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アカギ病

「死ねば助かるのに・・・」

という名言を吐いたのは赤木しげるさんです。『アカギ』の主人公ですね。あと『天』にも登場しています(こちらが先)。

他にも「倍プッシュだ・・・・・・!」「面白い・・・狂気の沙汰ほど面白い・・・」「 たとえ勝つにしろ 負けるにしろ 赤木しげるとして勝ち 負けたいのだ…」みたいな名ゼリフがわんさかあります。

そんな魅力的な登場人物に惹きつけられて麻雀に興味を持つ方も多いでしょう。すばらしいことです。

しかし、ときに「アカギ病」とでも呼べるような人を見かけたりもします。

なんというか、簡単に言ってしまうと「大ぶり」なんですよね。打ち方が。ひたすら大ミンカンしたりとか。いや、あんたの暗刻はそこにねーから、なんてツッコミたくなってきます。カン裏アリのルールなら、大ミンカンは得られるメリットに比べて被るデメリットの方が大きくなるのは、ちょっと考えればわかることです。特に意味もないのにカンしてしまうのは、愚策としか言いようがありません。

たしかに『アカギ』という漫画から学べることはいくつもあります。序盤〜中盤にかけての捨て牌の読み方だとか、反射だとか、結局は「心理」のやりとりのゲームだとか、そういうことは大きな学びと言えるでしょう。でも、それだけを知っていたとしても、雀力が劇的に向上するなんてありえません。もっと基礎的な事柄__たとえば牌効率について__の理解がなければ、長期的に見て勝率がアップすることはないでしょう。

「牌効率」という基本をどのように使うのか、という部分では「漫画的な知識」は役立つものの、牌効率そのものは、実戦や練習問題である「何切る」を繰り返し行うしかありません。そういうのが地味に効いてくるものなのです。

アカギさんに憧れるのはいいんですが、基礎的な練習をまったく無視して、その打牌を真似しても、得るものはほとんどないばかりか、失うものも少なくはないでしょう。

もちろん、この話は一種のメタファーで、ビジネス書でも似たようなことがあるよなぁ〜、と思うわけです。

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