時事ニュース

エキスポ ジェットコースター事故

コースター脱輪、女性死亡19人けが 大阪・万博公園

5日午後0時50分ごろ、大阪府吹田市千里万博公園の遊園地「エキスポランド」で、ジェットコースター「風神雷神(ふうじんらいじん)2」(6両編成)が脱線し、2両目にいた女性客が車両とレール左側の手すりに挟まれて死亡、他の乗客19人が重軽傷を負った。大阪府警は、車軸の一部が折れて車輪が脱落し、車両が左側に傾いたとみて、業務上過失致死傷の疑いで吹田署に捜査本部を設置し、6日にもエキスポランド社(山田三郎社長)など数カ所を家宅捜索する方針。

本当に痛ましい事件である。連休で楽しく休日を過ごしていた人々をスポンっと悪夢の狭間に放り込むような事件である。

朝の目視点検「異常なかった」 分解検査、連休後に控え

大型連休中の遊園地で、看板のジェットコースターが起こした死亡事故は、一歩間違えば凶器になる高速マシンの怖さを改めて示した。車軸が折れた理由は、まだ分からない。各地の遊園地は緊急点検に追われたが、不安はぬぐえない。

どちらかというと、やはり連休前にきちんと点検を行うべきであっただろう。

エキスポランド、2月の定期検査で事故機を「A判定」

大阪府吹田市のジェットコースター死亡事故で、エキスポランド社が今年2月に吹田市に提出した事故機の定期検査報告書で、今回の事故で破断が起きた車軸も含め、全検査項目を「A判定(=良好、指摘なし)」としていたことがわかった。

そもそも定期検査が適正であったのかどうかすら怪しいところではある。

全国のジェットコースター、緊急点検を 国交省が要請

大阪府吹田市のエキスポランドのジェットコースター死亡事故を受け、国土交通省は6日、全国の遊園地やテーマパークに対しジェットコースター全基の緊急点検をするよう、関係自治体を通じて要請した。

まあ当然こういう流れになる。

絶叫マシン、安全点検に“法の穴”…行政に確認求めず

大阪府吹田市の遊園地「エキスポランド」で起きたジェットコースター「風神雷神2」の脱線事故で、こうした「絶叫マシン」などの安全点検は遊園地にゆだねられている現状がある。

 建築基準法は設置者に検査を義務付けているが、検査結果の確認を行政側に求めておらず、同市の担当者も「(遊園地側から出される)検査表を信用するしかなかった」と話している。


それはまあ当然だろう、いちいち行政が出向いてくることでもないだろう。安全性は当然それを提供する側がきちんと担保しておくべきことであろう。
こういう事態がおこれば、この遊園地がどういったことになるか、というきちんとした想像力があれば、安全管理に関しては決して手を抜くことはできないだろう。

しかし。しかしである。記憶に新しいのでは「不二家」の事件がある。JRの脱線事故もあった。もちろんそれ以前でも、企業が消費者の安全にかけるコストをかなり省いていた事件は最近の日本では目立っている。
今までは、そういうことは一切気にせずに、生活を満喫することができたのだが、今ではどんな一流の大企業のすることでも、ちょっと首をかしげて、視線を移して見ていく必要がある。

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おそらく事件の起こったジェットコースターに乗っていた人は、これから遊園地で心から楽しむというこはなかなかできないのではないかと思う。もちろん事故で無くなった方に比べれマシといえるかもしれないが、そんな不幸の比較をしても仕方が無い。

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記事によると、今回のこのジェットコースターの車輪は92年以来交換されていなかったということだ。
そして、この朝の定期点検がきちんと行われていたとするならば、目に見えない金属疲労があった、ということだろう。そして、遊園地側はそれをケアできていなかった。そういうことが起こる可能性を考慮できていなかった。今まで問題なかったから、これからも今までの点検のやり方で大丈夫だ、という認識だった、ということだろう。
これは、ちょっと視点を引いてみれば、まさに日本社会が陥っている状況がそのまま現れているような気がする。
目に見えない金属疲労、惰性とも呼べる慣習、そして・・・。

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こういう事件が起こると、とりあえずしばらくは企業のほうも身を引き締めるし、消費者の側もいろいろと気を使う。しかしこの国では本当にそれが長続きしない。そこにはほとんど教訓というものが生かされていない。
日々提供される情報が多すぎて租借している暇もないのだろう。
こういう私のブログだって、本当に気をつけていないとそういうことにすぐなってしまう。

「感情」が継続しない、あるいはさせない社会構造になっているのかもしれない。それはある部分では楽であるかもしれないが、しかし大きな何かが欠落してしまう可能性もある。それは結構怖いことなんではないかな、と思ったりもする。

2件のコメント

  1. 私のブログでも書きましたが、日本全体に点検への軽視、コスト削減対象なっているように思えます。
    そのために負うリスクを忘れて・・・・

  2. >梟の目さん
    安全性からもたらされるメリットというのは直接目に見えにくいものですから、慢心のある企業はその辺が置き去りになってしまうんでしょうね。

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