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【レビュー】日経ビジネスAssosie 「ノート術の極意」

2013年7月号。特集は「ノート術の極意」

日経ビジネス Associe (アソシエ) 2013年 07月号 [雑誌]
日経ビジネス Associe (アソシエ) 2013年 07月号 [雑誌]
日経BP社 2013-06-10
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とりあえず買ってみました。企画の内容は以下。

  • ボクサー村田 諒太の金メダルノート
  • 「エース社員の書き方、ココが違う」
  • ユニークな人は、ユニークに書く
  • 継続は力なり。3つの「20年ノート」
  • 「カスタマイズ」で差をつけろ
  • 国産Digital Noteの今と未来
  • 読者のノート術

今回は、脈絡なく思いついたことをつらつらと並べます。

本当にざっくり書きますので、興味ある方は直接雑誌の方をご覧ください。

ボクサー村田 諒太の金メダルノート

なんとなく、『ベイビーステップ』を彷彿としました。

ベイビーステップ(1) (少年マガジンコミックス)
ベイビーステップ(1) (少年マガジンコミックス) 勝木 光

講談社 2008-02-15
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レーニン式

「専門書の内容」や「自分で考えた式の展開」などを見分けやすくするために、ルールに従って縦線で左右を囲む。

「自分で補充した計算や証明のための引用は、1本で挟む」「自分の考えや研究のアイデアを書いたものは、2本で挟む」とのこと。

ようはこういうことですね。

20130611074134

アレンジすれば、こんなこともできるでしょう。

20130611074223

まとめてしまえば、「一色でも内容を見分けやすくする工夫はいくらでもできる」ということです。

付箋とノート

ノートと付箋を使ったTodo管理法が紹介されていたのだが、詳細がイマイチわかりませんでした。

緊急度順に応じて、付箋を一列で並べる、というのは理解できます。

この方法はタスクがリニアに並ぶ、つまり評価軸が一つしかない(「最も重要な二つのこと」がない)点と、常に抱えているタスクを一覧できる点がメリットでしょう。

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それはそれとして、ノートの内容と付箋の関係性が、うまく把握できませんでした。ちょっと気になります。

文具王の「検索ノート」

文具王のアイデアを詰め込んだ新作ノートが発売されるとのこと。「AccessNoteBook @bungu_o」。2499円、7月発売予定とのこと。

概要をみると、さすが文具王だなという印象。

気になった機能は二つ。

一つは、「貼る目的で一回り大きく」。A4用紙の二つ折りを綺麗に貼り付けられるように、本体サイズがA5より一回り大きくなっているところ。これまでは、A4用紙貼り付けるときに、A4用紙の方を少し切り取っていました。そういう手間がなくなります。

二つ目は、「200ページ分の目次」。アナログノートをしっかり使うためには、自分で目次を作るのが大切です。何度も閲覧する場合、使い勝手が圧倒的に変わってきます。私もモレスキンを使うときは最初の数ページを空白にして使っています。後で目次を作るために。

まあ、そんなところでしょうか。

ただ、最近の私は「綴じノートで情報を検索」、ということをほとんどしなくなってきたので、このノートは見送るだろうと思います。

居酒屋ノート

居酒屋とノート。不思議な言葉のつながりです。違和感、とすら言えるかもしれません。

2300冊以上の、お客さんの手によって書かれた「高校よせがきノート」。それが一つの居酒屋に並べられている。その風景写真からは、何か「図書館」めいたものすら感じさせられます。

これについては、ノート術ではなく、ビジネスの視点で興味を持ちました。

おそらく今後は、ソーシャル消費、あるいはつながり消費が注目されるでしょう。私はこれにはコミットメント(関係性)消費と名付けてもよいかとすら思います。

ルーズリーフ再入門

以前から、ルーズリーフはもっと注目されてしかるべき、と感じています。あれはいいものです。ほんとに。

まあ、バインダー式の手帳を使っている人からしたら大きすぎるし、ノートを使っている人からしたら面倒くさすぎるのかもしれません。

あと、ルーズリーフの主流はB5サイズだけれども、ビジネス文章はA4というサイズの不一致問題もあります。A4のバインダーもあるんですが、その場合リーフの選択肢がずいぶん限られてしまうんですよね。拡張性こそがルーズリーフシステムの肝なので、その当たりがビジネス界隈での広がりを妨げているのかもしれません。

私は最終的に、ノート類はスキャンするので、そのことを想定すれば、ルーズリーフはなかなかいけているシステムです。

今後、ルーズリーフにスポットライトが当たることをお祈り申し上げておきます。

ノートカタログ 2013

気になったのは、ロディアから発売されている、「ウェブノートブック ランドスケープ」。

A5サイズが2205円。

A5の用紙を横開きできるノートです。パソコンのキーボードみたいに横長に展開できちゃうわけですね。発想には紙を横に使え!の方針からすると、なかなか良さそうな感じがしてきます。

さいごに

本当にざっくりとした感想でした。

ノート術系の企画を読むたびに、考えることがあります。

基本的に、ノートの使い方は個々人によって違うでしょう。特に、ビジネス用途の場合は、その差異は顕著に大きくなります。

そんな中で、「ノートの使い方」を提示することにどれだけ意味があるのだろうか。

それが浮かんでくる疑問です。

でも、やはり何かしらはあるのでしょう。たぶん、「基本」とか「基礎」みたいなものは定められるはずです。

たとえば、今回紹介した「一色でも内容を見分けやすくする工夫はいくらでもできる」というのはその一つになりそうです。この要素の上位概念としては、「書いた内容を見分けやすくすること」があるでしょう。それを位置づければ、たとえば「カラーペンを使って内容を書き分ける」というメソッドを、下位概念に並べることができます。

つまり

「書いた内容を見分けやすくすること」
──「記号を使って、一色でも見分けやすくする」
──「カラーペンを使って、内容を見分けやすくする」

こんな感じです。

実際に、どんな記号を使うのか、あるいはどんな色を使うのかは個々人で分かれるでしょう。また、どんなことを分けて書くのか、というのも十人十色であり、現場・実践に応じて使い分けられるべきです。

が、それはそれとして、

「書いた内容を見分けやすくすること」
──「記号を使って、一色でも見分けやすくする」
──「カラーペンを使って、内容を見分けやすくする」

というのは、なかなか汎用性のある「ノート術」ではないかと思います。それをベースにして、ノートを使う人が自分なりのノート術を組み立てあげていく。たぶんそれが、一番自分にとって「使えるノート術」になるのではないかと思います。

▼こんな一冊も:

Evernoteとアナログノートによる ハイブリッド発想術 (デジタル仕事術)
Evernoteとアナログノートによる ハイブリッド発想術 (デジタル仕事術) 倉下 忠憲

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