気になります。
沖縄でもやりたいこと(ライフハック心理学)
いま、沖縄に来ていてもやりたいことをやっています。Evernoteの整理です。
いったい何のために整理をするのか、と人は尋ねますが、私はわかってきました。整理がしたいのです。整理をした先にあるものも大事ですが、整理をせずにはいられないのです。
もちろん私もEvernoteユーザーであり、かつ四次元ポケットのようになんでも放り込んでいますので、「Evernoteを整理したい」という気持ちは共感できます。
ただ、沖縄に行ってまでEvernoteの整理をしたいかというと、それは微妙なところ。私なら断然、青い海を臨みながら、いそいそと読書に励むことでしょう。
さて、上の記事を読みながら、ふつふつと疑問が湧いてきました。それについて書いてみます。
Do you like?
まず、最初に浮かんだのは「整理好きなのか?」
という疑問。
つまり、「Evernoteの整理が好き」というバックグラウンドに「整理全般が好き」という要素があるのかどうかです。もし、そういう要素がないとすれば、「Evernoteの整理が好き」という心的傾向は、一体何を意味するのか。
それが気になりました。
「本棚の整理が好き」と「Evernoteの整理が好き」は、一見似ているようで違った<素因>がありそうな気がします。
How?
次に気になったのが「Evernoteの整理とは、実際にどんな行為を指しているのか?」
です。
もちろん本人にとっては自明のことでしょうが、案外共通理解が成立してない事柄かもしれません。
「inbox」から他のノートブックにノートを移動させるのも整理です。定期的にゴミ箱をカラにするのも、タグの「表記の揺れ」を統一するのも、死んだ後に見られたら困りそうなノートを削除するのも、ノート数削減のためマージをせっせと進めるのも整理と言えるでしょう。
ある人が「整理」と呼ぶ行為は、一体どのようなものが含まれているのか。
この疑問は、次の「気になること」とも関連してきます。
ideal?
「心ゆくまでEvernoteの整理が終わったとき、Evernoteはどのような状態になっているのか?」感覚的な答えになるかもしれませんし、機能的な答えになるかもしれません。
ともかくダムを止めて(新規ノートの生成がゼロで)、Evernoteの整理を進めていき、「十分に整理し終えた」と思った瞬間、そのEvernoteは(自分にとって)どのような状態になっているのか。つまり、「整理」という行為が目指している終着点の姿を知りたいのです。
とすれば、二つ目の疑問はそのための「手段」を解明するものと言い換えられるでしょう。
若干方向性が違いますが、
- コンビニに買い物(終着点)→散歩の代わりに歩く(手段)
- ハワイに新婚旅行(終着点)→飛行機でひとっ飛び(手段)
- 温泉地に傷心旅行(終着点)→どんこうでノンビリ(手段)
のように、手段と目的の両方を捕まえることはとても大切です。片方だけだと不完全な理解にしかなりません。
さいごに
「何のために整理している」という目的がなくても__そこに整理対象があるからだ、になるでしょうか__、整理という行為には、その内側に目指している方向性が必ずあります。簡単に言えば「整理された状態」に向かって進むのです。
問題は、その「整理された状態」というのがどのようなものであるのか、です。そこにはきっと個性の要素が入り込んできますし、それはつまり非常に気になる対象だ、ということです。
4 thoughts on “Evernoteの整理好きに聞きたい3つのこと”