Top
誰かが「A」と言えば、Aを実行し、別の誰かが「B」といえば、Bを実行する。
また別の誰かが「C」と言えば、Cを実行する。
実に反応的な行動です。主体性の穂先すら感じられません。
もう、そういうのは終わりにしましょう。反応的に行動するのは止めて、主体的に行動するのです。
と、ここまで読んで、
「そうだ主体的に行動しよう」
と思った人は、この文章の頭に戻ってください。GOTO Top;
Think
「反応的な行動」とは具体的にどのような行動でしょうか。それにはどのようなデメリットが存在するでしょうか。あるいはメリットは存在しないのでしょうか。
「主体的な行動」とは具体的にどのような行動でしょうか。
それにはどのようなメリットが存在するでしょうか。あるいはデメリットは存在しないのでしょうか。
Think Twice
「反応的な行動」を止めるためには、どのような方法が考えられるでしょうか。3つほど挙げてみてください。「主体的な行動」を実施するためには、どのような方法が考えられるでしょうか。3つほど挙げてみてください。
それらを挙げたあと、自分でその方法の問題点を指摘してみてください。
Dialog
『ハイブリッド読書術』では、「著者と対話するような読み方」について少し触れました。それは要するに、上のようなことを考えながら本を読む、ということです。
もちろん、立てられる疑問はこれだけではありません。しかし、「自分で問いを立てて、自分でそれに答えを見いだす」という行為の本質は共通です。
FunctionBox
X→□→Xならば、□の中は、空っぽと判断されるでしょう。
X→□→X’
ならば、□の中に、何かしらの存在を感じ取れるはずです。
End
/* 後はまかせた */▼こんな一冊も:
ソーシャル時代のハイブリッド読書術 |
|
![]() |
倉下 忠憲
シーアンドアール研究所 2013-03-26 |
1 thought on “反応的に行動するのを止める”