「白昼のテロ」と攻撃非難 シリア外相、米の責任強調(産経新聞) イラク国境に近いシリア東部アブカマルを米軍が攻撃し民間人らが死亡したとされる事件で、訪英中のシリアのムアレム外相は27日、ロンドンで記者会見し、「(米政府の)決意に基づく犯罪であり、テロ攻撃だ」と述べ、米国を強く非難した。シリア領内での米軍の攻撃報道、米報道官は「コメントなし」(産経新聞) 米軍ヘリコプターがシリア東部の民家を攻撃したとされる事件で、米国務省のマコーマック報道官は27日の記者会見で「コメントはない」と述べた。これがどこまで真実なのかはわかりませんし、仮に真実だとしてどういった状況で米軍が攻撃を仕掛け、民間人が死亡したのかということがわからないとコメントのしようもありません。しかしながら、このタイミングでこのような事件というのはちょっと薄ら寒い感じすらしてきます。ドルのさげっぷり、米国国内の株式の下げというのはいささか勢いが強すぎていて、かつ元に戻せる様な施策がほとんとない、という状況で、冗談とも付かない声で「戦争が起きるかもよ」という話がちらほらと出てきています。G7で解決できない問題であればもはや手当はできないと見てよいでしょう。現状で大きな損失分を抱えている投資家の中にはまったく冗談ではなく戦争が起こればよいのにな、と考えている人もいるかもしれません。アメリカという国が追い詰められたときにどのような態度を取るのか、というのはあまり見るチャンスが無いものですし、もちろんあまり見たくない様な結果に陥るという予想も大きく外れたものではないでしょう。これがこの報道だけでしぼんでいくのか、それとも輪をかけて拡がっていくのかはわかりませんが、結構注意して見ていた方がよいかもしれませんね。