2013年におけるEvernoteの利用方法を紹介している企画。
第一回:Evernoteの「001[inbox]」の使い方 -2013年版Evernoteの利用方法
第二回:「短期選抜」ノートブックとのお別れ -2013年版Evernoteの利用方法
今回は「知識」を溜め込んでいく二つのノートブックについて。
知識BOX
まずは「知識BOX」から。なにやら大層な名前がついていますが、たんにコード関係の備忘録です。現状は、AppleScriptとPHPがメイン。
自分で作ったコードを保存してあります。ほぼコピペのものもあるので、「作った」というよりは「使った」といった方がよいかもしれません。
えっ?Githubを使えばいいじゃん?
まあ、そうですね。一応いくつかはそちらにもアップしています。ただ不十分・不完全なものもあるので、それはEvernoteだけに留めています。
職業的コード書きではないので、ちょっと時間をおくと、まるっとコードを忘れるんですよね。Google先生にお伺いを立てて、一発で発見できるならよいのですが、複数のサイトを参照してちみちみ作り上げたものなんかは、自分で記録しておくにかぎります。
読書メモ
名前の通り、「読書」に関するメモを保存してあるノートブックです。本の内容をまとめたものや、内容を引用して考察を加えたもの、図解画像を作成したもの、なんかがあります。
わかりにくいですが、上の画像の右側に表示されている「コトラーのアイデアノーティング」というノートは、フィリップ・コトラーが共著者である『マーケティング思考法』の一部をまとめたもので、シゴタノ!の原稿の素材になりました。
※コトラーのアイデア・ノーティング
また、書評を書く前に本の内容をまとめてA4用紙に書き出したりもしていますが、そうしたものも__スキャンして__このノートブックに放り込んであります。
こうしたスキャンしたノートは、以前紹介した「プレゼンモード」を使うと快適に閲覧できますね。
※Evernote上で、スキャンしたアナログノートをパラパラと閲覧するように
さいごに
こうしたノートは、アイデアメモのように爆発的には増えてはいきません。そのかわり、役に立つ度(期待値といってもよいでしょう)はわりと高いです。
もちろん言うまでもありませんが、目的はノート数を増やすことではなく、コードを書くことであったり、本を読んで内容を理解することです。優先順位のつけ方を間違えないように注意したいですね。
では、Happy EvernoteLifeを!
次回:貯めるスクラップ、読むスクラップ -2013年版Evernoteの利用方法
▼こんな一冊も:
Evernoteとアナログノートによる ハイブリッド発想術 (デジタル仕事術) |
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倉下 忠憲
技術評論社 2012-06-30 |
EVERNOTE「超」知的生産術 |
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倉下忠憲
シーアンドアール研究所 2011-02-26 |
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