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【書評】ラノベのなかの現代日本(波戸岡景太)

Posted on 2013 年 6 月 29 日 by Rashita

世の中の本読みには、「ラノベを読む人」と「そうでない人」がいる。

後者の方が知性で満ちあふれ、教養が口からあふれ出しそうになっている、というわけでもない。単に好みの問題だ。小説ではなく、漫画の延長線上としてラノベを捉えている人もいる。それもまた一興だ。

ラノベのなかの現代日本 ポップ/ぼっち/ノスタルジア (講談社現代新書)
ラノベのなかの現代日本 ポップ/ぼっち/ノスタルジア (講談社現代新書) 波戸岡 景太

講談社 2013-06-18
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本書は、主に「そうでない人」向けに書かれた一冊だ。ラノベとは一体何なのかを掘り下げていく、のではなくむしろラノベに表出している表現の裏側を読み解こうという試みだ。その読解の向こうには、何かしらの理解が待っているのだろう。

ラノベが切り分ける「世代」

著者がどのようにラノベ文化を捉えているのか。簡単にまとめておこう。

まず、「ラノベ」は断絶を生み出している。先ほども言ったように、ライトノベルを読む人とそうでない人の文化的な乖離だ。しかし、それは漫画に関しても言える。今でこそ「クールジャパン」なんて叫ばれているが、昔は__きっと__漫画は低俗なものとして扱われ、蔑まれてきたのだろう。

が、漫画は地位を得た。サラリーマンが電車で週刊漫画雑誌を読んでいても、さほど違和感はない。それがラノベだと冷たい視線がおそってくる(かもしれない)。

これは単純なことだ。要するに漫画世代の子どもたちが大人になったというだけだ。当然新しい子どもも漫画を読むわけだから、人口比率的に漫画を読む人の数は増えている。それに昔だって、きっと大人は隠れて漫画を読んでいたに違いないのだ。

だったら、ラノベも同じような道のりを辿るのだろうか。

著者は、ラノベのターゲットが限定的であることを指摘している。その特徴は言葉にある。

そうした中で、あくまでも「小説」としてのラノベを考えるとき、そのターゲットはあまりにも限定的だ。なによりも致命的であるのは、ラノベが若者向けの日本語で書かれている、という至極明快な事実である。

「若者向けの日本語」とは何だろうか。著者は「リア充爆発しろ」というネット寄りの言葉や、「まじぱない」というどこか由来なのかもよく分からない言葉を引き合いに出している。

読者がそうした言葉に触れたとき、「なんだこれは。俺らの若い頃はこんなんじゃなかった・・・」という思いが発露すると共に、世代の隔離が生まれる。と、著者は指摘している。わからない言葉を使っている奴らとそうでない自分たちという境界線が生まれるということだ。その線引きで生まれるものこそが「世代」なのだと。

つまり、ラノベとそこで使われている日本語が、「現代日本」というものを分裂させる。ラノベを共感して読む世代の「現代日本」と、そうではない世代の「現代日本」が乖離してしまうわけだ。本書は「そうではない世代」に向けて書かれているわけだから、本書の意義は、そうして乖離してしまった「現代日本」の橋渡しと位置づけられるかもしれない。

はたして、その橋渡しは成功しているのだろうか。

捕まえにくい多様さ

一点気になる問題がある。

それは、「ラノベ」と呼びうる作品群が、モンゴルの草原のようにだだっぴろく広がっている点だ。本書でも『僕は友達がすくない』(はがない)や、『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』(はまち)、『変態王子と笑わない猫。』(変猫)など、おなじみの作品が引用されている。どれもアニメ化されているので、人気作品には間違いない。

しかし、これらの作品だけが「ラノベ」なのであろうか。

2013年の日本で、ラノベを話題にするならば、川原礫氏の名前を欠くことはできないだろう。川原氏の『ソードアートオンライン』と『アクセル・ワールド』は共にアニメ化している上に、書籍も売れている。川原氏の累計発行部数は2012年の12月で1000万部を越えたそうだ。デビューから3年11ヶ月でこの数字である。両作品のラノベへの影響を無視することはできない。

が、しかし。ある意味では、川原氏の作品は「ラノベであって、ラノベでではない」と言えるかもしれない。容れ物としてはラノベを使いながらも、その志はむしろ文学に近い。そういう意味で、本書に『ソードアート・オンライン』や『アクセル・ワールド』の名前が出てこないのは当然なのかもしれない。

『アクセル・ワールド』の主人公であるハルユキは決して「ぼっち」ではない。なにせ物語のスタートはいじめられっ子だったのだ。本書での「ぼっち」は、教室内の誰とも関係性を持たない。適切な、あるいは適切すぎる位置関係をずっと保持している。そして、教室内の人間関係ヒエラルキーを冷めた視線で眺めている。実にクールな存在だ。しかしながら、ハルユキは全然クールじゃない。

また『ソードアート・オンライン』の主人公キリトも、まったくもって「ぼっち」ではない。冒険の始まりは孤独なソロプレイヤーとして活躍していた彼も、一時は戦線を離脱して、ラブラブ新婚生活を送るリア充__ネットワールド内でこの表現が使えるのかどうかはさておき__である。

ある意味で、『ソードアート・オンライン』と『アクセル・ワールド』は、本書が指摘する「ラノベ」とは大きく異なった世界観を有している。男の主人公一人に、周りを取り囲む女性たち(ハーレム設定)という点は共通しているものの、根底となる世界の捉え方には違いがある。

また『境界線上のホライゾン』『とある魔術の禁書目録』『織田信奈の野望』などのシリーズも、「ぼっち」的作品と言えるかどうかは少々心許ない。その意味で、本書で取り扱われている「ラノベ」がラノベの全てではないだろう。逆に見れば、「ラノベ」にカテゴライズされる作品群の世界観が、多様化しつあるとも捉えられる。

が、それはそれとして、本書が指摘するような特徴を持つ作品は存在しているし、それが一定の支持を得ていることも確かだ。その特徴を分析することには一定の意味があるだろう。

汝の名は「ぼっち」

本書では、一昔前の「ポップ」な文化から、現代の「ぼっち」文化への連続的な変化が考察されている。その考察の妥当性を私は判定することができない。ここでは、「ぼっち」にのみ焦点を当ててみよう。

「ぼっち」の特徴は何だろうか。「リア充爆発しろ」と叫ぶことだ。

という冗談はさておいて、彼(彼女)が対人の関係性を求めていない特徴はあるだろう。求めていないというよりも、忌避しているとすら言えるかもしれない。当然、実践不足がゆえに対人関係スキルは低い。

この関係がねじれているのかどうかは案外重要なポイントである。つまり、人付き合いが下手だから人を避けているのか、人を避けているから人付き合いが下手なのか。

もちろん、どちらが鶏かを完全に決定することはできない。

しかし、「人を避けている」が少しだけ優位な印象はある。いや、「人を避けている」も正確な表現ではないのかもしれない。積極的に人と関わろうとしない__つまりコミットメントを持とうとしていない、というのが本当のところではないか。その裏側には、恐怖が潜んでいる。心を誰かに預けてしまうのが怖いのだ。

ライトノベル作品には、「ハーレム」型のものが多い。一人の主人公(男性)に対して、多数のヒロイン(女性)が登場する。それぞれ違った特徴を持つヒロインたちに、主人公は翻弄される。よくある構成だ。もちろんこれは、エロゲーの流れをくんでいる。しかしゲームと違い、ラノベは複数のヒロインを攻略することはできない。よって、主人公は、ヒロインたちと微妙な距離感を(長期間)保ち続ける。

もし、これがたった一人しかヒロインが登場しなければどうなるだろうか。時間経過と共に、求められるコミットメントは高まる。付き合うか、さもなくば分かれるか。そんな「半か丁か」にも似た選択が迫られる。それは主人公にとっては重すぎる要求である。

複数のヒロインは、そのコミットメント圧力を弱める。あるいは分散させる。女性同士が牽制しあい、主人公はそれに振り回されるフリをして、モラトリアムを楽しむことができる。ドタバタの日常を送りながらも、心を完全に預け入れないで済む居心地の良い人間関係に浸っていられる。

その意味で、ぼっち系ライトノベルは「軽い」。

その軽さは、重圧を先送りしたものに過ぎないのだが、若さというのは、実際の所そういうものだろう。日本中の若者が、海賊王になる強い決心を持っているわけではない。こうした作品に、あるいはその主人公に共感を持つ人も一定数は存在するのだろう。

そこには何かしらの意味があるはずだ。

さいごに

本書では「ポップ」から「ぼっち」への変転以外にも、いくつかの視点でライトノベルが考察されている。

最初にも述べたとおり、「ライトノベルを読まない人」向けに書かれているが、かといって「ラノベとは何か?」の問いに明確な解答を与えてくれるものでもない。そもそも、そんな問いに明確な答えなど存在しないのだ。

むしろ、「ラノベ」はどのように機能しているのか、「ラノベ」はどんなクラスタを形成しつつあるのか、を考察したほうが広がりがあるだろう。そうした考察を進める上で、なかなか面白く読めた一冊であった。

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