Evernoteの使い方

Evernoteのタグの階層化について

以下の記事に、タグの使い方についての問題提起がある。

Evernoteのタグは階層化させないほうがいいのかも(しごたのじゃーなる)

改めて、タグは階層化させずに、接頭辞を工夫して乗り切るのがいいのではないかと思っている。

そんなに大げさなことのようには思えないが、食指が動く問題ではある。

ちょっと考えてみよう。

※ちなみに、現状タグが十数個しかないのならば、あまり気にしなくてよい。

タグの階層化とは?

まずは、階層化について。

screenshot

階層化とは、上のように、あるタグの下にタグを位置づけること。図で言うと、少しへこんでいるタグが上のタグの「下」に入っていることになる。この場合、上にあるタグを「親」、下にあるタグを「子」と呼んだりもする。「子」にあたるタグの下に、さらに「子」のタグ(孫にあたる)を作成することも可能だ。

一般的には、親タグを「大分類」、子タグを「中分類」、孫タグを「小分類」、と使われることが多い。たとえば、

国産ビール(親)
──サッポロビール(子)
────エビスビール(孫)
──キリンビール(子)
────一番搾り(孫)

こんな感じだ。

こうした階層構造を持つ場合、たとえば「親タグ」をクリックしたら、その下に含まれるタグ(つまり、子タグと孫タグ)がつくもの全てが表示される、という機能になっていることがほとんどだ。サッポロビールもキリンビールも「国産ビール」には違いないのだから、「国産ビール」タグをクリックしたら、その両方が表示されるのは当然のことだろう。

が、Evernoteのタグはこのような仕様にはなっていない。

つまり、大中小の分類で、コンテンツ(Evernoteの場合はノート)を切り分ける、ということはできないのだ。

現状のEvernoteのタグの階層化は、あくまで「見た目の整理」以上の意味を持っていない。

接頭辞でもいい?

だとすれば、しごたのじゃーなるさんで紹介されているように、接頭辞で対応することももちろん可能だろう。「見た目の整理」ならば、それでも十分機能する。

さらに、「あるカテゴリーのタグはこの接頭辞」というルールさえ覚えてしまえば、タグ入力が簡単になるメリットも付いてくる。
※これは私も愛用しているテクニックだ。

であれば、接頭辞でもいいじゃん、ということになる。

もしかしたらそうなのかもしれない。

階層化のメリット

が、タグの階層化にまったくメリットがないわけでもない。

一つは、表示を閉じたり開いたりできること。

screenshot

これは私のタグだが、大カテゴリーだけが表示されていて、それ以下のタグは全て隠されている。もちろんクリックすれば展開することも可能だ。階層化を深くしすぎなければ(子どもの子どもの、それまた子どもの子どもの…)、全体を一覧したり、大カテゴリーだけ表示させたりといった切り替えは数クリックで済む。

もう一つは、将来的にEvernoteがタグの階層化が本来持っている機能に対応する可能性だ。これがありうることなのかどうかはわからない。が、まったくない、というわけでもないだろう。そうなったとき、大中小分類でノートの閲覧を切り替えられるというメリットが出てくる。

あるいはEvernoteが対応しなくても、やんちゃなプログラマーが「いっちょ、やったるか」と作るかもしれない。技術的には無理難題ではないだろう。あるタグの下位のタグを調べて、それが付いているノートを表示すればいいだけなのだ。
※かなり重くなりそうだが。

さいごに

結局どっちなんだ、というと明確な答えは出てこない。

全ては「タグの階層化」が持つ本来的な機能が実装されるかどうかにかかっているだろう。されるのなら、階層化によってEvernoteの使い勝手が広がることになる。

が、現状はそうはなっていない。私のタグリストを見てもらえば分かるように、「親タグ」だけのタグがある。なんのノートにも付いていない、ただ整理のためだけのタグだ。こういうのは、わりと無駄っぽい気もする。

ちなみに、Evernote的にはタグはまったく整理されていなくても問題ないが、利用者的には整理しておかないと、どんなタグがあったのかがまったくわからなくなる点には注意である。もちろん__最初にも書いたように__、タグの数が少ないときは、あまりこの問題は気にしなくてもよい。

みなさんは、タグの管理をいかに行われているだろうか。


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1件のコメント

  1. 私はタグをたくさん作るので、単に整理の意味合いで階層を使っています。

    あと、名前の先頭を例えば以下のよう揃えておけば、ワイルドカードでまとめて絞り込むこともできますね。

    Beer:国産ビール
    Beer:サッポロビール
    Beer:エビスビール

    タグはいつでもリネームできますので、まとめて検索したくなったときに一時的に上記のようにリネームするのもありかと思います。

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