公明、焦りの色濃く 「解散先送り」で執行部、首相に翻意訴え(日本経済新聞) 麻生太郎首相の衆院解散先送りの意向を受け、早期解散を主張してきた公明党は27日、巻き返しに動き始めた。ただ首相に翻意を促す妙案はなく、党内には焦燥感が広がっている。自民党内の首相に距離を置く勢力からも批判の声が上がっている。公明党は主張してきた早期解散がとても実現しなさそうなのでちょっと慌てているようです。まあ党の意向は別としてさっさと選挙を行って欲しいと思っている政治家の皆さんも多いことでしょう。もちろん、現状において11月30日の解散というのはもはや実現不可能でしょう。あとは年内なのか1月なのか、という含みの調整といったところです。が、現状12月で何かが変わっているとはとても考えられません。追加の景気対策後に解散が無いとするならばこれは年の持ち越しということになるでしょう。なんだよ、さっさと解散すると思ってたのに、という公明党と自民党にこれで傷でも出来たらさらに自民党には厳しい選挙になるでしょう。今解散しても内閣の支持率が50%も内容では安全圏の勝ちは無いと言えますし、かといって長引けばいろいろなところを齟齬をきたす。とりあえずできることは、世論が早期解散を望んでいない、という論調を広げていくことしかないですね。繰り返しますが、私は早期解散を強く望んでいます。それが長いタームで見た場合日本に必要なことだと思います。これほどせっぱ詰まった状況で無いと、日本人が未来の日本について考え投票することはあまりないのではないでしょうか。