※これまでの連載
物書きの仕事道具 sec.1 〜フレーム編〜
物書きの仕事道具 sec.2 〜PC・ガジェット類編〜
今回は、セカンドブロックに位置する「ノート・文房具類」に入ってみます。
ノート・文房具類
物書き仕事で使っている「ノート・文房具類」は、だいたい以下の通り。うん。ちょっと多いですね。
※これでも控えました。
一つ一つ紹介していくと、紙面と私の作業時間が大いに圧迫されるので、大きなカテゴリで括ってみましょう。
書き出すもの
ノートやメモ類です。これらは、
- リーガルパッドは、「デイリータスクリスト」
- IDEA PAPERは、「一人ブレスト」
- NuBoard Clearは、「アイデアのラフスケッチ」
- ルーズリーフ+バインダーは、「作業記憶の拡張」
- ミニノートは、「アイデアのメモ書き」
に使います。
下三つの違いについては、今回は割愛して、別エントリーに譲りましょう。
書き留めるもの
手帳やノート類です。- ほぼ日手帳は、「日記・ライフログ」
- モレスキンは、「企画ストック・インスピノート」
に使います。
一年も半分以上すぎた段階で、痛烈に感じていますが、「Hobonichi Planner」は私の使い方では狭すぎました。これについてはまた書きます。
企画ストックやインスピノートは、作業を進捗させるものではなく、そもそもの企画案を生み出すときに使うツールです。
これら二つは、上のノート群と違い「ストックする」ことを求めて使っています。
ようは「書き出す(書き捨てる)」ためのツールと、「書き留める(書き貯める)」ためのツールの二種類があるということですね。
もちろん「書き出す」ツールで作成したものも、スキャンなり写真なりでEvernoteでは取り込んでいますが、そもそもの目的が違う点だけは押さえておいてください。
書くもの
ペンです。基本的には
「ジェットストリーム」
「フリクションボール」
「0.9mmシャーペン」
が日常に使うペン。
そこに
「フリクションカラー」
「Preppy」
などが加わります。
一年前まではフリクションなんて見向きもしなかったのに、今ではすっかりユーザーです。
※以下のエントリーも参考にどうぞ。
『ネオクリッツ』で持ち歩いている文具たち
持つペンと思考の速度
貼るもの・その他
付箋系。というか付箋です。
一般的なテトリス棒スタイルの付箋から、全面粘着の正方形付箋まで、いろいろ持っています。「アイデア出しにはこれ!」という定番スタイルはいまだ見つかっていませんが、付箋が欠かせないことは間違いありません。
加えて、情報カードも一応ここに入れておきましょう。
好みのサイズは5×3で、LIFEのものをよく使っています。名刺サイズもなかなか悪くありません。
この二つは「これに使う!」と限定できるものではなく、さまざまな用途が考えられるのが特徴であり、それが分類を難しくしている原因でもあります。
さいごに
書く前から、おぼろげに想像していましたが、いちエントリーなんかではまったく収まりません。というわけで、とりあえずざっくりとした紹介だけにとどめておきました。『ハイブリッド発想術』では、ハイブリッドになってしまったので(当たり前)、がつんとアナログツールについてもまとめてみたいですね。「いまさら情報カード?」とか思う人もいるかもしれませんが、これがまた便利なんですよ。
▼こんな一冊も:
Evernoteとアナログノートによる ハイブリッド発想術 (デジタル仕事術) |
|
![]() |
倉下 忠憲
技術評論社 2012-06-30 |
コメントを残す