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久間防衛相が辞任、雑感

結局辞任されてしまった。

久間防衛相辞任:原爆投下「しょうがない」発言で引責

久間章生防衛相は3日午後、首相官邸を訪れて安倍晋三首相と会談し、米国による広島、長崎への原爆投下を「しょうがない」と発言したことについて、「この問題について皆さん方の理解を得られていないようなので、けじめをつけなければいけないので、私自身が辞任する」と述べ、責任を取って閣僚を辞任する意向を伝え、首相も了承した。久間防衛相は記者団に「長崎の皆さんに『しょうがない』という言葉で迷惑を掛けました。参院選挙への影響を考えて決断した」と語った。

政治家としてひとつの責任を取ったということだし、発言の重みというものを理解されたということだろうから、これはひとつ良かったといえるかもしれない。

ただ、まあ参院選に向けて余計なファクターはひとつでも減らしておこうという意図も見えてしまい、まあ政治なんてそんなもんだという感じも受けなくは無い。

辞任する必要があったのかどうかというのはなかなか微妙なところではある。しかし、今までの安倍内閣の失言の中で唯一私が不信感をあおられた発言であったことは間違いない。

ある意味で、これでさらに日本とアメリカの距離というのは開いてしまうかもしれない。
アメリカも若干日本と距離をおきたがっているように見えるし、次の大統領しだいではその距離はますます広がるということも考えられる。
パートナーとしての日本の魅力が徐々になくなってきた、ということに尽きるのかもしれない。もちろん今のところ米軍基地が日本国内に存在し、アメリカの債権も日本がかなりの量を持ち続けている。

しかし、もやは蜜月の関係という響きはうっすらとぼやけてすらいるだろう。
日本も国防をのぞけばアメリカという国の存在はそれほど必要ではない。むしろ、環境問題、核廃絶においては相対する国であるという認識であってもおかしくはない。

さて、そういう状況で、なんとかアメリカに歩み寄る政策を採るのか、それとも今よりもさらに距離を置く政策を採るのか、というのは日本にとってかなり重要なことだろう。
単純に憲法改正の問題とも絡んでくる。
次の選挙では、もちろん年金問題が争点になるだろう。しかしながら、もう少し長期的、国際的な視野もそろそろ必要になってくるのではないかと思う。国際情勢をボードゲームの盤を見つめるように、きちんと情勢関係を把握でき、行動の指針を立てられる政治家、政党があればまったく問題は無いわけだが・・・。

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