丁寧に書きさえすれば

丁寧に書きさえすれば、それでいい

美しい文章である必要はない
論理が整っていなくてもいい
勢いが不足していても、説得力がなくてもいい
ただ、丁寧に書きさえすれば、それでいい

丁寧に書くことは、ゆっくり書くこととは違う
最初は書き殴ってもよいのだ。むしろそうすべきだろう
それを、後から整えてゆく

形式はどうか 表現はどうか リズムはどうか タイトルはどうか
指さし確認する駅員のように それらをチェックしていく
それが丁寧に書くということ

間違いはないか 読みにくくないか 誰かをひどく傷つけないだろうか
贈り物を包装する店員のように それらをチェックしていく
それが丁寧に書くということ

読み返せ。何度も何度も読み返せ。
古くから、たびたび言及されている心がけ
決して古びない原理原則 それだけが時を超えるセオリー
勢いよく打ち上がる花火には目を奪われるが それが長く留まることはない
消費される言説は花火のようなものだ
僕らは原理原則に目を向けよう

丁寧に書きさえすれば、それでいい
もちろん、もっと上を目指すのもいい
でも、はじまりは、いつだってそこからなのだ

(from this book)

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