追加していくと、ショートカットがショートカット的機能を喪失してしまいます。たくさん入れすぎた「お気に入り」と同じです。
リマインダーはノートブック別になっているので、そういう心配はありません。もちろん、単一ノートブック運用を行っている方にとっては違いはないかもしれませんが、それはまあ例外的と言ってよいでしょう。
リマインダー機能のポイント3:ノートの順番を任意で変更可能
さいごに
さいごに、まとめておきましょう。- ポイント1:ノートブックを確認したら、すぐに見つけられる場所にノートを置いておける
- ポイント2:ノートブックごとにリマインダーを設定可能
- ポイント3:ノートの順番を任意で変更可能
ネタ帳やタスク管理に、すぐにでも活躍できそうな新機能です。
このリマインダー機能は、__Macのクライアントだけで言うと__、
大学ノートの表紙に、貼ってある付箋
のイメージが近いかもしれません。私が欲していた機能です。
今のところ、メールによるノートの通知は使い勝手がよいものではありません。通知するなら、できれば時間まで指定したいものです。
が、それはさておき、ノートの順番をコントロールできる要素が増えたのは、非常にありがたいことです。これだけでスーパーRashita君人形贈呈ものです。
この機能をどう使っていくのか、については、実際に運用してみてから書いてみることにします。
▼こんな記事も:
どんなEvernoteのノートを「リマインド」すると面白いか
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3 thoughts on “これはいいものだ・・・ Evernote for Macにリマインダー機能が追加”