物書き生活と道具箱

カスタマイズ心をくすぐるクリアボード型ノート 『NUboard Clear』

以前、こちらのエントリーで「NUboard」を紹介しました。ホワイトボード型のノート(あるいはノートタイプのホワイトボード)です。

その兄弟分にあたる、『NUboard Clear』を頂きました。

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※ありがとうございます

またまた、使い手の心をくすぐるノートとなっております。

クリアなボード


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ご覧の通り、全てのページが透明です。

つまり、正確な意味でのホワイトボードではありません。商品名が示すように、クリアボードと呼んだ方がよいでしょう。

サイズはA5変形。そこそこの大きさ、といったところでしょうか。付属しているマーカーが「極細」なので、普通のホワイトボードよりも「広く」使える感覚はあります。

ホワイトボードマーカー以外にも、下敷きと透明シールが付属。それについては後述します。詳しいスペックについては、以下のページから確認できるので、気になる方はどうぞ。
NUboard Clear

さて、この『NUboard Clear』。ごく簡単に言えば、6枚の「レイヤー」を使って作業を進められるノートです。デジタルツールでお絵かきする人には、「レイヤー」の威力は解説不要でしょう。そのあるなしで、作業効率は大きく変わります。ウェブブラウザのタブに近いものすらあるかもしれません。

もちろん、絵を描く場合でなくても、レイヤーは常駐的に便利です。

たとえば、何かの図解を試みようとします。何かしらの概念を図を使って説明するわけです。

その際、図に書き記されるのは、

  • 概念・要素を表すブロック
  • 概念・要素同士の関係性を表す矢印
  • 概念・要素を説明するための言葉(名前)

などがあるでしょう。これらをそれぞれ別のレイヤー(つまりページ)に分けるだけで、書いたり消したりするのが大変容易になります。名前を書き間違えたのでイレーサーで消そうとしたら、枠線まで消えてしまってイライラがつのる、なんてことが避けられるわけです。
※デジタルと違い、重なりの順番を後から変更することはできませんが。

「下敷き」が工夫の宝庫

先ほども書きましたが、付属品として「下敷き」が1枚付いています。

この「下敷き」は両面印刷で、片側は5mmの方眼罫、反対側が5mm間隔のドット方眼になっています。これをページの下に敷けば、透明のボードが「用紙」に変身です。

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ちなみに、メーカーサイトからは「方眼罫 7mm」「ヨコケイ 7mm」「斜方眼 5mm」のPDFがダウンロードできます。これを印刷しておけば、さらに「用紙」のバリエーションは広がります。

適切にサイズをコントロールすれば、Excelとプリンタを使って、自分なりの「用紙」を増やすこともできるでしょう。

このあたりは、iPadの手書きノートアプリの使い勝手に似ているかもしれません。ノート(アプリ)自体は一つでも、さまざまな用紙を使い分けることができます。

手書きノートアプリであれば、五線譜やサッカーコート、コーネル式などのバリエーションがあるので、この「NUboard Clear」でも似た使い方ができるでしょう。
※コーネル式については、たとえば「コーネルメソッド・ノートを4倍活用する方法」のエントリーを参照ください。

付箋とのタッグ

この下敷きと付箋を組み合わせれば、簡単なチェックリストを作成&運用することもできます。

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必要な作業を付箋に書き付け、それを下敷きにペタッと貼り付ける。作業を終えたら、クリアページ上でチェックマークをいれます。これで、何度でもこのチェックリストを使い回すことが可能です。

もちろん付箋なので、後から作業の順番を変えたり、新規追加や削除も簡単です。

さいごに

用紙のアイデア次第では、他にもいろいろな使い方が考えられるでしょう。というか、ついつい「使い方」を考えたくなるノートです。工夫が入り込む余地が大きいツールは、使っていて楽しいですね。

ちなみにNUboardシリーズは、持ち運ぶタイプのノートとしては、とても優秀です。

たった6ページしかありませんが、ペンとスマートフォンがあれば、数百ページのノートを持ち歩いているのと事実上変わりありません。

書いて、ページを撮影。消してから、さらに書いて、ページを撮影という手順を繰り返していけば、いくらでも書き込みを続けることができます。もちろん消してしまうので、「後からパラパラ読み返す」ことはできませんが、書いた情報のストックはEvernoteで可能です。

私は、ざざっとしたアイデア出しを行う場合に、この「NUboard Clear」を使っています。これがまた、静かに便利なのです。



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