物書きと道具箱

「Evernote Web Clipper 6.0 for Chrome」を使ってみたよ

EvernoteのChrome用拡張機能「Web クリッパー」がバージョンアップしたようです。

Chrome Web クリッパーの最新機能(Evernote)

デザインの全面的なリニューアルに加え、追加機能もちらほらと見受けられます。

なんでも来いのクリッパー


Webクリッパーボタンをぽっちと押すと、右にサイドバーがニョッキと表示されます。

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ズームイン。

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さらにズーム。

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ご覧の通り「クリップ」で選択できるのは5種類。

「記事」

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「ここら辺が記事の中身じゃないっすか?」とクリッパーが判断した部分が抽出されます。Blogなどのクリップには便利ですね。

「簡易版の記事」

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要するに「Clearly」表示でのクリップ。なんだかんだでこういう簡易表示は落ち着きます。そもそもHTMLはコンテンツの中身とそのスタイルの分離が進められているんですから、読む人が読みやすいようにスタイルを選択できるのが一番であって、「俺のデザインを見ろ!」みたいなのは・・・と話がずれました。

「ページ全体」

ごく普通のクリップです。解説は不要でしょう。

「ブックマーク」

少し変わったクリップ。

これを選択したからといって、別にソーシャルブックマークに追加されるわけでも、ブラウザのお気に入りに登録されるわけでもありません。ブックマーク用途のノートが作成されるだけです。

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ページのコンテンツではなく、ページそのものの情報を保存したいときに使えますね。たとえば「iOSプログラマなら是非ともチェックしておきたいBlog」とか、そういうのをとりまとめるときに使えそうです。

「スクリーンショット」

そのとき表示されている画面をスクリーンショットとして保存します。

これを選択した場合、下にある「描き込みツール」で画面に矢印やテキストを書き込むことができます。

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Skichのスクリーンショット機能をWebクリッパーが取り込んだ、という形ですね。この方が自然に使えそうな気がします。

※サンプル
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保存関連情報

また、保存先のノートブックやタグを指定することもできます。

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まあ、これがないと困りますね。

小さな便利機能:リマインダー


もう一つ小さい機能ですが、クリップが終わった後に表示される、小さな窓の右上に「リマインダー」ボタンが付くようになりました。

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これで、

「このページは後でみよう」
「この記事は更新のネタに使おう」
「10月20日に旅行する際に、この地図ページを参照できるようにしよう」

なんてことが、簡単にできます。

もちろん、取り込んでからEvernote上でリマインダーを設定してもよいのですが、やはり「忘れないうちに設定できる」という機能はありがたいですね。

これで完璧か?

ご覧のように、実に多様な形でWebページを保存することができます。たいていの保存欲求は満たせるでしょう。

じゃあ、これで完璧かと言われると、まだもう少しという答えを返しそうです。

まず小さな所ですが、オプションで保存する形式ごとにタグを指定できたらGoodです。

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現状は「常に次のタグを付ける」ですが、「このタイプのクリップなら常に次のタグを付ける」となればいいですね。そうすると「ブックマーク」で保存したノートに「ブックマーク」タグを付ける、といったことが簡単にできます。こういうタグの付け方は、そんなに珍しいものではないでしょう。

もう一点、大きいポイントなのですが、「記事に対するコメントを存分に残したい」という欲求があります。

記録、という点では、Webページの保存も記録なわけですが。それを読んだ私の感想や思い浮かんだ意見もまた記録の対象です。で、現状のWebクリッパーはその辺りの記録機能が非常に貧弱です。さすがにスクリーンショット撮影して、テキストツールで記入、なんて面倒でやってられません。
※スクリーンショットは一画面のみなので、長いページだと複数回必要になります。

個人的には「Clearly」の表示でページを読みながら、まるで本の欄外にペンで書き込むような感覚で、自分のメモを残せるような機能が実現されたら、これは完璧だ、と頷けそうです。もちろん、ページ側の情報も画像ではなくテキストで保存されているのがベストです。

さいごに

と、わりと好き勝手に書きましたが、たぶんそういうニーズを期待している人って、あんまりいないのかもしれません。となれば、自作するしかないですね・・・。

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