メディアマーカーに新機能が追加されました。
【バインダー機能】 引用を登録できるようになりました。(メディアマーカー)
本の一部分を抜き書きして登録できる「引用機能」を追加しました。
論じるより産むが易し、なんて言葉はありませんが、まずは実際にやってみましょう。
実際にやってみる
こちらは引用入力画面。項目は「引用」「ページ番号」「引用に対するコメント」「twitter/Facebookへの連携」の4つがあります。
読書中にペンで傍線を引いた箇所をピックアップし、「引用部分」に入力。ページ番号を入力したかったのですが、半角数字のみということで、断念(※)。次に引用した部分へのコメントを書き込みました。
※この引用箇所が、「ⅳページ」だったため。
「引用登録」ボタンをぽちっと押すと、
下部に引用とコメントが追記されているのがわかります。このまま続けて入力できるということですね。というわけでもう一つ追加。
とりあえず、これで一旦終了します。本のページを確認してみると、
このように引用+コメントが追加されていますね。こうして作成したものをEvernoteに投稿すると、
こちらもばっちり引用とコメントが反映されたノートが作成されました。
メディアマーカーにはもともと「コメント」欄があるんですが、それとは違った使い方ができそうです。
具体的には『○○は一冊のノートにまとめなさい』シリーズで紹介されているねぎま式の読書メモですね。
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奥野 宣之
ナナ・コーポレート・コミュニケーション 2008-03-12 |
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奥野 宣之
ナナ・コーポレート・コミュニケーション 2008-12-05 |
偲ばれるMyScript
そういえばですよ。私以前に、Evernoteに読書メモを残す用のスクリプトを書いたんですよ。
Evernoteに読書ノートをサクサク作れるMacアプリ(AppleScript製)(R-style)
これもねぎまスタイルで引用メモ(便宜的にこう呼びます)を残すことができます。
このアプリ、個人的に気に入っているんですが、存在価値が危ぶまれてきました。
もちろん役割的な違いはあります。
メディアマーカーの引用メモは、一枚のノートに全てが集約されることになり、私アプリの場合は「一引用メモ一ノート」の形になります。
そこから一手加えて、メディアマーカーで作成されたノートに、作成した各引用ノートを「ノートリンク」機能で結びつけることで、個別の引用ノートが存在しながらも、一枚のノートに情報が集約できる環境が作れます。この考え方は『ハイブリッド読書術』でハブノートとして紹介しました。
ソーシャル時代のハイブリッド読書術 |
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倉下 忠憲
シーアンドアール研究所 2013-03-26 |
でも、「最初から一つのノートにまとめちゃってもいいんじゃね?」という考え方もあるでしょう。その方がシンプルに物事を進められることは確かです。
そういう意味で、ややこしいことは考えたくない、あるいはそもそもMac使ってないし、という方はこのメディアマーカーの新機能はなかなか便利に使えるのではないでしょうか。
さいごに
メディアマーカーは紙の本だけではなく、Kindle本や音楽、それにDVDといったメディアも登録できます。たとえば映画の気になったセリフを、この機能で記録しておく、なんて使い方もできますね。
劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [前編] 始まりの物語【通常版】 [DVD] |
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