かなり久々の更新。この間にすっごいいきおいで下げますね日本もアメリカも。麻生首相 追加的な緊急経済対策を指示(産経新聞) 何か大きな勘違いがあるのかもしれませんが、今は世界的そして構造的な金融不安がこそがこの株安の引き金となっているわけで、日本が赤字国債を発行し、それが最大限効率的に使われたとしても不景気の波自体は消えないでしょう。輸出企業が多い中で世界不況であれば、多少日本にお金を流したとしても焼け石に水。 だったら、その分を本格的な倒産連鎖を食い止めるために使った方がよいのではないかと思います。まあ、総選挙前なんで国民の目の前にお金を出したい、という気持ちがあるのかもしれませんが、こういった方向性が誤ったお金の使い方に関してはしっかりとNOをいうべきではないでしょうか。G7、為替で懸念表明へ 過度の変動をけん制(日本経済新聞) はっきりと言えることは、今の為替の変動、つまり大きなドル安は決して実態とかけ離れてなどいない、という事でしょう。アメリカが抱える双子の赤字の規模は大きくなる一方で、かつ根本的な解決の方法など見つかってはいません。何とか今はドルが世界の基軸通貨であるからこそ各国が支えているのであって、そういう信頼が崩れてしまえば、ドル安の方向はいわば当然といってもいいでしょう。NY株189ドル安 5年2カ月ぶり安値 世界同時不況懸念で (日本経済新聞) 米財務長官、金融安定化法による資本注入を示唆 (日本経済新聞) さすがに今朝くらいはダウは反発すると思っていましたが、実際は売りに推されさらなるマイナスに。一体何処までいくのでしょうか。まあ行くところまでいくのでしょうけども。日経平均6日ぶり反発、午前終値115円高の9318円 (日本経済新聞) まあ何とか前場はプラスで引けました。ただ、最後ダブルトップの形になっているような気配も内ではないですし、午前中の最高値が午後に入った直後に更新できなければさがっていくかも、というような雰囲気です。あとは上海の動き方も絡んできそうです。