NYダウ急反発、485ドル高(日本経済新聞) 日経平均反発 終値108円高の1万1368円(日本経済新聞) ダウは、前日から半分はなんとか戻しました。しかし全く持って余談を許さない状況です。日経平均は明かな様子見で、プラスといえども今後の展開次第では軽く吹き飛ぶ程度のプラスです。再び1万1000円まで行くのか、それともダウが続伸して多少落ち着くのか。今非常に微妙なところだと思います。米上院、金融安定化法案の修正案合意 預金保護上限引き上げ (日本経済新聞) 上院は30日、銀行破綻時に保護する預金の上限の引き上げを盛り込んだ金融安定化法案の修正案で合意した。1日に本会議で採決する方向だ。ニューヨーク・タイムズ紙など米メディアが一斉に報じた 金融機関への不安感、不信感を少しでも払拭しようという動きなのでしょう。ただ、これで根本的な治療になるのかは微妙なところ。大企業製造業の景況感、5年3カ月ぶりマイナス 日銀短観 (日本経済新聞) 日銀が1日発表した9月の企業短期経済観測調査(短観)によると、企業の景況感を示す業況判断指数(DI)は大企業製造業でマイナス3と、6月の前回調査から8ポイント低下した。4四半期連続の悪化で、DIがマイナスとなるのは2003年6月以来、5年3カ月ぶり これもしプラスだったら相当楽観的だということになりますね。現状ではマイナスで仕方なし、でしょう。仏大統領、金融危機食い止めに躍起 週内に新たな金融安定化策 (日本経済新聞) 米国発の金融危機が欧州に広がるのを食い止めようとフランスのサルコジ大統領が動きを強めている。30日早朝に仏ベルギー系の銀行大手デクシアへの公的資金投入を決め、その後、金融機関の経営者を呼んで十分に資金を供給するよう要請。週内には新たな金融安定化策をとりまとめる見通しだ。EU、金融安定化へ首脳会議 日米などに開催要請へ(日本経済新聞) 欧州連合(EU)は国際金融危機への対応を協議するため、日米など主要国に緊急首脳会議の開催を求める。EU議長国の仏サルコジ大統領が29日に表明した。まずEUや主要国の英独仏伊、欧州中央銀行(ECB)が金融安定化策の枠組みをまとめ、そのうえで日米などに金融監督の強化や市場の透明性向上を巡る連携を呼びかける。そのうえで、金融安定化に向けた国際的な協調体制構築につなげたい考えだ。日銀、8000億円を即日供給 11営業日連続 (日本経済新聞) 日銀は1日、短期金融市場に即日で8000億円の資金を供給する公開市場操作(オペ)を実施した。金融不安を背景とした短期市場の混乱で、一部外国銀行の資金不足が続いていることに対応する。日銀による即日供給は米証券大手リーマン・ブラザーズの破綻直後の9月16日以来、11営業日連続となる。日本だけでなく、ヨーロッパ、ロシアも本腰をいれた対応を迫られています。協調路線が必要なことは確かなのですが、一歩間違えば、皆で協調してドルを見捨ててしまおう、多少の傷みは我慢、などという協調路線が出てきてしまうと、アメリカを見捨てることが出来ない日本は一緒に泥船に乗り続けなければならない羽目になってしまいます。そういった方向に進まないことを祈るばかりです。