日本政府がインドの核保有容認へ、経済関係を優先
政府は9日、核兵器を保有するインドに対し、民生用原子力利用への協力として、日本企業が原子力発電所建設などに参入することを容認する方針を固めた。
具体的には、米国によるインドの民生用原子力利用支援やインドの核保有容認を盛り込んだ米印原子力協力協定への支持を表明することでこうした道を開く。核拡散防止条約(NPT)体制堅持を掲げてきた日本の不拡散政策の例外措置となる。
ということなのですが、その理由として
、〈1〉核拡散の懸念がない
〈2〉IAEAの査察受け入れを表明している
〈3〉インドが経済発展に伴うエネルギー需要を原子力発電に切り替えることで温暖化防止につながる
まあ自国も原子力に電力をかなりの部分頼っているわけですから他の国にとやかく言えるものでもないわけですが。
そもそもNPT体制すら、本当の核廃絶という目標の中ではいささか心もとないものであることも確かです。
しかしパッと見ると、信念より経済優先か、という風に見えてしまいますね。
インドが核保有を容認
